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2006年総括:ティアゴ・モンテイロ

2006-12-20 00:26:18 | F1
ティアゴ・モンテイロ

決勝最高9位

Rd 予選 決勝
01 19位 17位 バーレーン
02 20位 13位 マレーシア
03 20位  R オーストラリア
04 19位 16位 サンマリノ
05 20位 12位 ヨーロッパ
06 18位 16位 スペイン
07 17位 15位 モナコ
08 16位 16位 イギリス
09 19位 14位 カナダ
10 15位  R アメリカ
11 20位  R フランス
12 20位 失格 ドイツ
13 16位 9位 ハンガリー
14 20位  R トルコ
15 20位  R イタリア
16 19位  R 中国
17 21位 16位 日本
18 22位 15位 ブラジル


昨年ジョーダンからデビューして19戦中18完走という記録を残したティアゴ・モンテイロは、その安定感が評価されて見事この20006年も残留を果たしました。
そして、今年もモンテイロは堅実な走りを見せたのです。前半9戦で8完走と高い完走率を誇り、今年も彼の持ち味が発揮されていました。
ですが、後半戦はその完走神話が完全に崩れてしまいます。モンテイロにはアクシデントやマシントラブルが襲い、さらに車両規定違反での失格などもありました。結局後半9戦の完走回数はわずか3回に終わっています。
速さの面でもそれほど光るものは感じられず、アルバースに比べると多少劣るという印象しか残りませんでした。速さよりも完走率が売りとなっていたモンテイロにとっては、今年は何も残すことができないシーズンとなってしまったのです。

現時点で来年の残留は確定しておらず、スパイカーのセカンドシートは間もなく発表されると見られますが、モンテイロがそこに収まるとは限らないようです。
実際今年のモンテイロの結果は物足りないものであり、彼を起用するメリットとしてはスポンサーマネーくらいしかないという状況です。

はたして来年、モンテイロはF1ドライバーとして1年を走りきることができるのでしょうか。
言うまでもなく、F1は速さを競うスポーツです。マシンをフィニッシュまで走らせることも大事ですが、速さを見せられないドライバーは最終的にF1を去る運命となってしまうのです。
もし来年モンテイロに再びチャンスが与えられるならば、その時は速さを見せつけてもらいたいものです。