出ました！石油政策小委員会報告書

新・国家エネルギー戦略の最終とりまとめに向けて、色々な小委員会の報告書が出てきていますね。
その中で注目となる　石油政策小委員会報告書　がでました。

まず導入部において　”ピークオイル論が妥当するか否かは別にして”　という、ピークオイル論に対して踏み込んで無い事を残念に思います。
ただ石油の供給不足のリスクが高いこと、供給不足になった場合は国民生活に大きな影響を与える事を明確に書いている点は良いかと思います。
あとは石油依存の高い運輸部門に対する対応として、バイオエタノールとＧＴＬ位しか提案されてないのが寂しいですね。でも現実的にはそれ位しかないのでしょうか・・？
短期的にはそれでも良いかもしれませんが、長期的な解決にならないでしょう。
あだなお。さんの記事”エコ燃料は持続可能か？”のような問題も出てきますし。

石油政策小委員会で提案すべき事ではないかもしれませんが、脱自動車社会というのが出てきても良いと思いますね。

ちなみにこの報告書の内容は　以下のパブリックコメントを経て、
パブリックコメントの募集(～6/30)
最終的な　”新・国家エネルギー戦略”　の発表に繫がるのでしょうか。。

新・国家エネルギー戦略(中間とりまとめ)

私も自動車会社発で、根本的解決に極力繫がる提案をしていきたいと思います。

参考）
石油代替エネルギーの供給目標


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