ゆけゆけ!乳がんLife

なっちまったものはどうしようもない。
不安はいっぱい有るけれどもう楽しむしかない!

やぁ、、お久しぶりで。

2010-06-21 01:53:47 | 日記
ども、4年ぶりの、更新です

今年5月で、術後丸5年を無事迎えることが出来ました
ばっちり、しぶとく、生きおりますぞ!!

5年過ぎて、ホルモン療法終了の予定でしたが、
主治医の話で、現在はホルモン療法10年と言われているらしく、
私の場合はリンパ転移もあったので、
あと5年頑張って服用する事にしました。

ホルモン療法始めた頃は、
いわゆる‘更年期障害’と言われる症状が出てました。
イライラ、身体のカユミ、ホットフラッシュ、動悸 など、、

漢方薬飲んだり、
ジェネリックのタスオミンからノルバデックスに
替えたりしてみましたが、あまり効果なく
こうゆうモノなんだな、
仕方ないな と 諦めた というか開き直ったら

イライラする事が激減

今はだいぶ楽になりましたよ。

あと5年、どうか無事過ごせることを 願うばかり。
前向きに、どうせなら明るく、楽しく、


病理検査結果

2006-06-18 19:22:08 | 手術
乳房温存術(円状切除)腋窩リンパ節郭清
最終的なしこりの大きさは7×10×5mm
リンパ節転移2個
組織型 乳頭腺管癌
異型度 1(癌の顔つきの悪さ…それほど悪くは無いという結果)
エストロゲンレセプター +
プロゲストオンレセプター +
HER2(ハーツー) 1+

術後1週間ほどで病理の結果がでました。
どうやら取り残しも無く、顔つきもそれほど悪くなく、
内分泌療法(ホルモン療法)と、放射線治療に進む事となったのです。

ホルモン療法
病理結果が出た時点から抗エストロゲン剤の服用を始めました。
「薬の成分は変わらないです」との先生のお言葉を信じ、
ノルバデックスのジェネリック医薬品であるタスオミンDを服用してます

毎朝食後、20mg 1錠です。
5年間の長期服用予定だし、なるべく出費をおさえておきたいのだ

これがね、忘れそうになるんだよ。(実際、数回忘れた
さらに、わからなくなる
「あれ?今日はまだ飲んでない?いや飲んだ? あれれ? 昨日は飲んだけ?」
…なんていいかげん自分のことなのにね。

がん友Kさんに簡単で良い方法を教えてもらいました。
薬のシートに日付を書き込む。
これだけで、迷う事がない!忘れなくなりました!

生理がある人はそれを止めないといけないのですが、
わたしの場合、抗がん剤使用中に止まってしまいました。
「このまま、閉経するかもしれないし又始まるかもしれなし、わかりません。
その都度対処して行きましょう。」

てことで、様子を見ながらまいりましょう。



リハビリの日々

2006-06-10 19:47:35 | 手術
術後、左上腕さわると
外側のほうが感覚がにぶくなっていて、しびれたような感じ。
時々、ピリピリと針で刺したような痛みも

これはやはり手術の影響だそうです。
リンパを取るときに、どうしても神経を触ってしまうので
そのような症状がでるらしい。
マッサージしてくださいって言われたけど、
元の感覚に戻るのは難しいんだって

まあ、地道にリハビリですよ。

ドレーンが抜けるまでは、
・マッサージや、指の運動、ひじの曲げ伸ばし
・反対側の耳を触る など、
・脇を開かずにするリハビリ。
傷の痛みも無くなり、楽々 

ドレーンが抜けた後は
・右手で支えながら腕をまっすぐ上げる、
・壁のぼり(壁を這うようにして少しづつ腕を上げていく)
・腕をぶらぶら振り子のように振る
など、少しハードになってきます。

「多少の痛みは我慢しつつ、でも無理はダメですよ」  
  …加減がむずかしいぜ。

ドレーン抜いて数日後、
脇に張りが出て常に何かを挟んでる感じで、痛みも出てきました。

原因はリンパ液。
ドレーン抜いた後のリンパ液は
少しづつ腋に溜まり身体に吸収されていくらしいのですが、
わたしの場合、吸収が追いつかなくてどんどん溜まってしまったのです。
そこで、リンパ液抜くことに。
注射器ブスリとさして吸い出すのです~。
その後もう1回、リンパ液抜きました~

