家のポストに自民党のパンフレットが入っていた。これで2度目だ。一回目は表紙に〈政治はギャンブルじゃない。民主党の「お試し政権」に日本を任せられません〉と書いてあって「なんじゃ、こりゃあ」という不快感を覚えた。
それまで別に自民党が嫌いとかダメとかという一方的な気分はなるべく持たないように努めてきたつもりだ。それは小泉郵政選挙で自分が無思考状態になって自民党に一票をいれてしまったので、今度は「政権交代」をキーワードにしてまた自分が思考停止にならないように、民主党も自民党もほかの少数政党に対しても決めつけはやめておこうと思っていた。
どの政党に投票しようが、ほとんどの人はだれも「ギャンブル」だなんて考えていないはずだ。軽い気持ちでも万感の思いが詰まった一票でも決してギャンブルなんかではない。それは当選が難しい候補者であってもだ。自分だって決して決めつけをせずに十分に吟味しようと思っていた。
そこにこの自民党のチラシだった。ページをめくると民主党の政策や発言などの欠点を主張した文章が並べられている。要するに悪口だ。自民党に言わせれば、悪口ではなく批判です、なんて言うかもしれない。そんなことを説明されたとしても直感的な印象は変わらない。
ふつう、人の悪口を聞くのは耳が痛いはずだ。会社の上司の悪口を酒の席で言ってストレス発散するということは同調する人が同席しているから成り立つものだ。カミさんやダンナの悪口をいう人はたくさんいるけど、知らない人の悪口を聞くのは苦痛でしかない。一般的に日本人は悪口そのものがいけないことだと道徳教育されてきたはずだ。
アメリカの選挙のネガティブキャンペーンを参考にしたのだろうか。アメリカ語には悪口の文句がたくさんある。シット、ファック、ビッチ、アースホールとかアメリカ映画に出てくるだけでもけっこう耳にする。人をけなす言葉が一種の特徴といってもいいかもしれない。だからアメリカの選挙ではえげつない対立候補者を愚弄するCMが流れて、それがけっこう効果があるという理由かもしれない。
アメリカの選挙のやり方をマネしたというなら確実に逆効果だ。中には熱心に読んで「民主党はダメなんだ」と思い込むひともいるかもしれない。自民党の熱心な支持者ならこのチラシを見て決意を新たに固めるかもしれない。しかし、慎重に考えている人間にとってはマイナス効果しかない。
パンフレットに「ギャンブルじゃない」なんて書いてあったら、慎重に考えているところに水を差された気分だ。決してギャンブルだなんて思っていない。それでもやっぱり「決めつけ」はやめようとまだ慎重に思っていよう努力していたが、2回目のパンフレットがポストに入っていて、表紙に「民主党さん、本当に大丈夫?」と書いてある。
もう読む気はしない。自民党の政策など、どうでもいいという気分になってしまった。まずヨソの悪口をいう人も集団もその時点で人格上問題がある。道徳上も適切じゃない。宣伝工作なら失敗だろう。少なくとも慎重派の自分にとっては。
宣伝するならもっと上手い方法があるはずだ。いつだったか麻生さんは、行き過ぎた自由主義経済と決別する、というようなことを言っていたはずだ。あの発言の方がよっぽど説得力がある。年金問題処理についても、いま現在、舛添さんがやっている作業の詳細を説明するほうがずっといい。
テレビに出てくる街頭演説でもなんで民主党の批判ばかりしているのか。どんどんイメージが悪くなるばかりだ。もっと自分のところはどうなのかということを発言するべきだ。過去の政策の間違いは積極的に反省して、無理やり正当化なんかしないで、これから何をするのかだけを声を大にして言えばそれでいい。
なんで的外れなことばかりするのか理解に苦しむ。もちろん民主党だっていつまでも「政権交代」ばっかり叫んでいたって、それだけじゃパンチが足りない。2か月前ならそれでいいが、いまは政権交代の先にある未来のことを論じないと面白くない。しかし、自民党のチラシには本当にがっかりだった。
