Feel Free ! アナログ・フォト・ライフ Diary

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次回個展が決まりました

2006-11-06 16:50:50 | 写真集・写真展
少しごぶさたしてました。

一応、先月29日に無事日本に戻り、この一週間は写真展巡りをしたり、久しぶりに暗室に入ったりと(精神的)リハビリに励んでいた。

で。実はモンゴルに向けて出発する直前にコニカミノルタプラザに使用申請を出してあったのだが、その通知が本日届いた。結果は個展開催決定!!ただ、開催時期は希望してあった6月から少し早まり4月11日から19日までとのこと。2月にはグループ展もあるので何かと忙しくなりそうな予感がしている。

しかし、今年はこと写真についてはうまく行き過ぎで怖いくらいだ。再春館での個展開催が決定したのを皮切りに日本カメラ口絵掲載、新潮文庫カバー写真採用、そして今回のコニカミノルタと、そのうち反動がくるのではと疑わしくなるくらいのツキよう。これで後は懸案の写真集と写真論の翻訳出版の方がうまく行けば言うことないのだけれど、とにかく、今回の個展が決定して少し勢いがつくかも知れない。こういうのはやはり流れと言うものもあるので、チャンスを逃さないよう、ここしばらくは作品制作と共に売り込みに勤しむつもりだ。



再春館ギャラリーの閉廊

2006-07-10 00:17:51 | 写真集・写真展
すでにご存じの方も多いと思うが、ぼくが個展をやった再春館ギャラリーが先月末で閉廊になった。予め承知していたことであったので、今さらショックというほどのことはないのだが、初個展を開催したギャラリーがなくなってしまうというのはやっぱり寂しい。

個展に来てくれた人たちは良く分かると思うのだけれど、再春館ギャラリーはとても居心地の良い空間だ。特に、ぼくは土日の昼に一番でやって来てブラインドを開ける瞬間が楽しくてならず(平日は再春館の人が開けてくれるのでその楽しみを味わうことができなかったけれど)、ほとんどその楽しみのためだけに往復900円かけて品川まで通っていたようなものだった。人気のない朝のギャラリーに、パッと電気が点り、その瞬間、自分の作品たちが急に生気を帯びたように生き生きと見え始める。それはまるでリハを終えてあとは開場を待つだけとなったコンサートホールのようで、がらんとした空間にそこはかとない緊張感が漂っている。

最初の平日はなかなか人が来てくれなくて、そんな時はこのギャラリーで個展を開いたのは間違いだったのではと思いもした。だが、いま振り返ってみると、やはり初の個展をメーカー系のギャラリーではなく、こうしたこじんまりとはしているが、落ち着いた雰囲気のある小さなギャラリーでやることができたのはとても幸運だったという気がしている。

メーカー系のギャラリーは確かに人出が多く、作品が沢山の人の目に触れるというメリットはある。だが、逆にこの人の多さというのが問題で、あまりに人が多いとほとんどの人とはろくに話もできずに終わってしまうことになる。個々の来訪者とゆっくり話そうと思えば、一日10人~15人程度入ってくれるのがベストではないだろうか。

その点、最終的に今回の個展は11日間で100名だったから、だいたい一日平均で9~10名くらい入っていた勘定になる。おまけにメーカー系ギャラリーとは違い、飲食禁止といった制限もないから、来廊者とはお茶やお菓子を食べながらゆっくりとお話しすることができた。その経験が、ぼくにとっては何よりも貴重であったし、恐らくは今後のぼくの活動にも大きな影響を及ぼしてゆくことだろう。

もちろん、前述したようにメーカー系ギャラリーの人出の多さには他の欠点に目をつぶりたくなるような魅力があることは事実だ。だから、ぼくにも、少なくとも一回はメーカー系ギャラリーで個展をやってみたいという希望はある。だが、一回だけで十分だ。あとはこじんまりとした落ち着いたギャラリーで、空間を愛でるように個展を開いてみたい。そんな夢を叶えてくれるギャラリーは本当に貴重だが、それがまたひとつなくなってゆく。

再春館ギャラリーの再開を心待ちにしている人は決してぼくだけではないはずだ。

個展を終えて(まとめ)

