フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

80年の歴史を持つ「針坊主」をリニューアル

2011-01-04 22:44:25 | 日記
1月4日 火曜日 晴れ

今日も良いお天気でした。
でも洗濯を干しに2階のベランダに出ただけで全く外へは出ないで過ごしました。
本当は母はドライブに行きたいようでしたが、わたしの体調が要望に答えられなかったのです。

母がベットに入る時など、わたしが手伝わないと大変、許せないような事を言います。
その為に毎晩わたしは12時過ぎ、ほとんど1時近くまで寝られないでいます。
確かに身体をベットに横たえさせることも、お布団を自分の体に掛けることも大変なのです。
もう一人で何も出来ないと言った方が良いような現状になっていますが、本人にはその自覚は皆無です。

3時過ぎに昼食なのですが、その前にわたしは長襦袢の半襟を差し替えたかった。
母が使っていました母の言う「針坊主」を前回富士宮の家から貰ってきています。
ただその針坊主の布を買えようとしましたら、なんと針坊主は針がびっしり入っていて使い難いのです。

それビニールを敷いてその上で針坊主を外して中に潜っている針を引っ張り出しました。
20本ぐらいは有るかとは思っていましたが、なんと100本以上有りました。
これには流石に驚きました。

針坊主の中には頭髪ですが、針を抜いて少しずつバラしてみましたらなんと「髪文字(かもじ)」でした。
母が娘時代から使っていたといいますから、日本髪を結った時髪の中に入れて有った「髪文字」のようです。
外側の布は取り替えても中身の髪は取り替えていなかったようです。それで針がびっしりあったのです。

ペンチやペンチ型をした爪切りなどいろいろ道具を持ってきて針を抜きました。
さびていたり折れていたりした針を抜くのに結構時間がかかりました。
針を抜いてから、間に合わせで針坊主の形にしました。
坊主の布は小さなタオルのハンカチで間に合わせました。

下の板は母が何度も座ったためでしょうか、かなり薄くなっていました。
子供の頃から母は何時もこの針坊主を脇に置いてわたしのお正月の振り袖も縫っていましたね。
何でも欲しい物を持っていって良いわよと、珍しい母の言葉でこの針坊主を貰ってきたました。

母が女学生の時から使っていたと言いますからかれこれ80年位の歴史が有るはずです。
わたしも生涯この針坊主を大事に使っていこうと思っています。
坊主の部分の布をいろいろ買えて楽しみます。



現在のテーブルの情景です。テーブルの上は目下果物とお花が乗っているだけです。
熊さんもネコちゃんも棚に戻してあります。暫くこの状態でテーブルを使うつもりです。
キュウイももう食べ頃になっています。



この果物を入れています籠は、先日母の家から貰ってきました。
わたしの所で使っています果物籠はほとんどお花を戴いた時の籠を使っていますので深いのです。
それでこのような浅い籠を以前から欲しいと思っていました。
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