順調にリハビリは進みます

・腕の横上げ(壁の横に立ち腕を壁伝いに上げる)
・肩回し、腕を横にのばし手をぐるぐる回す。
・滑車を使っての腕の引き上げ、

滑車を始めてから左肋骨下あたりに痛みが!
無理したみたいです~。
腕も上がらなくなりました~。
あ~あ…。

サロメチール塗って、
痛みと相談しながらゆっくり、のんびり、リハビリ。

あせりは禁物ですな。

抜糸がおわり、腕もだいぶ上がるようになった頃
無事退院となりました




ドレーンバッグをお供に

2006-05-27 20:00:10 | 手術
点滴は取れたものの、リンパ液を排出するドレーンはまだまだ取れません。
わきの下10cmくらいのところから管がさしてあります。

「動くと抜けそうで怖いです~」
と、看護師さんに訴えたら
「大丈夫ですよ~。結構深く差し込んであるから簡単は抜けませんよ~」
とのお返事が。

…そうか、、、深いのか、、、じゃあまり心配しなくて大丈夫だな、、、
しかし!深いという事はドレーン抜去の時痛いのでは???
新たなる不安。

さてこの「ドレーン」実に厄介。
どこに行くにも必ず付いてくる。(あたりまえだけど)
寝るときはベッドの柵に結び付けます。
寝返りも慎重に。(傷があるからそれほど動けないけどね)
ベッドの上でくつろぐ時も、あっちにやり、こっちにやり、、、、

移動するときはこのドレーンバッグを首から前にぶらりと提げる。
トイレに行き前かがみになるとブラ~ンブラ~ンと、動き回る
横に回しといても、落ちてくる。
食事時、椅子に座ったら首からはずして背もたれとの間におくんだけれど、
つい忘れるんだな~ うっかりそのまま引きずってしまいそうになる事多々。

リンパ液の排出量が少なくなったら、抜けるのですが、
減りませんなー。

慣れてきた5日目ぐらいに、発見!!
ななめ掛けにすればいいにでは??
早く気づけよ~オイオイって突っ込みつつ
幼稚園児のごとくななめ掛けしたらなんて楽ちん。
ぷらぷらしないし、椅子に座るときもそのまま背中に回して追いとけば良いし
トイレでも邪魔にならない。
それなりの歳をしたオバサンがななめ掛けしている姿は笑えますが
見た目より、実益よ。

ちなみに、このドレーンバッグはかわいい布製のカバーに入れられてます。
看護師さんが考えたそうです
いくら病院の中とはいえ、リンパ液溜まったバッグそのままぶら下げるのって嫌だよね。

同室のMさんは4日でとれましたが、
わたしは結局1週間お供しました。


点滴の管とドレーンに絡まる 術後1日目

2006-05-22 02:00:11 | 手術
朝から水分開始。
傷は痛みます。痛み止め飲んでも痛いものは痛い
身体起こすのにもふらふらするし、きついです

お昼まで点滴が続きます。
リンパ液排出用のドレーンもつながってるしで動きづらいです。
というかほとんど動かないけどね、まだ。

寝返りうつにもドレーンや点滴が絡まないように、引っ張らないように
慎重になります。それになんといってもまだ左腕が使えない。

トイレに行くのも大変。

首からドレーンバッグさげて、点滴もってカラカラと歩くぶんには
それほど支障はないけど、いざトイレとなると
「え~と、」
とよく手順を考えながらしないと点滴の管引っ張ったり、
ドレーンバッグを振り回してしまったりで

「危ない~抜けるかと思った~」・・・冷や汗をかくぜ

術後1日目で歩ける事自体すごいけどね。
乳がんならではですな。

お昼も3Fのテラスまで行って食べました。
5分粥からです。完食です
以前同室になったKさんは術後、食欲がなくなったそうで、
「味がしない、砂をかむようだよ。
でも元気になるために頑張ってたべなきゃねー」

と言いながら無理矢理詰め込んでましたが、
幸いわたしは食欲旺盛、美味しくいただきました。

左腕はぷっくりとむくんでます。しびれもあります。
指先から、肩にむかってマッサージしたり、てのひら結んだり開いたりと、
リハビリを始めました。
まだ1日目なのでそれくらいしかできませんが、
無理はダメだけど早く始めたほうが良いそうです。

ぼちぼち、マイペースで、自分の身体と相談しつつ、
退院めざしていきましょう。

まな板の上の・・・

2006-05-15 01:58:38 | 手術
木曜日 手術当日
 
朝一トイレに走る。下剤が効いてますな。
さらに、浣腸。
 
 「薬が行渡るようしばらく歩いて、ギリギリまで我慢してくださいね」
と言われて、ぐるぐるしたお腹をさすりながら通路をぐるぐる

そしてトイレできれいさっぱり。
 
下だけ手術着にきがえる。
点滴開始(明日まで持続)
上も手術着に着替える (病院パジャマを前後ろにはおるだけ)