2006-07-08 19:04:52 | 写真集・写真展
 個展が終わってはや一週間が過ぎ、ここ数日は芳名帳に住所を残して行ってくれた人たちに向けてお礼状を書いたり、会期中に行きたくても行けなかった写真展を見たりしながら、今回の個展についてつらつらと思いを巡らせていた。

 ごくごく包括的に言ってしまえば、今回の初個展であまり悪い評価は聞かれなかった、と思う。もっとも、人の個展へ行って批判だけして帰ってくる人の方が珍しいわけで、その意味では見に来てくれた人たちの中でも沈黙こそが最大の批評だったとも言えるだろう。

 ただ興味深いのは、見に来てくれた人たちの中でもその好みにはっきりとある種の傾向が見て取れたことだ。

 例えば、全般的には比較的若い人たち(20代から30代半ば)の方が好意的な意見が聞かれたし、小サイズにまとめた冬のシリーズと大全紙に焼いた夏(もしくは春)のシリーズでは、もうまったくと言って良いほど意見は分かれた(ある人には「夏のシリーズ、いいですねえ」と絶賛され、また別の人は「小さい方が面白いですね」ときっぱり言われた)。もっとも、これは予め予想されたことであって、今回の個展ではまったく対照的な夏と冬のモンゴルを意識的にひとつの空間に押し込めてみたのだ。夏のモンゴルの陽射しはとても強烈で叙情のかけらもないが、それとは逆に冬のモンゴルの陽射しは柔らかで、どう撮っても叙情的になってしまう。だから、かなり大ざっぱな言い方をするなら、写真に叙情的な要素を求める人(写真系の人)は冬のモンゴルに共鳴するだろうし、逆に写真に情緒よりも感覚的なものを求める人(コンポラ系の人)は夏のシリーズに共鳴するのだと思う。

 さらに面白かったのは大全紙に焼いた馬の「鞍」の写真で、この写真にはかなりの男性が好意的に反応してくれたのに対し、女性にはまったく無視されるという有様(笑)。色々聞いてみると、男性は鞍の使い古された雰囲気に男心をそそられるが、女性はただの「鞍」以上にイメージを膨らませることができないのだとか。

 もっとも、じゃあ作者はどうなんだと言われれば、ぼくとしてはこの「鞍」の写真を「鞍」として撮ったつもりは毛頭なくて、ただただ馬の色と鞍の形態(パターン)に反応して撮影しただけなのだ。従って、その意味ではこの写真は風景を写したその他の大全紙シリーズと同列に論じられるべきものであって、それがこうした「異色」の反応を引き起こしてしまったのは、やっぱり展示の仕方にどこか無理があったのだと言わざるを得いないだろう。

 本当は、同じような「鞍」の写真を30枚集めて、それだけで個展をやって見ても面白いかなと思ったりしているのだが、まあ、それはだいぶ勇気がいることだよねえ。そんなわけで、とりあえずは無難なイメージを選びながら、なおかつ叙情をできる限りそぎ落とした(しかしすんでの所でほんのわずかに叙情を残した)作品で次の個展をやってみたいと思っている。

個展11日目(最終日)~そして皆さまへ

2006-06-30 22:58:20 | 写真集・写真展
6月30日(金)

 本日個展最終日。ところが、待てど暮らせどさっぱり人が入らない。3時くらいまで待って、いまだ誰も来てくれないのでその場を妻に任せてひょっこり食事に出てしまった。

 すると突然、妻からメールが。「誰か来た」。誰かっていったい誰なのよ?? と思いつつ戻ってみれば、昨年のモンゴル展で偶然お会いした華道家の喜苑さんがいてちょっとびっくり。しかも、何故だかその後は人が集まり始め、結局、後から来た大学時代の後輩Kも交えて閉廊過ぎの8時くらいまですっかり話し込んでしまった。久々に真面目な芸術談義ができ、個展の最終日を飾るには相応しい終わり方でちょっとした達成感を感じた。

 しかも、実はその間、S出版社の編集者が訪ねてくれたのだが、その方から写真絡みのお仕事の相談を受ける、というハプニングもあった。こっちの方はまだコンセプトを聞いただけだし、没になる可能性も大いにあるのだが、個展の最後に、(たとえ結果的に没になったにせよ)次に繋がるようなお話を頂けるのはやっぱりありがたいと思う。

 さて、というわけで11日日間に渡った個展も明日の搬出をもって終わりとなる。入場者数は決して多いとは言えないけれど(11日間で100名程度か)、数字に出ない部分でとても満足度の高い初個展だった。

