ハリソン君の素晴らしいBLOG

素晴らしい日本人=波里尊(はりそん)君が、新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『完全なる飼育/秘密の地下室』(前篇)

2017-04-29 14:50:53 | 素晴らしい日本映画









2003年公開、水谷俊之監督による日本映画。人気シリーズの第4弾です。

さすがに4作目ともなると、内容はかなりの変化球になっており、一般的な評判は芳しくなかったみたいだけど、私はこの作品、かなり好きです。シリーズで初めて泣かされました。

不評の理由は概ね、エッチな描写が比較的に少ない事と、ヒロインが飼育主のトラウマを克服させて行くセラピー的なドラマが、SM描写を期待する観客の嗜好とかけ離れてたせいかと思われます。要するに「そんなのが見たかったワケじゃないよ」と。

だけど私は、そのセラピー的な部分にこそ共鳴し、感情移入しちゃったもんで、SEXシーンが短くても大いに興奮することが出来ました。エモーションの面から見ればシリーズ屈指の濡れ場だったと、個人的には思ってます。

冒頭、雨の中、ヒロイン=梨里(しらたひさこ)が、恋人の最低DVヒモ野郎に殴られ、階段から突き落とされるんだけど、この最低最悪SM金髪豚野郎を演じてるのが、まだ無名だった頃の松山ケンイチ君だったりします。

で、ゴミ置き場で気を失ってる梨里を拾って自宅に連れ込んだのが、元高校教師のタケル(山本太郎)。なぜか口が利けないタケルは、小型ノートパソコンによる筆談で「ずっとキミを見ていた」と言う。

ただのストーカーやん!ってことで最初は拒絶する梨里だけど、やがて彼の優しさを知り、孤独な者どうし共鳴し惹かれて行くのは、まぁお約束通り。

ところが、梨里が自ら服を脱ぎ、タケルの手をオッパイに誘導したりなど積極的に迫っても、彼はチョメチョメしようとしない。どころか、痙攣を起こして泣き叫んだりしちゃう。

どうやらタケルには、若い女性に対するトラウマがあるらしい。それも、本人が潜在意識下に封印し、記憶してないほど強烈なトラウマが……

生き殺し状態に耐えきれず出て行こうとする梨里だけど、必死にすがりつくタケルを見捨てることが出来ず、彼のトラウマを克服させるべく、腹を括ります。

その鍵を握るのは、どうやら入院中の隆子(加藤治子)という老女。タケルが住んでる屋敷の持ち主なんだけど、親子ではなく、親類縁者でもないらしい。

梨里は一人で病院を訪ね、隆子から驚愕すべき真実を聞き出します。

果たして、この老女とタケルとのただならぬ関係とは? タケルにあれほどのトラウマを植え付けた、過去の事件とはいったい何なのか? そして梨里は、如何にしてそのトラウマを克服させ、念願のチョメチョメを果たすのか!?

(つづく)
 
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