活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【1月10日】

2018-01-10 | 新書

池田屋騒動では多くの長州人が捕らえられましたが、蛤御門の変で京の街が焼けてしまった時のどさくさで、みな首を刎ねられたそうです。永倉新八はこれを大いに悲しんでいます。有為な人材を失ってしまったというのです。新撰組は近藤勇の下、殺戮を繰り返しましたが(まぁテロリストを成敗したとも云えますが)、永倉のように無為な殺人を嘆いた人もいたわけです。近藤勇と違って永倉は松前藩士という武家の出ですから農家出身の近藤とは思想が違ったのかもしれません。新撰組顛末記半分まで読みました。

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