 応援して下さった2B関係者はもちろん、ご来場して下さった皆さま、11日間、本当にありがとうございました。

個展10日目&本日最終日

2006-06-30 09:18:10 | 写真集・写真展
6月29日(木)

 今日は平日だというのに開廊直後から結構お客さんで賑わった。中でも大学時代の後輩K子が駆けつけてくれたのは嬉しい驚きで、大学卒業以来だから実に18年ぶりくらいの再会ということになる。お互い確実に齢を重ねているわけだが、彼女の優し気な雰囲気は昔のままで、何だかとても懐かしかった。おまけに写真も買ってくれたし(値切られたけど 笑)ひたすら感謝感激である。

 2B関係では内藤さゆりさんや山田朋和さんの二度目の来廊を始め、初対面の方たちも訪ねてくれて、一時会場は2B関係者のちょっとしたたまり場に(笑)。

 その後、閉廊間際に写真作家として活動しておられる門井幸子さんが来てくれたが、「2Bの人たちって皆さん仲がいいですよねえ」などとうらやましがられてしまった。

 まあ確かに、2Bの仲間がいなかったらここまで写真を続けては来れなかったろうし、直接間接的に2Bメンバーから様々な形で影響も受けてきた。その意味では2Bに参加したこの二年間はぼくの生涯でも実に密度の濃い歳月だったと思う。今回の個展はその集大成ということになるが、それも今日で最終日。始まった当初は長いような気がしていたが、終わりを目前にしたいま、心には充実感と一抹の寂しさが漂っている。
 
 その寂しさを次への活力へと変えるべく、最終日の今日も、ぼくは会場へと足を運ぶ。

(本日最終金曜日は19:00まで開廊しています。皆さまのご来場、心よりお待ちしております)

個展8日目~9日目

2006-06-28 20:56:52 | 写真集・写真展
6月26日(月)

 先週末の反動で今日はまったく来場者がないんでは、と危惧していたら、2時少し前になって、2B最年少のT君が彼女連れで来てくれた。何でも師匠も参加したミャンマー写真展にも彼女連れで行ったら「お前、生意気だよ」と言われたそうだが、二人の話を聞いているうちに、やっぱり殴りたくなってきた(笑)。まあ、二人の名誉のために詳しい話は省くけれど、不良学生するのもほどほどにね。それと、T君は彼女に「男はやっぱり30からだよ~」と言われていたが、「男は30から」とのたまう19歳の女の子もどうかと思うぞ(笑)。
 T君が来てからは入れ替わりで人が来てくれ、最後は日本カメラ等で活躍するライター兼編集者兼カメラマンのタカザワケンジさんが登場。渡部さんのお知り合いなのでお名前は存じ上げていたが、お会いするのは初めてだ。腰を落ち着けるなり開口一番、「いや、ここは遠いから本当は来たくなかったんだけど……」と言われたので一瞬あせったが、「日カメの写真を見てこれは来なくちゃと思って……来て良かったです」と結論が続いたのでほっとする(笑)。何でもご本人もモンゴルにはだいぶ前に行ったことがあるのだそうで、ここにもモンゴル・シンパがひとり。不思議な偶然だった。

6月27日(火)
 「日カメ」7月号にもちょっと登場していた人気フォトブロガーのhanaさんが来場。師匠の話で盛り上がる(悪口ぢゃないよ 笑)。しかしなー、某企業からプリンタをタダ借りするとか、写真家の横木氏との交友関係とか、彼女の主婦的バイタリティには本当に頭が下がる。ちなみにぼくの写真の中で彼女の一番のお気に入りは、インターネットの回線工事跡を遠景から捉えたブックの中の一枚。一瞬モグラの跡かと見間違えそうになる写真だが、それにしてもhanaさん、受けすぎだよ(笑)。

 さて、というわけで個展も早いものであと二日になってしまった。木曜日は17:00まで、金曜日は19:00まで開いていますので、最後までご支援、ご来場のほど、よろしくお願い致します。

