ハリソン君の素晴らしいBLOG

素晴らしい日本人=波里尊(はりそん)君が、新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『太陽にほえろ!』名場面集36

2017-03-27 14:07:08 | 素晴らしい刑事ドラマ




第217話『スコッチ刑事登場!』より。

沖 雅也さん演じるスコッチ刑事=滝 隆一は、すっかりファミリー化しちゃった七曲署捜査一係を引っ掻き回し、マンネリを打破すべく投入された、とっても強力なカンフル剤の役割を担ってました。

容疑者に対する共感や同情は一切なく、ハナから疑ってかかり、それが女性であろうが容赦しない。

ボス(石原裕次郎)の命令にも従わず、勝手な単独捜査は日常茶飯事で、ためらう事なく拳銃をぶっ放す。

つまり、それまで『太陽にほえろ!』で描かれて来た青春ヒーロー的な刑事像とは、何から何まで真逆のキャラクター。

当然ながら藤堂チームに馴染まず、特に『太陽』イズムを体視するゴリさん(竜 雷太)とは真っ向から対立します。

「温かみ? そんなものが要るんですか、刑事に」

あまりに身勝手な言動と乱暴な捜査ぶりを批判するゴリさんに対し、滝が言い放ったセリフは、全国の視聴者全員をも敵に回す、あまりにも冷徹なものでした。

「俺の前任者のテキサスとか言う刑事ね、凶悪犯を1人も殺さないで逮捕する為に、殉職したそうですね」

「 !? 」

「温かい刑事になるって事はそういう事だ。テキサス刑事を殺したのは誰でもない、あんた方ですよ」

「貴様、もう一度言ってみろっ!」

当然、滝は必殺ゴリパンチを浴びる羽目になるんだけど、反省の色はこれっぽっちも見せません。

「俺はまだ死にたくない。やりたいようにやらせて貰います」

なんでこんなヤツを、よりによってテキサスの後釜に選んだのか? 疑問をぶつけるゴリさんに、ボスは1年前の悲しい出来事を伝えます。

滝は本来、優し過ぎるほど優しい男だった。それが1年前、拳銃を持った容疑者を追い詰めた際、滝が発砲をためらった隙に先輩刑事が撃たれ、殉職してしまった。

優し過ぎるがゆえに深く傷つき、自分を許せなかった滝はそれ以来、誰とも組まず、一切の情を捨て、撃たれる前に撃つことを信条とする刑事になっちゃった。

そんな過去を知ったゴリさんは、感情を押さえ、チームワークの大切さを粘り強く説いていくんだけど、一匹狼の姿勢を崩さない滝にいよいよ堪忍袋の緒が切れて、この一言。

「あのスコッチ野郎ーっ!!」

滝の徹底した英国スタイルを揶揄するゴリさんの叫びに、ボスは「お前、うまいこと言うなぁ」と満面の笑顔。あんな問題児を雇っちゃった責任は、これっぽっちも感じてなさそうですw

そんなスコッチ刑事の登場をもって、青春アクションドラマ『太陽にほえろ!』は新たな局面を迎える事になります。
 
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『太陽にほえろ!』名場面集35

2017-03-26 20:58:58 | 素晴らしい刑事ドラマ





第216話『テキサスは死なず!』より。テキサス刑事(勝野 洋)最後の勇姿です。

今となっては地味な存在と捉えられがちなテキサスだけど、当時の人気は凄まじいもので、本エピソードは『太陽にほえろ!』史上最高視聴率となる42%を記録。歴代で最も世間から注目された殉職編と言えましょう。

それは勿論、先代のマカロニ(萩原健一)そしてジーパン(松田優作)の衝撃的な殉職劇が一大センセーションを巻き起こしたお陰でもあるんだけど、若い男子たちのカリスマだったお二人に対して、勝野洋さんは老若男女、より広い視聴者層から愛された結果の42%だったと思います。

内容はかなりハードで、粗悪な密造拳銃が街に出回り、ガイキチ男が無差別に複数の市民を射殺。その現場に居合わせたテキサスに追われ、犯人はビルに立て籠ります。

目の前で市民を殺されたテキサスは逆上し、逮捕を焦るんだけど、駆けつけた山さん(露口 茂)に止められます。

「行けば犯人を射殺する事になる。生かして拳銃の出所を掴まないと、また犠牲者が出るかも知れん」

結果、山さんの説得に応じた犯人から手がかりを得て、藤堂チームは拳銃密造組織の正体に迫って行くんだけど、その取引現場まで辿り着いたテキサスが、再び街に拳銃が出回るのをどうしても見過ごせず、仲間の到着を待たずに独りで飛び出しちゃう。

山さんの教えを守り、10人以上もいる敵を1人も殺さずに、みごと取引を阻止するテキサス。だけど、自身は蜂の巣にされて絶命しちゃいます。

いわゆる「犬死に」だったマカロニ、ジーパンとは対照的に、テキサスの死はすこぶる英雄的で、ちょっと美化され過ぎたきらいはありました。

ところが! 当時の『太陽にほえろ!』は本当に凄かった。この翌週に登場する新任刑事に、テキサスの美しい死に様を、引いては山さんの教え=伝統的な『太陽』イズムを、全面的に否定させちゃうんですよね!

