ハリソン君の素晴らしいBLOG

素晴らしい日本人=波里尊(はりそん)君が、新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『野獣の檻/Nami 第42雑居房』(後篇)

2017-04-25 21:50:03 | 素晴らしい日本映画









低予算で量産されるプリズン・サバイバル物の中にあって、本作が「素晴らしい」と私が思った理由は、正当派アイドルの小阪由佳さんを肉体的にイジメ抜くという、明確なコンセプトが見て取れたことが、まず1つ。

そしてもう1つは、画像のシーン。ただ『女囚さそり』のストーリーをなぞるだけで満足せず、この作品ならではのフェチな演出を見せてくれたことに、私は好感を抱きました。(もしかしたら『さそり』シリーズにもこんなシーンがあったかも知れないけど)

わざわざ囚人たちを裸にし、こんな手間のかかる方法で拷問するというバカバカしさが素晴らしい! 生ぬるいと言えば生ぬるいけど、アイドル主演作であることを考えれば、許されるギリギリの描写だったんじゃないでしょうか?

ごく限られた予算と時間でこれを撮影するには、少なからずリスクがあったと思うんだけど、それでも「これを撮りたい!」っていう監督さんの変態魂。ただの「やっつけ仕事」じゃ、こんな面倒な事はしない筈です。

ハリウッドの低予算映画だと当たり前の姿勢だけど、日本ではあんまりやらないイメージがあります。タレント事務所やスポンサーがうるさいし、どうせC級だしマニアしか観ないしって、最初から諦めちゃう。

そうじゃなくて、マニアしか観ないからこそ、マニアをも唸らせるようなフェチシズムを表現して欲しい、その為に闘って欲しいって、私はいつも思ってます。変態バンザイ!

この画像のシーン、主役の小阪由佳さんにも是非やらせて頂きたかった! やれと言えばやっちゃう人ですよ、きっとw

ミスマガジン2004グランプリに輝いた王道アイドルで、笑うと三日月になる眼がチャーミングだった小阪さん。何でも一生懸命に取り組む姿勢はグラビア写真からも伝わって来ました。

だけど頑張り過ぎる人が陥りやすい鬱病が噂され、しばらく表舞台から姿を消し、ブログで自らの「激太り」写真をアップしたり等、ちょっと危うかった時期を経て、今回掲載したセミヌードグラビアで20kg減量したボディーを披露。だけど芸能界には戻らず、現在は保育園の経営で才覚を発揮されてるそうです。

小阪さんのグラビアは、私も好きでした。このVシネマといい、やっぱ主役が全身全霊で取り組んだ作品は、伝わって来るものが違います。共演者やスタッフにも伝染するんですよね、その心意気が。

小阪さんはきっと、現在のお仕事にも全身全霊で取り組まれてる事でしょう。成功をお祈りします。無理せず頑張って!
 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

『野獣の檻/Nami 第42雑居房』(前篇)

2017-04-25 12:05:10 | 素晴らしい日本映画









こちらは2007年にリリースされたVシネマ。小阪由佳さん(当時22歳)の主演によるプリズン・サバイバル。

グラビアアイドルがクールで凶暴な女囚を演じ、ヌードと濡れ場はAV女優が担当するっていうフォーマットも、すっかり確立した感があります。

そのほとんどが『女囚さそり』シリーズの焼き直しで、本作もヒロインの名前が「水島ナミ」と、明らかに『さそり』の松島ナミを意識してます。

オープニングでヒロインが梶芽衣子さんばりに、男どもをバッサバッサと日本刀で斬りまくるアクションを見せてくれますが、本編にそんなシーンは存在しませんw

けど、これまでレビューした同系統の作品たちに比べて、これはいくらか見応えがありました。

低予算ゆえのチープさは仕方ないとして、単なる『さそり』の劣化コピーに過ぎない他作品と違って、本作には「正当派アイドルの小阪由佳を徹底的にイジメ抜く」っていう、明確なコンセプトが伺えます。

法務省のキャリアだった恋人が、自ら犯した殺人の罪をナミに着せ、投獄後も無実を訴える彼女を黙らせる為に、刑務所員らを買収して徹底的に痛めつけるワケです。

で、どんな過酷な折檻にも耐え続けるナミの姿を見て、最初は同じように彼女をイジメてた女囚たちが心を打たれ、真犯人への復讐を遂げさせるべく団結し、自分たちは犠牲になってナミの脱獄を手引きするというストーリー。

これも『女囚さそり』シリーズの第2弾『第41雑居房』をアレンジしたものと思われますが、私はオリジナルを観てないもんで、ちょっと感動しちゃいました。

こんな低予算のVシネマじゃなくて、ちゃんと順当にお金と時間をかけて創ったら、私の大好きな作品になってたかも知れません。放映中のドラマ『女囚セブン』には是非、こういう熱い展開を期待します。

小阪由佳さんの熱演にも心打たれました。前回レビューした『女囚611』の木内あきらさん等はイヤイヤ演じてるようにしか見えなかったけど、小阪さんの演技には本気が伺えます。脱げと言えば脱ぐ人だったかも知れません。言えば良かったのに。

そんなワケで、ちょっと迷いましたけどw、この作品は「素晴らしい」カテゴリーに入れさせて頂きます。
 
 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

『女囚611/獣牝たちの館』(後篇)

