ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

「グリーン・サンド」の主成分であるシリカと酸化マグネシウムの毒性などについて調べる。

2014-11-16 | フェロニッケルスラグ


(管理人より)日向製錬所のHPに商品として掲載されている「グリーン・サンド」の主成分は何か見ていくことにしました。

グリーン・サンド 

二酸化ケイ素 (SiO2)

粉体状のものを多量に吸入すると、塵肺の一種である珪肺の原因となる 


 珪肺                         

シリカ結晶は、国際がん研究機関によりグループ1の「ヒトに対する発癌性が認められる」物質に指定されている。

 

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部2006 の発表資料にもシリカの毒性について書かれています。

世界保健機関もその毒性を認めている物質ということです。↓PDF

IPCS UNEP//ILO//WHO 国際化学物質簡潔評価文書
Concise International Chemical Assessment Document No.24 Crystalline Silica、Quartz (2000)
結晶質シリカ、石英  世界保健機関 国際化学物質安全性計画
 

目次(クリックで拡大)

 

国際化学物質安全カード で検索します http://www.nihs.go.jp/ICSC/   このサイトは重要なデータベースなのでお気に入りに入れておくと重宝します。

 

 

 

酸化マグネシウムも検索してみました。


 

 

シリカというのは、太陽光パネルの原料ということでこのブログでも以前に取り上げました。↓

金属シリコン製造は膨大な電力を消費。太陽電池は中国の安い電力と人件費なしには作れない。珪肺とは?

シリコン太陽電池製造において使われる危険物質~労働者がシリコンダストに対する過度の曝露

ここでも珪肺についてあげときます。

 

 

たまあじさいの会より http://www011.upp.so-net.ne.jp/tamaaji/mechanism.html

風による粒子の動き

 風による場外飛散のメカニズム http://www011.upp.so-net.ne.jp/tamaaji/mechanism.html

 

 スラグを投棄すれば、細かい粒子は軽いので積み下ろしや移動などで周辺に飛ぶということです。そして周辺住民はそれを吸わされるということになります。

 

さらに、金属資源情報データベース を調べてみます。

 「ニッケル」 http://mric.jogmec.go.jp/public/report/2014-06/8.20140601_Ni.pdf  から抜粋 

ニッケルの最大の用途はステンレス鋼への添加材であり、フェロニッケルが主に用いられている。ステンレスの防錆効果はクロムが担うが、ニッケルは鋼材の組織を安定させ、結果として防錆効果を高める。
ニッケル地金は特殊鋼(LNGタンク用9%ニッケル鋼、構造用合金鋼の一部)、ガスタービン用ニッケル基耐熱合金、メッキ等で利用されている。
硫酸ニッケル、水酸化ニッケル、酸化ニッケル等のニッケル化合物は磁性材料(主にアルニコ磁石材料)、電池材料(ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、リチウムイオン電池正極材)、触媒材料として使用されている。

フェロニッケルの主要需要先は、ステンレス向けである。フェロニッケルの国内需給を表1-3、図1-4に示す。

 

2012年のフェロニッケルの供給量は、前年比112%の79.5千tであった。フェロニッケルの国内生産量が増加した一方で、輸入量は減少した。需要量は、前年比115%の 76.6 千t であった。国内消費量は減少した一方で、輸出量が増加した。図 1-4 に示すように、フェロニッケルの需給はニッケル系ステンレスの生産動向とほぼ連動している。
日本のフェロニッケルの主要生産企業は、大平洋金属、住友金属鉱山、日本冶金工業の3社であり、これらの企業は輸入したニッケル鉱石からフェロニッケル生産を行っている。なお、日本冶金工業は自社のステンレス用での生産のため、外販はしていない。
1990 年代は、国内のステンレス鋼生産では、ニッケル系ステンレス(代表鋼種は SUS304:Ni 含有量が 8~10%)の生産量が 7 割程度を占めていた。2007 年のニッケル価格の高騰や、自動車向けでのクロム系ステンレスの需要増によりニッケル離れが加速し、クロム系、省ニッケル系への転換が進んだ。現状はクロム系ステンレスの生産比率が高まり、ニッケル系ステンレスの生産量は 5 割程度になっている。そのほか、ニッケル系のステンレスでも、二相系ステンレス鋼(淡水化プロジェクト向け等で利用される Ni 含有量が 3~5%程度の製品)の生産量が増加しており、ニッケルの使用量が減少傾向にある。 ステンレス向けの国内ニッケル需要の減少に伴い、日本のフェロニッケルメーカーの輸出量が増加している。
日本では、国内での建設需要が減少しており、それに伴いステンレス需要も減少傾向にある。その他、汎用鋼種のSUS304では、海外(中国、台湾等の)品の日本への輸入量が増加している。国内生産量と国内消費量の乖離(生産量が消費量を上回る)が、今後更に広がっていくと推定される。

 

フェロニッケルの輸出入相手国を表3-5、図3-6、図3-7 に示す。
フェロニッケルの主な輸入相手国はニューカレドニアであり、輸入量の 81%を占めている。その他、コロンビアからも一部輸入がある。コロンビアには、世界最大のフェロニッケルメーカーである Cerro Matoso が存在しており、同社からの輸入品(ニッケル品位が 30%程度の製品)と見られる。
先述のとおり、2012 年のフェロニッケル輸出量は前年比 171%と大幅増であった。特に韓国向けの出荷が前年比196%と増加している。

 

 

 

今調べた中で、「グリーンサンド」に、「グリーン」的なところがあったのでしょうか? 

 

フェロニッケルスラグ(=グリーンサンド)の成分はシリカ。シリカは太陽光パネルの原料です。ニッケルは蓄電池の原料です。

再エネは電気・機械の工業製品。再エネが大量に普及すればフェロニッケルがもっと必要になってスラグもたくさん出るということです。

自動車、家電製品、電気・機械、電池他 を市民がたくさん買うとフェロニッケルスラグも増える。

そのスラグを製錬工場のある自治体の山に大量投棄し、できたフェロニッケルを外国にも輸出しています。

自分の国で使うならまだしも、輸出までして儲けているということです。

金属の製錬ではスラグ(=ゴミ)が発生し、それを捨てる時には毒性のある粉塵が舞い上がること。それを吸い込めば珪肺=病気になることもわかりました。

製錬会社が地元の環境を犠牲にして、製品輸出し巨大な利益を上げている構造に、市民が気づくことは大事だと私は思います。


さらに今世の中にある「グリーンなんちゃら」や「みどりのなんちゃら」というものを、本当にエコなのかどうか一度全部、市民みんなで検証したほうがいいと私は思います。

有名な環境NPOが調べてくれるだろうとかではなくて、自分でもパソコンで検索して調べることも大事です。

グリーンウオッシュじゃないかどうか調査しなければとんでもないことになると思います。

既に国費は自然エネに浪費され、国は借金だらけで、市民は増税・公害に苦しみ、「ああ、あの時ちゃんと調べておけば・・」と後悔することになるのではないでしょうか?

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