それまで別に自民党が嫌いとかダメとかという一方的な気分はなるべく持たないように努めてきたつもりだ。それは小泉郵政選挙で自分が無思考状態になって自民党に一票をいれてしまったので、今度は「政権交代」をキーワードにしてまた自分が思考停止にならないように、民主党も自民党もほかの少数政党に対しても決めつけはやめておこうと思っていた。
どの政党に投票しようが、ほとんどの人はだれも「ギャンブル」だなんて考えていないはずだ。軽い気持ちでも万感の思いが詰まった一票でも決してギャンブルなんかではない。それは当選が難しい候補者であってもだ。自分だって決して決めつけをせずに十分に吟味しようと思っていた。
そこにこの自民党のチラシだった。ページをめくると民主党の政策や発言などの欠点を主張した文章が並べられている。要するに悪口だ。自民党に言わせれば、悪口ではなく批判です、なんて言うかもしれない。そんなことを説明されたとしても直感的な印象は変わらない。
ふつう、人の悪口を聞くのは耳が痛いはずだ。会社の上司の悪口を酒の席で言ってストレス発散するということは同調する人が同席しているから成り立つものだ。カミさんやダンナの悪口をいう人はたくさんいるけど、知らない人の悪口を聞くのは苦痛でしかない。一般的に日本人は悪口そのものがいけないことだと道徳教育されてきたはずだ。
アメリカの選挙のネガティブキャンペーンを参考にしたのだろうか。アメリカ語には悪口の文句がたくさんある。シット、ファック、ビッチ、アースホールとかアメリカ映画に出てくるだけでもけっこう耳にする。人をけなす言葉が一種の特徴といってもいいかもしれない。だからアメリカの選挙ではえげつない対立候補者を愚弄するCMが流れて、それがけっこう効果があるという理由かもしれない。
アメリカの選挙のやり方をマネしたというなら確実に逆効果だ。中には熱心に読んで「民主党はダメなんだ」と思い込むひともいるかもしれない。自民党の熱心な支持者ならこのチラシを見て決意を新たに固めるかもしれない。しかし、慎重に考えている人間にとってはマイナス効果しかない。
パンフレットに「ギャンブルじゃない」なんて書いてあったら、慎重に考えているところに水を差された気分だ。決してギャンブルだなんて思っていない。それでもやっぱり「決めつけ」はやめようとまだ慎重に思っていよう努力していたが、2回目のパンフレットがポストに入っていて、表紙に「民主党さん、本当に大丈夫?」と書いてある。
もう読む気はしない。自民党の政策など、どうでもいいという気分になってしまった。まずヨソの悪口をいう人も集団もその時点で人格上問題がある。道徳上も適切じゃない。宣伝工作なら失敗だろう。少なくとも慎重派の自分にとっては。
宣伝するならもっと上手い方法があるはずだ。いつだったか麻生さんは、行き過ぎた自由主義経済と決別する、というようなことを言っていたはずだ。あの発言の方がよっぽど説得力がある。年金問題処理についても、いま現在、舛添さんがやっている作業の詳細を説明するほうがずっといい。
テレビに出てくる街頭演説でもなんで民主党の批判ばかりしているのか。どんどんイメージが悪くなるばかりだ。もっと自分のところはどうなのかということを発言するべきだ。過去の政策の間違いは積極的に反省して、無理やり正当化なんかしないで、これから何をするのかだけを声を大にして言えばそれでいい。
なんで的外れなことばかりするのか理解に苦しむ。もちろん民主党だっていつまでも「政権交代」ばっかり叫んでいたって、それだけじゃパンチが足りない。2か月前ならそれでいいが、いまは政権交代の先にある未来のことを論じないと面白くない。しかし、自民党のチラシには本当にがっかりだった。