そう、あのクールでキザな一匹狼が、スリーピースに身を包み、いよいよ七曲署にやって来るのでした。
 
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『遺留捜査』最終回

2017-03-26 00:00:09 | 素晴らしい刑事ドラマ









テレビ朝日系列の水曜夜9時枠で2011年の春シーズンに放映された、第1シリーズの第11話=最終回です。

以降、2012年、2013年にも続編が放映され、スペシャル版も4本創られた人気作。テレビ朝日はこんなシリーズをいったい何本抱えてるんでしょうかw

『遺留捜査』はタイトル通り、被害者が残した遺留品から事件を解決していく謎解きドラマで、今となっては定番ジャンルの1つだけど、科学捜査の過程を見せるよりも、心情の機微に重点を置いた作劇が特徴と言えそうです。

要するに人情系ドラマで私の好みじゃないんだけど、上川隆也さん扮する警視庁科学捜査係主任=糸村 聡の超マイペースなキャラクターと、遺留品にとことん執着するマニアックさ、要するにオタク気質には個人的に共感出来るものがありw、観ればそれなりに楽しめるシリーズではあります。

ほか、なにかと糸村と関わる捜査一課の刑事に貫地谷しほり(画像)が扮するほか、大杉 漣、佐野史郎、螢雪次朗、甲本雅裕、波岡一喜、水野真紀etc…と、魅力的なキャストが揃ってます。

第2シリーズからは所轄の月島中央署刑事課に舞台を移し、レギュラー陣も斉藤由貴、三宅裕司、八嶋智人、田中哲司、岡田義徳etc…といったメンバーにバトンタッチ。

刑事ドラマは動いてナンボだとしつこく書いて来ましたけど、何となくテレビを点けて、食事しながらボ~っと観る分には、こういう落ち着いた作品の方の方が良いような気もして来ました。歳と共にw

要は、面白ければ何だって良いんです。主人公のキャラクターと、レギュラーキャスト陣の魅力。この2点をしっかり押さえた『遺留捜査』は、まぁまぁ面白いですw
 
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『相棒 season15』最終回

2017-03-25 00:00:07 | 素晴らしい刑事ドラマ









杉下右京(水谷 豊)と冠城 亘(反町隆史)の2人だけが所属する警視庁の窓際部署「特命係」が難事件を解決し、ついでに警察組織の汚職や政治家の陰謀などにもメスを入れる、社会派の謎解き刑事ドラマ第15弾、その第18話=最終回(2時間スペシャル)を観ました。

土曜ワイド劇場におけるプレシーズンのスタートは2000年、連ドラの1stシーズンは2002年秋からテレビ朝日系列水曜夜9時枠でスタートしており、劇場版も第4弾が2017年現在公開中という、驚異的な人気長寿番組。

主役の水谷豊さんは不動のまま、寺脇康文さん、及川光博さん、成宮寛貴さんと相棒役が変遷、現在の反町隆史さんはシーズン14からの登板で、法務省のキャリア官僚が特命係入りを希望し、わざわざ刑事に転職したという変わり種。

今回の最終話は、シーズン13からレギュラー入りした警視庁総務部広報課課長=社 美彌子(仲間由紀恵)をフィーチャーした内容になってました。

インテリジェンスでミステリアス、決して本音を明かさず、敵対する人間をも利用するしたたかさで、ひたすら我が道を行く「食えない女」。

今回は自分のパソコンがハッキングされ、隠し子の写真が流出したスキャンダルを逆手にとって、長年の秘密をあえて公然のものとし、自らの弱点を1つ減らしちゃうという鮮やかさ。

その真意を見抜いた唯一の人物が、当然ながら杉下右京さんって事になるんだけど、今回はさすがに主役の座を彼女に奪われた感じです。

にしても、このエピソードで描かれた犯罪はハッキングのみで、強盗も殺人も起きないまま2時間を見せ切っちゃうクオリティーは、さすが『相棒』と言わざるを得ません。

ここ数年、私はほとんど観てなくて、質の低下を嘆く声をちらほら聞いてましたけど、観ればやっぱり面白い。まだ当分は現行刑事ドラマの王座に居座りそうです。

これこそ、私が忌み嫌う「刑事がただ突っ立ってひたすら会話するだけの謎解きドラマ」の代表格なんですけどねw

寺脇康文さんがおられた頃はまだ、多少はアクティブな要素もあったように思うんだけど、ミッチーの代になってからホント動かなくなりましたよねw

今回も見事に丸2時間、会話に次ぐ会話、明けても暮れても会話、ただただ突っ立って会話w たまに座ったり車に乗ったりはしますけどw

それでも私が飽きずに最後まで観られたのは、脚本の面白さに加えて、水谷豊さんや仲間由紀恵さんの「ただ突っ立って会話する」姿が、すこぶる絵になるから、かも知れません。だから、下手な脚本や絵にならない俳優さんで同じ事やっても駄目なんです。

『相棒』だけは例外で、刑事ドラマの基本は走る!殴る!撃つ!そして脱ぐ!(美女限定) 動いてナンボなんだって事を、くれぐれも忘れないで頂きたいです。

画像は仲間由紀恵さんと、雑誌記者役でゲスト出演の、芦名 星さん。絵になります。
 
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「素晴らしい相川みさおさん」

2017-03-24 21:10:14 | 素晴らしいアイドルショット







'90年代に活躍された、いわゆる「お菓子系」のグラビアアイドル、相川みさおさん。特にファンだったワケじゃないけど、相川つながりですw

お菓子系アイドルって一体なんぞや?って、以前から疑問だったので調べてみたら、あのころ流行ったブルセラグラビア(制服少女のセミヌード)の雑誌に『クリーム』や『ワッフル』などお菓子の名前がついてたから、なんだそうです。勉強になりましたw


関係ないけど、今日、交通安全指導官による最終の添乗試験で合格を頂き、明日から通常業務に復帰することが決まりました。万歳!

本当にツラい1週間でしたが、今回の事故が無ければ気が緩んだままもっと大きな事故を起こしたやも知れず、あらためて気を引き締める良い機会になりました。

今回の教訓を、必ずや今後に生かしていく所存です。
 
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