活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【12月7日】

2016-12-07 | 新書

天才アラーキーこと荒木経惟のその名もずばり、写真ノ説明を読んで、これは半分以上のページが写真なのであっという間に読了。自ら自分の作品を説明した本です。アラーキーは機材にこだわらずにそこにあるカメラで撮った写真が多く、さらに撮った場所も小道具はありますが、その場その時の瞬間を利用しています。自然風景作家のように何時間もそこで粘るとか通うとかいうことはなく、街中で、ビルの上から、そして室内で、そもそも対象が人ですから、人が写っていれば基本はいいのです。時々、空を写しますが。篠山紀信とは写真に向かう姿勢で論争をしたことがあった記憶がありますね。たけしとタモリくらいの差がある気がします。本の最後に、週刊大衆に連載している人妻エロスから二人ほど、作例が出ていて、実に艶めかしいものです。下手なモデルよりも性欲を感じさせる作品だと思いますが、アラーキーの世界そのものであると思いますなぁ。

「写真ノ説明」荒木経惟 光文社新書

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