2017-04-24 20:15:41 | 素晴らしくない日本映画









この映画で唯一の見所は、主役のグラビアアイドル達ではなく、脇役のAV女優=西野 翔さん(当時21歳)の濡れ場かと思います。

仮釈放の許可をエサに、悪徳刑務官が彼女の身体をオモチャにするという、無くてはならないシーンです。

ルックスも演技力も、西野さんは決してグラビアアイドル達に負けてません。正直言って、メインを張る木内あきらさんより可愛いし、私好みです。

そうなると、なんで木内さんがグラドルで、西野さんがAV女優なんだろう?って、不思議な気持ちになって来ます。私はAV女優を蔑視したりしないけど、世間は違いますからね。

木内さんはこの映画で乳首の1つも見せないで、たぶん西野さんよりずっと高いギャラを貰ってる。観客は木内さんより西野さんのシーンを喜んで観るのに、ポスターには木内さんの名前しか出ない。ザッツ芸能界。

しかし、いくら知名度があっても、このテの映画じゃ脱がなきゃ意味がありません。その矛盾に気づいたからこそ、後のリメイク版『さそり』はAV女優主演で創られる事になった……のかも知れません。
 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

『女囚611/獣牝たちの館』(前篇)

2017-04-24 16:00:21 | 素晴らしくない日本映画









2006年に製作された、これも一応劇場公開作品みたいです。ストーリーは、前回レビューした『女囚207号』と大して変わりません。このテの作品は大抵『さそり』シリーズを模倣してます。

本作の場合、木内あきら、根本はるみ、嘉門洋子、浅田好未と、けっこう名の売れたグラビアアイドルを揃えてますが、ヌードや濡れ場は結局AV女優さんたちが引き受けてます。

とにかく画面いっぱいに低予算臭が充満しており、ゆえに出演アイドルたちの「落ちぶれ」感もハンパないです。

上記4人の中だと嘉門洋子さんが一番キレイだし、まだ伸びしろが感じられますが、そのぶん出番は少なく、ヌードも濡れ場もありません。

木内さんと根本さんは下着姿と中途半端なベッドシーンのみ。浅田さん(元パイレーツ)だけ頑張って全裸を披露されてます。

ご報告は以上ですw 特筆すべきことは何もありません。

以前レビューした『ロサンゼルス女子刑務所』の記事にも書きましたが、ハリウッドの場合、この種のC級映画でもクオリティーはけっこう高いんですよね。

ちゃんと芝居の出来る女優さんがキャスティングされ、ちゃんとご本人が脱いでおられます。脚本も演出も撮影も、C級だからと言って手抜き無し。

本気度がまるで違うワケです。日本のは流れ作業のやっつけ仕事にしか見えないけど、ハリウッドのは「この映画を踏み台にしてメジャーになったる!」っていう、創り手の心意気と野心がほとばしってます。

そこがやっぱり、映画界に「ドリーム」がある国と無い国の、絶望的な差かと思います。ポルノ映画に出てた無名俳優が、自分で書いた脚本でボクシング映画に主演し、それがアカデミー作品賞に輝いて億万長者になっちゃう、そんなドリームがカムトゥルーしちゃう国だからこそ、C級エロ映画でも決して手を抜かない。女優さんだって必死です。

そんなことが絶対にあり得ない日本だと、やっつけ仕事になっちゃうのも仕方ないかも知れません。どんなに頑張ったって、マイナーはマイナーのまま。コネでも無い限り、這い上がるチャンスすら与えてくれない国ですから。

だけど、そこで腐らないで、C級ならC級ならではの面白さを追究して頂きたいです。例えチョー低予算で撮影日数が3日ぐらいしか無かったとしても。タレント事務所の要求で制約だらけだったとしても。

その狭すぎる枠の中でも、何とか面白く見せる方法は無いか、ギリギリまで知恵を絞る執念を見せて欲しいのです。

現在放映中の連ドラ『女囚セブン』に、そのヒントがあるような気がします。
 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

『女囚701号/さそり外伝』(後篇)

2017-04-24 00:00:13 | 素晴らしくない日本映画







本作の二番手、紗奈さん。当時23歳。やはり本職はAV女優です。

本ブログでこの方のヌード画像を何度となく掲載して来たのに、そのお名前は今回初めて知りましたw 可愛いですね。

ところで、これはエロ映画だから「素晴らしくない」んじゃありません。エロ映画ならエロ映画らしく、もっと真面目にエロを追究しなはれ!って言いたいワケです。

画像をご覧の通り、明日花キララさんも紗奈さんも、同じ男に似たようなシチュエーションでレイプされており、代わり映えしないにも程がある。この監督ならではのフェチシズムが欠片も感じられないワケです。

ただオッパイ撮りました、セックス撮りました、だけで満足して欲しくないんですね、いくら低予算映画と言えども。いや、だからこそ、そこんとこだけはメジャー映画に負けないぞ!っていう心意気を見せなきゃダメでしょう。

例えば、ずっと前にレビューした映画『ちょっと可愛いアイアンメイデン』。縛束、宙吊り、ムチ、ロウソク、虫責めとSM描写は多岐に渡り、レズビアンSEXも実にねちっこくてエロかった。おまけにピュー!って潮まで噴いてましたからねw

そのシーンをどう見せたら観客に興奮してもらえるか、必死にアイデアを絞った創り手の心意気がヒシヒシと伝わって来ます。あるいは、創り手の自己満足でもいい。とにかく、エロをどう表現すれば最もエロくなるか、エロ映画を撮るならそこに全精力を注ぐべし!

まぁ、正確には女囚アクション映画なんだけどw、AV女優さんが主役ですからね。その主旨は推して知るべしです。
 
コメント
この記事をはてなブックマークに追加