個展4日目~7日目

2006-06-26 09:33:12 | 写真集・写真展
6月22日(木)
 水曜休廊を挟んで個展4日目。今日は開廊直後はポツリポツリといった程度だったが、5時くらいから昨年モンゴルツアーに参加した2B関係者が集結。中には関西方面からわざわざ駆けつけてくれた人もいて感謝感謝。閉廊後に近くのステーキハウスで個展開催のお祝いをしてくれた。二年ほど前に2Bに参加した時にはまさかここまで2Bに深く関わることになろうとは思わなかったから、昨年のモンゴルツアーといい、今回の個展といい、本当に思わぬ展開だった。これも2Bを出会いの場として設定してくれた師匠のお陰だと思う。

6月23日(金)
 写真仲間のYasさん登場。Yasさんは2B伝説の一期生だが、すでに個展を何度もやっている人だ。そのバイタリティには本当に頭が下がってしまうが、最近は若い写真家の写真展、写真集製作のプロデュースにも関わっていてすごい。何でも才能がある人を見つけると、その人の才能をもっと伸ばしてあげたいと思ってしまうのだそうで、かつて若いジャズ・ミュージシャンの登竜門としてライブハウスでのプログラムをプロデュースしていたこともあるのだそう。う~ん、凄い!! 実はぼくもそうした写真家を紹介する側にも回ってみたいと思うこともあるのだけれど、自分のことで今のところは手一杯というのが正直なところだ。

6月24日(土)
 この日は2B関係者を始めとして20人近くの人たちが見に来てくれ、結構な盛況だった。差し入れを持って駆けつけてくれた皆さん、本当にありがとう!!(涙)
 写真家の児玉姫子さんが訪れてくれたのもとても嬉しかった。児玉さんはモノクロのポートレート中心に作品作りを続けておられる写真家だが、そのお名前の通り(?)とてもチャーミングな方だ。写真集はお金はかかるが、作ろうと思った時に少し無理をしてでも作っておかないと後でいくらお金ができても結局作らないで終わってしまう、等々色々とお話を伺い、ちょっと勇気づけられた気がした。

6月25日(日)
 ぼくの交友関係は大きく分けて2B関係と大学時代の友人関係の二つに分かれるが、この日はなぜか大学時代の同輩、後輩がまとまって訪れてくれた。もっとも大学関係の友人の中には疎遠になっている人や子育てで忙しい人も多く、一部の人にしかDMは送っていなかった。ところが、DMを受け取った人と共にDMを受け取っていない人まで来てくれたりして、どうしてDMをくれないのだと怒られてしまった(笑)。すみません。でもまさか来てくれるとは思わなかったのよ。いや、DMってやっぱり送ってみるもんだねえ。まあ、今さら遅いけど、次回はしっかり全員に送ることに致します(反省)。

 というわけで、7日目まで無事に終了。いよいよ個展も後半戦に突入です。あまり天気は良くないようですが、ぜひぜひのご来場、お待ちしております(再春館ギャラリーは月~木は12:00~17:00(ただし水曜休廊)、金曜日は12:00から19:00まで開いています)。

個展初日~3日目

2006-06-21 10:53:49 | 写真集・写真展
6月18日(日)
 個展初日。あいにくの雨だったが、12時の開廊直後から2B関係者(とそのお知り合い)が訪ねてくれる。その中にモンゴルに4,5回は通ったという女性がいてびっくり。しかも地方に行ったのはそのうち一回で、後は全部ウランバートルだというから恐れ入る。モンゴルに行ったことがありますと言う人には今まで何人も会ったことがあるけれど、観光でウランバートルに4回も行ったという人は初めてだ(笑)。
 その後も結構何人か初めて会う人がふらりと立ち寄って熱心に見てくれたのはありがたかった。中には次回個展の予定(あくまで予定ね)の話をしたら、「住所を書いて行っていいですか? また行きますからDM送って下さい!」と言ってくれる人もいて何だか嬉しい。
 最後は師匠と写真仲間のNさん登場で初日は無事終了。

