浮き世で三昧・狛犬三昧

森羅万象に思いを馳せる

東京都東大和市「十二所神社」の狛犬さん

2017年06月17日 | 狛犬シリーズ
東京都東大和市には神社がかなり多い気がする。大きい神社というよりも地元の人たちの氏神さんとして親しまれていた神社が多いような気がする。
今回は、出雲族系と言われるお尻を上げた狛犬さんに会いたくて「十二所神社」に出かけてみた。急な階段を登りきったところに「阿吽」の狛犬さんがいた。

まずは「阿」の狛犬さん。

あれ?狛犬さんは確かに岩の上にいるのだけれど、岩の下の方にも。。。子狛犬さんが2頭、崖を登ろうとしているではないか?ということは獅子の仏法説話から着想を得て作られた狛犬さんだろうか。

「吽」の狛犬さんも見てみよう。

うーむ、やっぱり崖の下に。。。子狛犬さんがいるではないか。ひっくり返っているところを見ると、崖から滑り落ちている最中らしい。



お尻を上げた狛犬さんの観察をしようと思っていたのだが、子狛犬さんたちの風情に気をとられて細部の写真をとらずに帰ってきてしまった。全体としては、ストレートヘアの鬣に、ストレートの毛並みを持つ尻尾が後ろ足にたなびくように流れている。



よく見てみると、鬣の裾が巻き毛だったりしている様子がわかる。


神職の方がいらっしゃったので少し話を聞いてみたら、だいぶ昔に火事に見舞われて、古い書物や由緒書きなどが失われてしまったとおっしゃっていた。私以外にもお尻を上げた狛犬さんを見て、出雲との関わりについて尋ねる来訪者がいるとの話も教えてくださった。
伊勢神宮の幟などが飾ってはあったが、伊勢とのつながりよりも出雲とのつながりのほうがこの地域にはあったのではないかと個人的には思っている。せっかくなので、「十二所神社」内にあった由緒書きの掲示板も見てみよう。和銅元年とは相当古い。


十二所神社の摂社か末社なのだろうか。立派な神社の名前に比して社の様子が愛らしい。
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