気になる?

気になったこと

エレニの帰郷

2014-01-30 00:55:21 | 映画 など
昨年に交通事故他界したアンゲロプロス監督の遺作
でも、2008年の公開だったようで、今回の日本での公開は東映の社長の意向だったらしい。
「エレ二の旅」を見たのが2005年だったので、10年近くも待ったのか?
確か3部作だったのに、3作目が撮影中に事故になり、帰らぬ人となり、未完になった。
前作の続きかと思っていたら、異なっていた。
スターリンが死亡して、ベルリンの壁が崩壊し、新世紀になった2000年で映像が終わる。
20世紀は共産主義の世紀だと、21世紀になって言われているが、
21世紀はどんな世紀と言われるのかなぁ~、惜しくも22世紀には生きていない。
テロと自然災害の世紀??まだまだ先は長いが、エネルギー争奪戦かな?


翼の折れたエンジェル
第三の翼
「ベルリン天使の詩」のブルーレイを買おうかと迷っていたら、その俳優は出演していた。


群像はアンゲロプロスの美しい映像


ああ!ベルリン、ふつくしい


このシーン、なに?何とも言えんよ。
この映画の美術は、あのタルコフスキー「ノスタルジア」の美術の人だったらしい。
あ~アンドレア・クリザンティも2012年に他界

ヨーロッパの鉄道は、アウシュビッツに通じているといわれていると・・・。なんだと!!
土地は、国境は、川によって寸断されている。
しかし、とても狭い地域に多数の国家が成立している。

アンゲロプロスの作品でマルチェロ・マストロヤンニ出演「こうのとりたちずさんで」見てない!!
いつも逃している!!
DVDは単独で発売さてないし、レンタルないしなぁ~


今週いろいろ、前世紀の亡くなった親戚の人のはなしをする機会があり
パン屋の丁稚小僧で職人を目指すも、なぜか医者になり、
高齢で死を前にして、嫁が出す食事を、庭に少しづつ家族にわからないように埋めていて、
自らの死を作ったと・・・。
そんな、祖父の兄の話を聞いて、、、いったいと唸ってしまった。
祖母も花よ蝶よと育った娘時代があり、20世紀の戦争で翻弄された人生で、人知れず静かに死した。

今回に映画は、うつくしいことこのうえない。

紅蓮のなんとか

2014-01-14 00:42:50 | サッカー


本田がミランの10番になる報道でビックリしていた!
もっとびっくりしたのは、ミランの低迷であった。
何年もサッカー番組視聴から離れていたら、意外とサッカー人気が衰退していた。
やはり、世界的不況の影響か、もしくは有り余った預金はたんなる投資金としてぐるぐる回っているだけの、
なんの文化を生み出さない、建設ラッシュのつまらない箱もの世界になってしまったのか。
たんに、日本が貧乏になっただけかもしれない。放映権が買えないとか。
ブラジルでは東京23区がすっぽり入るダム建設が進行中らしい。

2002年の優勝時のミランの選手が長期に在籍していたのは驚き。
ピッポはミランの下部組織の監督しているとしったが、
ガゼッタデルスポルトでは、ミランの時期監督候補らしい。
え!?40歳?
ネスタの現役引退していたが・・・・普通か。
アンチェロッティはレアルの監督だしなぁ~

今年はW杯年であるが、
ヨーロッパはなんあと、北欧がゼロであったよ!!

2014-01-11 22:04:19 | 
悪と仮面のルール

「邪」の家系の物語

「邪」通常「じゃ」と読む。
「邪」と書いて「よこしま」と読む。
 京極の「邪魅の雫」では「邪(よこしま)なことをすると―死ぬよ」

 ※邪王心眼のジャか~(-。-)y-゜゜゜

 
昨年末あたりから騒がしている「武器輸出三原則」
世界規格に合うようにするために効率化するらしいとか、、、
武器って差別化の究極系かと思っていたんだがな。

そんなことが「邪」としている
情報リーク→反体制派→武器購入→内乱→王国崩壊→内政干渉→利権制覇
確かに明治以降日本はこんなこと
昔から領土拡大とはこんなことだろうけど

「人間は選びとって生きているが、多くの場合は、その選択肢自体限られている。ルール違反がなければ」
昨今の「自己責任」は言葉自体が拒否感を表現している社会的無責任表現

