ハリソン君の素晴らしいBLOG

素晴らしい日本人=波里尊(はりそん)君が、新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『リバース』最終回

2017-06-18 16:27:35 | 素晴らしいTVドラマ






サスペンス物として見れば、ミスリード連発で実にあざといドラマでしたw

けど、興味が薄いとすぐに視聴をやめちゃう私が、しっかり最終回まで引っ張られましたから、設定や語り口がよっぽど巧かったんだろうと思います。

いや、元より謎解き主体のドラマが好きじゃない私ですから、話が二転三転する内に「事件の真相」はホントどーでもよくなったんですよね。

それでも最後まで観られたのは、ストーリーの核にある「贖罪」と「再生」のドラマが、ブレること無く真摯に描かれてたから、じゃないかと思います。

過去の罪からずっと目を背けて来た主人公たちが、10年経って否応なくそれと向き合う羽目になり、この世に産まれて最大の試練を七転八倒しながら乗り越えていく姿には、大なり小なり誰もが自分自身と重なる部分があったんじゃないでしょうか?

どんなジャンルであれ、人がどん底から這い上がる「再生」のドラマには、観る者の心を打つものがあります。本作みたいに主人公たちが未熟な若者であれば「成長」ドラマとしても楽しめます。

萎縮し、自分はダメ人間だと決めつけてた藤原竜也くんが、修羅場の中で意外な強さを発揮し、逆に無敵そうに見えた市原隼人くんが弱い一面をさらけ出す。

最初は住む世界が違うように見えた者どうしが、根本的にはお互い大差無いことに気づき、距離を縮めていく過程にも心打たれるものがありました。現実はなかなかそうも行かないだろうけど。

湊かなえさんの原作は、藤原くんの欠けがえない親友=小池徹平くんを死なせた、直接の原因を作ったのは実は藤原くん自身だった!っていう事実が判明した所で幕を下ろす、これまた究極のバッドエンディングなんだそうです。

それをドラマ版は、藤原くんが残酷な真実と向き合い、なんとか受け入れて、歯を食い縛りながら生きて行こうとする後日談まで描いてくれました。

こそ泥グループが事故に絡んでた等のくだりはホント蛇足だと思うけど、そっちの話は既にどーでもよくなってましたから、私はスルーしました。

そんなワケで、サスペンスとしては「あざとさ」が過ぎてシラケちゃったけど、若者の成長ドラマとしては良質で、なかなか見応えあり。っていうのが私の正直な感想です。
 
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