いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

ホタルのお話し

2017-06-02 09:28:06 | 今日の「いのちの森」


「ホタルの生態」について少しお話しましょう。

ヘイケホタルは、6~7月頃発生します。ゲンジホタルと違って発生期間が長いです。 この時期、光で交信し、交尾をしたメスは、小川や田んぼの畦(土手)の水辺の草や苔に0.2ミリ位の卵を産み、2~3週間で孵化し、約2ミリの小さな幼虫の姿で水の中に落ちます。

それから、カワニナやモノアライガイ、タニシなどの巻き貝を食べ、4回の脱皮を繰り返し、約15ミリ~20ミリ位の大きさになります。 

そして、5月初めの小雨の降る夜に小川から上陸して畦(土手)の土の中に潜り、サナギになります。 ホタルの幼虫も光ます。

約1ヶ月後の6月初めに成虫のなったホタルは、温かい夜に土の中から、這い出して来ます。

成虫になったホタルは、夜露を飲むだけで、何も食べず、7~10日の命のある間、光で交信し、交尾をします。 これを助けるために、遮光ネットを張っています。

ホタルのお尻に近い部分に、黄色くみえる"発光器"というものがあります。その中には"ルシフェリン"という発光する物質と、発光するのを助ける"ルシフェラーゼ"という酵素があります。この2つの物質と体の中の酸素が反応して光を出します。 したがって、触っても熱くありません。

卵は平均して100個ほど産みますが、野生のホタルの生存率は1割ほどしかないといわれています。

いのちの森でみられるホタルが、いかに貴重かが、おわかりでしょう。 毎年、稲毛海岸の埋め立て地で、ホタルが見られるということは、一つの奇跡のようなことなんです。
 
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 5/29(月)いのちの森のホタル... | トップ | 今日は、大野台に行って来ま... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む