6月19日(月)
 今日から平日だが、今日も開廊直後にひとり、今年から建築関係の仕事を始めたという若い男性がふらりと入ってくる。何でもぼくの前に再春館ギャラリーで個展をやっていた山田さんに話を聞いたらしい。ブックを見ながら「写真集が出たら欲しいですね」と言われ、気をよくする。
 だが、それから後は大学時代の友人が訪ねてくれた以外はほとんど暇(笑)。5時まで開廊だが、4時半まで誰も来ないのでそろそろ帰宅準備でもしようかなと思っていたところに綺麗系の女の子二人組が登場、一気にテンションが上がる(笑)。何でも表に貼ってあった写真を見て入ってきたらしい。
 ぼくの写真を見ながら、「あたしはやっぱりこの道の写真が一番好きだな」「あっ、これ、なんかポカリスエットのCMに出てきそう!!」(そんなこと言われたの初めてだよ 笑)などと言い合っている。やっぱり若い人の反応というのはとてもストレートで、聞いているこちらも気持がいい。

6月20日(火)
 個展三日目。さすがに今日は開廊からしばらく暇だったが、写真仲間のTさんがひょっこり訪ねてくれて感謝。あまり人も来ないのでゆっくり話せて良かった。
 Tさんが立ち去った後にはこれまたひょっこりいつもお世話になっている美容師さんが訪ねてくれる。こういうのは何だか嬉しい。普段は美容師とその客という関係だから当たり障りのない話が多いけれど、この日はオフ日であるので、必然的にプライベートな話になり、彼女の意外な側面が判明してちょっとびっくり。ぱっと見は今風のごく普通の女の子だが、結構家庭環境が複雑で、(詳しいことは省くが)自身も色々あったらしい。精神的にも経済的にも男に頼らず生きようとしている彼女は、まあ、やっぱり日本の中では珍しい存在なのだろうけれど、自立した女性というのは、女としてはもちろん、人としても本質的に魅力的なのだと改めて思った。

 さて、というわけで個展初日から無事三日間が終了。さすがに人入りは少ないけれど、実はぼく自身はそのこと自体はあまり気にしてはいない(もちろん沢山入ってくれればそれにこしたことはないが)。一日一人でもお客さんが立ち寄ってくれ、その人がぼくの写真を気に入ってくれたなら、それだけでぼくは写真を撮り続けることができる。結局のところ、すべての人に気に入られる写真など撮れるはずもないのだから。

そんなひとりとの出会いを求めて、ぼくは日々会場へと足を運んでいる。

(本日水曜日は休廊日です)

個展開催のお知らせ

2006-06-17 21:17:04 | 写真集・写真展
 本日、お陰様で無事搬入を終えることができた。搬出の山田さんに手伝って貰ったので、実に効率良く終わってしまった。あとはお客さんがどれだけ入ってくれるかだな(……と思ったら搬入作業中に通りがかりらしきおばさんがさっそく立ち寄ってくれました。 笑)。

 さて、というわけでいよいよ明日18日(日)から個展を開催致します。詳細は以下の通りです。

海野未来雄写真展

 WILDERNESS ~荒景~ [モンゴル、2005~06年夏冬]
 会期:2006年6月18日(日)~6月30日(金)
 開館時間:12:00~17:00(月~木、但し水曜休館)、12:00~19:00(金、土、日)
 於:再春館ギャラリー

 オールカラー作品で、四切20点、大全紙7点の合計27点での展示となります。会期中は基本的に会場に詰めてますので、ぜひぜひご来場下さい。また、20日発売の「日本カメラ」7月号にも5ページに渡って作品が掲載される予定です。そちらの方も合わせてご覧頂ければ幸いです。

写真展準備なんとか終了!

2006-06-16 23:48:03 | 写真集・写真展
あー、やっと終わった、写真展の準備。

しかしこんなに準備が大変だとは正直思わなかった。DMは1000部刷ってあって大量に余ったらどうしようと思ったが、ギャラリーに配布し、田村さんから渡された名簿宛やら友人宛やらに送っていたら、結局200枚程度しか手元に残らなかった。あとは休廊日にまたギャラリーに営業に行って配ったらあらかた捌けてしまうだろう。

それから何と言っても大変なのが額装で、グループ展なら数枚で終わってしまうから楽しいもんだが、今度は全部で27枚、そのうち大全紙が七枚ある。大全紙は文字通り紙が大きいためにハンドリングに気を遣うし、フレームが同サイズのため、どうしても画面にずれが生じてしまう。結局、仕方がないのでカッターで余分な部分を切り取ることに。結果、見栄えはかなり良くなった。その分お金と労力はかかったが、やっぱり額装して良かったと思った次第である。

明日はいよいよ再春館ギャラリーでの搬入作業がある。だんだんと個展開催の実感が湧いてきた。