歩いて、3階手術室へ。(ストレッチャー乗らないのだ)
手術室に入り、自分で手術台に乗る!(なんてセルフ
 TVで見るのと一緒だ。上にはライト、横には機械。
 ドキドキ緊張してくる~

麻酔の先生の簡単な説明。
手術台に乗ってから看護師さんがずーと手も握ってくれてる…すごい安心感。

そして麻酔・・・・・・・・・・・・・・あっとゆうまに意識が消える



「……聞こえますか?」
「…さん、聞こえますか?」

聞こえるよ~ と言いたいけど声が出ない
目をやっと開ける。ぼんやり看護師さんの顔…

「終わりましたよ」
「大丈夫ですからね」
「わかりますか?」

はい~ 声にならない~ そうか終わったのかぁ。
「うっ…」となんとかうなづく。

そのまま手術室をでる。
朦朧としてるが移動してる事はわかる。
回復室に入る。
のどが詰まる。うがいをさせてもらい、タンを出す。

いつのまにか母がそばに来ている。
「大丈夫ね?」
うん…まだ声にならん。

何度かうがいして、少しづつ意識もはっきりしてくると、
身体がまだ動かない事に気づく。
傷の痛みはまだ無い。とにかくタンでのど、口が気もち悪い

目が覚めるたび、少しづつ回復してるのがわかる。
動かなかった身体が動くようになり、会話できるようになる。
何度か看護師さんに寝返りをさせてもらう。
長時間仰向けになってたから腰が痛いよ。
傷も痛みだしてくるし。

そして朝
看護師さんに身体を清拭してもう…
ちゅうか、ほとんど自分で拭いたよ。それだけ回復してるってこと。

首からドレーンバッグさげて、点滴つけて病室へ。
終わったぁ。 





とうとう手術だぁ

2006-05-04 01:38:21 | 手術
無事抗がん剤治療が終わり1ヶ月、
いよいよ手術でございます。

事前にCT、MRI、骨シンチの検査済ませ月曜日午前入院。
同室の方も手術入院。仲間がいると心強い。

午後から、24時間蓄尿検査開始。
 トイレに行くたび、ビーカーに採尿し、蓄尿用バッグにためていきます。
 ちょっとめんどい、つい忘れそうになります。

手術前練習開始
 手術に向けて、呼吸法の練習します。
 1、ふうせん  一度に5~6回膨らます。一日3回
 2、トリフロー ボールが入った筒が3列並んでる器具
         ホースを口にくわえ、息を吸ってボールを浮かせる。
         ボールの高さを維持し、長く安定した呼吸を練習する。
 3、腹式呼吸  一度に5~6回。 一日3回。   
 
 呼吸練習きついです
 ふうせんは、腹から息をださないと膨らみません。
 口だけで(肺だけ)で膨らまそうとすると、
 窒息しそうになります
 トリフローは、最初まったくボールが浮かず…(情けない肺活量だ
 ふうせんや、腹式呼吸まめに練習して、
 ようやく手術前日までにボール3個とも
 浮かせるようになりました。

手術日決定
 同室のMさんが水曜日、わたしは木曜日に。
  
水曜日
 Mさん午後から手術に。
 いよいよだ~ 明日は自分だ~ 不安はつのる~
 
 夕方、母と一緒に手術の説明を聞く。
  MRIでみると、しこりが半分ほどになり、
  腋のリンパ節の腫れも見た目わからないそうで、抗がん剤さまさまです。
  手術は、しこり+3cmほどくり抜き、リンパ節は切除の予定。
  (切り口にがん細胞が見つかったら、全摘の可能性もわずかにあり)
   
  先生 「なにが一番不安ですか?」
  わたし「麻酔ですぅ、、、」
  
   …途中で麻酔が切れたら?        
   …逆に、術後目が覚めなかったら?
  
  そんな事はないと、先生おっしゃったけど妄想はふくらむのさ。

  初めての手術は不安がいっぱい
  
  なんだけど、…実はこんな状況でさえ
  こっそり楽しんでいる不謹慎な自分がいる~
  いいのかなぁ こんなんで
  
 21時 下剤、安定剤服用。
  ゆっくり身体を休めて万全の体調で明日の手術に臨むのだ。

 21時以降絶食
 24時以降絶飲

手術自体は、自分ではどうする事もできないから
不安はあるけど、もう開き直り? 
「先生、お任せします。よろしく!」

抗がん剤 タキソテール

2006-04-30 02:08:37 | 抗がん剤
CEF4クールが終了後、
エコー、MRIでしこりを確認したところ
小さくなってきておりました。
やったね!
副作用耐えた甲斐があったということです。

それで、このまま抗がん剤治療続けましょうという事で
タキソテール4クールの始まりです。

CEFに比べると副作用が少ないとはいえ、
どうゆう風に出てくるかわからないので
まずは入院して点滴受ける事にしました。

少々ビビリながら点滴2時間。
「?なんとも無いぞ?? このままいける?」
点滴終了後も、寒気なし!吐き気なし!気分も悪くない!これは楽勝か?

