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11歳・野島快王君(小5/南大沢FC) バルサ入団までの道程・生い立ち

2010年10月08日 | NEWS&TOPICS
野島君がサッカーを始めたのは小学二年生の時。

当時、イタリアで活躍していたブラジル代表MFカカ選手のプレーをテレビで見て
「楽しそう」と興味を持ち、すぐに地元の南大沢FCに入団した。


「三歳のとき、一回転んだだけで補助輪なしで自転車に乗った」と、
父の伸恭さん(32)も驚く優れたバランス感覚の持ち主。

速さと柔らかさを兼ね備えたドリブルを武器に得点を重ね、
4年生から一つ上の学年のチームに引き上げられた。

昨年6月、「アトレチコ・マドリード」のサッカー教室(キャンプ)に初参加。

「試合ではドリブルでよく抜けた。スペイン人もそんなにうまくないと思った」。

1ヶ月のキャンプを終え、手応えを感じての帰国。
残念ながらその年は入団の誘い(オファー)はなかったが、収穫は大きかった。


「周りが見えるようになり、周りを使えるようになった」。
南大沢FCの5年生の監督を務める榎本敏さん(43)は成長ぶりに目を見張った。

以前はゴール前で慌ててミスをすることもあったが、落ち着きが出てきた。

もともと強かったメンタル面もさらにたくましさを増した。

野島君も自分の課題として、パスの出し方やもらい方を徹底研究。
利き足でない左足も積極的に使うように心掛けた。


「リベンジ」の気持ちで今年、2回目のキャンプに挑戦。
晴れてアトレチコからのオファー、さらに1週間後にバルセロナからもオファー。


現地では伸恭さんの友人で、陰から野島君の挑戦を支えてきた
「FIFA公認代理人/堀田正人氏」の知人宅にホームステイし、当面は語学学校に通う。

スペイン語は勉強中で、自己紹介はできるようになった。

不安はあるが、二回のキャンプを経験した自信がある。

「一人で暮らすことに心配は全然ない」と屈託のない笑顔をみせた。



ニュースソース:東京新聞

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