FootBallGarden.BLOG

日本中にサッカーの花を咲かそう!日本がW杯優勝する日を夢見て日々感じたことや愛するクラブの話を好き勝手に書くサッカー日記

無気力全開!

2006年06月30日 | Goes on South Africa
 日本代表がドイツの地を去ることになってからタイミング良く自分は無気力な日々を送っている。
周囲からは遅い五月病だとか、軽いうつ病だとか色々言われているが、この症状は何ヶ月かに一回襲ってくる心の病「飽きた」という奴だと思う。
とにかくやる気が出ない。いつもなら無理矢理にでもテンションを上げて戦うのだが、全くもってパワーが涌いてこない。
 この弱さを克服しない限り、前には進めない気がする。

 ドイツW杯はベスト8進出国が揃った。
勝ち上がったのは、開催国ドイツ、20年振りの優勝を狙うアルゼンチン、国内が揺れているイタリア、初出場ウクライナ、スター軍団イングランド、満身創痍のポルトガル、前回大会王者ブラジル、有終の美を飾りたいフランス・・・と、見事な顔ぶれだ。
 まさにW杯!これこそがW杯!!
そう言えるだけの選手、強国がベスト8に立っている。そして、ここから真の勝者への勝負、本格的な戦いになる。全てのサッカーを愛する者が憧れるワールドカップを手にする聖戦になるのだ。
 どこが勝利するか全く読めない試合ばかり。ウクライナにだってチャンスはある。彼らは予想を覆す戦いをし、勝利を掴んできたからだ。ますます眠れない日が続く。W杯疲労もピークに達し、ここからが勝負になる。心が折れてるなんて言っている暇はない。ドイツが終われば次のW杯まで4年も待たなければいないのだ。だったら今ここで見倒すしかない。
 泣いても笑ってもラスト8試合。いよいよ正念場である。

 1次リーグで敗退した日本代表は、次期日本代表監督で揺れている。
 今回のドイツW杯、とうとう駒野と茂庭しか入らなかったアテネ五輪組、オランダで1勝もできなかったWユース、そして世界大会さえも出場できなくなったU-17代表と日本サッカー協会は、この4年間の反省を全くしないまま、うやむやにして現実逃避したまま次の南アフリカW杯に向けて歩みを始めようとしている。
 ドイツW杯で敗れた敗因を一切話さないまま、川渕キャプテンは次期日本代表監督に千葉のオシム監督を招聘すると発言してしまった。
まったくもって狡賢い。マスコミもこの4年間の反省をしないまま、オシムという名前が出た瞬間、心を躍らされ話題を変えてしまった。次のW杯まで現在のままサッカーを担当するか分からない記者が多いなか、今さえよければ良いという考えが横行するマスコミの現況こそ可笑しいのだ。
 次期日本代表監督にオシム監督の名前が挙がったのは嬉しい。
しかし、しっかりと日韓後からドイツまでの4年間の日本サッカー界の動きについて反省をしなければ前には進めないだろう。
川渕キャプテンの独裁を許してしまう現在の状況が変だ。
 結局、日本のサッカーは昔と何も変わっていない。
まだサッカーがアマチュアスポーツでマイナーだった頃、一部の人による一部の人達のスポーツだった昭和の頃と今も変わらない。今も川渕キャプテンを頭とした名ばかりの技術強化委員会、有名W大を派閥としたサッカー協会、サポーターと企業は日本代表と日本サッカーの発展と強化に努めるという大義名分に踊らされて無駄な金を払い、献金する。我々は日本サッカー協会にとって金づるでしかない。
 何がオシムだ。何がストイコビッチだ。何がデシャンだ。誰を監督に置こうが、この今のやり方が変わらなければドイツの二の舞になるだけだ。

 無気力になるのは、こうした日本サッカー協会の理解に苦しむ行動にイラつき、今の自分が何の力も持たない弱者だから。
 それと、6月は雨や試験なんかでサルヴァの中学生たちとボールを蹴り、ボールを追い、走っていないから無気力になっているとも思う。
ピッチから離れ、ボールからも離れてしまったら自分には何も残らないという事だ。サルヴァの子供たちがいて、共に目標や夢に向かって走ることで自分が自分である証明になる。
 W杯も良いけど、やっぱりサッカーをプレーしないと楽しくない。

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