2日ほど様子見ましたが、特に変化無く元気なので無事退院。
2回目以降は、外来で治療することにしたのです。

しかし1週間後、副作用はやってきました。
指先がめちゃくちゃ痛い!!力が入らない!!
ずーっとジンジンしびれている感じ。
少し遅れて足の指先にも痛みが!
そしてだるい。なんだかとてもだるい。

そしてまた脱毛も。
CEF終わってから産毛のようなふわふわした毛が
生えてきていたのですが(3㎜ぐらいだけど)
それが又抜け始めました。
残念!せっかく生えてきてたのに~

その後、順調に3クール終了。
指先のしびれは有りましたが、体調、気分とも大変良くて
なんかずる休みしてるみたいな罪悪感ありの数ヶ月でした




ハゲ模様

2006-04-15 19:29:16 | 脱毛生活
どこから抜けはじめると思います?

まず、てっぺんとその周りから薄くなっていくんです。
「うっそ~すごい!」と思わず声が出てしまうほど
スルスルと抜け落ちてゆきます。

そ~です、
河童ですよ~。落ち武者ですよ~。
いやーわれながら笑える…情けない姿ですよ。

抜けるなら全部すっぱり無くなってくれればいいものを、
最後まで根性みせるのがサイドと襟足の髪。
しつこく、しつこくがんばってる。
そのおかげで帽子かぶったときになんとか格好がつくんだけどね。
(帽子から髪(襟足)が出てないと変だぞ~)

最終的に所々数本残りましたが、
みごと坊主頭になりました。

河童・落武者から始まり、じーさんのハゲ頭、
ツルツル坊さん頭でピーク、
高校球児の坊主頭(一分刈り→三分刈り→五分刈り)と徐々に復活し、
モンチッチ(デビュー当時の森昌子!)、
良く言えばモデルのはなちゃん風だが実は
大仏のぶつぶつ頭となり、
くせ毛くるくるキューピーさん、オバサンの失敗パーマ
と変遷し、現在見事に復活を果たしました。
やったね



脱毛生活  必需品2

2006-04-13 02:26:32 | 脱毛生活
毛糸の帽子
今まで帽子かぶる事がなかったので、違和感大。
似合っているのかいないのか???
疑問は残るが選択の余地はなし

ハットタイプの帽子は、多少髪が残っているときは良いですが
襟足の髪が少なくなるとキツイです。
風が吹くと飛びそうになるしね。

毛糸の帽子を目深にかぶり、
残り少ない襟足の髪を引っ張り出してごまかしました。

それでも、ついに襟足君もさびしくなってきます。
そうなるとね、帽子かぶってもハゲを隠せない
ついに、ヅラデビューか? 
いやいやまだまだ悪あがきは続くよ~どこまでも

入院中、病友に
‘髪が付けてある帽子’
を見せてもらったのを思い出し、ネットで検索。
ありました! が、それなりのお値段が…

さらにネットをさまよい見つけたのが、
手持ちの帽子に装着する付け毛

おお~これは使えるではないか!と購入したけど、
いかにも作り物ですというような輝きと、不自然な直毛…
2回ぐらい使ったでしょうか~以後出番なしです。

そしていよいよヅラの登場です。
しかし、いざ外出となると、
「うーん どーなんだろこのでか頭」
悩んだ挙句、
ヅラを付け、そのうえに帽子をかぶる作戦に。
これはなかなか良い。(暖かくなるとつらいけど。。。汗だらだら)
以後、外出はこれでいきました。

ゆえに、今度はハット型の帽子が増えます。

新たな楽しみ発見です。

買い物にいくと、必ず帽子売場をチェック。
色んなタイプを試着しまくります。
ヅラの上からかぶるので、普通サイズじゃだめなんです。
LかLLです。
大きいサイズの帽子って少ないのだよ~

サイズが合うと
「必需品だ!」
と言い訳しつつ、つい買ってしまいます。

そしてヅラを卒業した今、
ブカブカでかぶれない大きい帽子がいくつも、、、、、(-_-;)