この作家の主題は変わりなく
少年時代の経験より形成された現在、そして少しずつ変化しながら、生きてゆく。
ちょっとした解放感はなんだろうか。

映画「ノスタルジア」を見たシーンが出てきた。
この映画が大好きなんだけど・・・作者もそうなのかな?
以前あの廃院をググったりしたことがあった。
ヴェルディのレクイエムはいつ聴いても泣けてくる。

タルコフスキー日記を読んで見たら、この映画を日本で公開契約することが書いてあった。
シナリオみたいな日記であった。

最近

2014-01-02 20:45:40 | 


ここ2か月ぐらいどっぷりと中村文則に浸かっている。

本屋に行ってこの作者の本を探すもなかなか見つからなかった。
駅前の本屋で特設コーナーがあり、作家買いをした。

現実に近い小説のような気がする。
すべてを明らかにさらけ出さなければ納得いかない世の中であるが、
さらけ出してどうなるような。人は人知れずいろいろなものを隠し持ってるものである。

子供のころのできごとがトラウマとし、その後の人生をつくる土台となるが、
もはやその子供時代は小学校までとなっている。
高2病や中2病どころでない。
確かに8歳くらいで、男女が微妙に分かれてきて、
見るもの聞くものも大きく変化するのは、実際この頃だと思う。
昔、8歳で丁稚小僧に出されたのであれば、学校教育はすべてが遅すぎなのかもしれない。
もっと実社会とのつながりをと思えば、大人の社会がバーチャル化、分断、断層化して、
よく見えないというか、もう、分からない状態である。

一冊一冊にこれはと思う文章にぶち当たる。

「何もかも・・・」
お前は、知らなかったんだ。色んなことを。どれだけ素晴らしいものがあるのか、どれだけ奇麗なものが、ここにあるのか。

「掏摸」
緊張と絶対的な責任は人間の能力を最大限に引き上げるが、
プレッシャーを与え過ぎると、逆に失敗することになる。

「絶対的責任」というフレーズがなんともすごい。

「遮光」
最後のシーン、指を・・・
川端康成の「片腕」と京極夏彦の「魍魎の匣」より、もっと生々しい。
人間の精神は、あるときいろいろやってしまうようになる。
脳内物質の均衡が崩れた時、無自覚というか。

「最後の命」
きつく押されて並んでいた。「ノスタルジア」を手に取ると、なぜかわずかに濡れていた。

この小説でタルコフスキーの「ノスタルジア」が出てくるとは、泣けてくる。

まだまだ読み切れてないけど・・・。




「中村文則」っていいんだよと言ってみたら、近頃、外道な本ばかり読んでるねと、
外道がスキでしょ。
「外道」とは、例のヤツ。一人でも多くの命が載った皿を救うため、
一人でも少なかった方の皿を切り捨てる、起源弾、魔術師殺し

料理写真

2014-01-02 17:23:38 | アルコール?
2013年の年忘れ会

ところは銀座の2013オープンのパン屋さんの夜の店
「ラ・カンティーヌ サントル」

丸の内の「VIRON」の姉妹店、そんな年の瀬も瀬戸際に行って、
たらふくパンを食べてワインを飲んで、食べ過ぎに・・・
でも、血糖値が下がってしまったのか、甘いものが食べたいと


みんなで料理写真撮影会が勃発
人それぞれ感性の違いが出て楽しい
ふっくらとした生クリームを石像のような陰影がなんとも美しい


ワイングラスに映った
ルイス・ポウルセンの照明と実物と生クリームが気に入ったんだけどね!


本来はこんな感じに撮るらしい。
上下左右トリミング

祝2014

2014-01-02 16:33:49 | Weblog
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

ブログを始めて10年目となりました。

早いもので、気になるものがだいぶ変化したかなと思いながらも、
やはり、好きなものは回帰するもの。
ツィマーマンのラフマニノフ ピアノ協奏曲を聞きながらブログ更新中。
気持ちも新たに第2番第一楽章を口ずさみながら・・・いいなぁ!

昨年まで落ち着かない2~3年を過ごしながらも、後発的に書いてきた。

今年は何かやろうかなぁ~。さて?
消費税が8%だった


紅白の進撃の巨人「紅蓮の弓矢」よかったね!!
新しい試みはいいものです。
ニコ動も総合順位を上げて10位だ。