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ニカラグア ハリケーン被害

2007年09月12日 | Weblog
9月4日、勢力最大カテゴリー5の“ハリケーンフェリックス”が中米ニカラグアを直撃しました。
ニカラグアは中米でもハイチに続く最も貧しい国です。
さらに、今回このフェリックスの被害を受けた地域(プエルトカベサス)は、
ニカラグアの中でも主に少数派のアフリカ系が住み、文化、経済、交通など様々な点で陸の孤島といえ、また特に貧しい地域であり、復興支援の手が届くかが心配になります。

これまでに、ニカラグアだけで死者は9名、行方不明者は90名を超え、家屋の倒壊は5500軒以上、35,000名が被災したといわれています。(ニカラグア地元紙は死者168名とも報道)

個人的に2年間もお世話になったニカラグアの今回の被害は特に心ようを痛めます。
今後増加するこのような自然災害から大事な人たちを守る為にも、災害緊急支援対策を含めた温暖化適応支援の必要性を実感します。 
IPCC報告書の言うとおり、温暖化の影響は、世界でも特に貧しい人たちを襲うのです。ニカラグアでは、電気も水も頻繁に止まっているような生活で、エネルギーなんてほとんど使っていません=CO2排出が低い。

中米のハリケーン犠牲者へのお悔やみと早期の復興を心よりお祈りいたします。

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