| 2009年 | 日本映画 |
| 監 督 | 是枝裕和 |
| 出 演 | ペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、高橋昌也、余貴美子、岩松了、星野真里、丸山智己、奈良木未羽、柄本佑、寺島進、オダギリジョー、富司純子 |
| あらすじ | 古びたアパートで、持ち主である秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)。空っぽな誰かの代用品。ある朝、彼女は本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。秀雄が仕事に出かけると、洋服を着て靴を履き、街へと歩き出す。初めて見る外の世界で、いろいろな人間とすれ違い、つながっていく空気人形。ある日、レンタルビデオ店で働く純一(ARATA)と出会い、その店でアルバイトをすることに。 (ちらしより) |
| 感 想 | 心なんか持ってると確かにめんどくさいのかもしれないけど、秀雄はひどいなあ。(笑) 心を持ってるからいいことも、たまにはあるのに。![]() 純一が空気人形に息を吹き込むシーンはすごく良かったんだけど、 私の息は純一に吹き込めませんでした。 って、何で悲劇にしてしまったんだろう? 最後、タンポポの綿毛があちこちに飛んで行くのは純一の吹きこんだ息が飛ばしてるんだよね? それは新しい命の始まり。 命は自分自身だけでは完結できないように 作られてるらしい。 花もめしべとおしべが揃ってるだけでは不十分で 虫や風が訪れてめしべとおしべを仲立ちする。 命はその中に欠如を抱き、 それを他者から満たしてもらうのだ。 世界は多分他者の総和。 しかし互いに欠如を満たすなどとは知りもせず、 知らされもせず。 ばらまかれている者同士無関心でいられる間柄。 時に疎ましく思うことさえも許される間柄。 そのように世界が緩やかに構成されているのはなぜ? |
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私なんか、心を持っている方が好きだな(笑)
面倒でも面倒なことを面倒だと思わなくなる時もありますからね。
秀雄はそういう人間じゃないんですよ(笑)別に否定はしてませんよ。
息を吹き込むところはなんだかエロティックで私も好きです。
やはり人形にはハッピーエンドは用意できないんでしょう。
昔「複雑系」というのが流行りましたが自分だけでは世界は動いてないし
止まってもいない。外の要素が偶然なのか必然なのかわからないけど
関わってきているのが人生なんでしょうかね。
だから面白いんだけど。
タンポポの綿毛は見たけど覚えてないな〜(笑)
修行が足りませんな私。
心を持ってるのは確かに
面倒なことかも知れないと思いましたが、
私も心を持ってるほうがいいと思います。
秀雄はペ・ドゥナがいなくなったら、
すぐに代わりの空気人形を用意して、
また別れた彼女の名前をつけてるのが、
ひどいと思いました。
ペ・ドゥナは最後に、
"Happy Birthday To You"の場面を思い浮かべますが、
最後まで名前がないんですよね。
かわいそうだからハッピーエンドにして欲しかったです。
複雑系って懐かしいなあ。