フルーエント・スピーチetc.

フルーエント・スピーチを目指すみなさんとのふれあいを通して、
感じたことなどを気の向くままに記録していこうと思います。

「はやぶさ」開発にかかわった人の中に吃音者が...

2012-02-08 14:34:13 | 吃音

今年は寒さが厳しい、そして各地で大雪の被害が...  関東地方は久々の
が上がって乾燥が少し和らいだかもしれない。

さて、日曜日に偶然あるテレビ番組を見た。近々公開される映画「はやぶさ
遥かなる帰還」に関連するもので、はやぶさ開発に携わった人たちに渡辺健が
訪ねて会談をするというような内容だった。

その中で、宇宙用リチウム電池の開発にあたった古河電工の技術者、M.Y氏が
紹介された。彼はインタビューの冒頭、自分が吃音者であるがゆえに技術者を
目指したことを公にした。そして研究を続けていく中で「コンプレックスが
あろうがなかろうが、人前でしゃべれるようになっていった」と告白。

吃音者は100人に一人はいるといわれる。したがって、彼が吃音者であったことは
少しも驚くべきことではないと思うが、彼が開口一番吃音者であることを公表した
ことにびっくした

専門的に見れば、彼は確かに吃音者だということは画面から今も伝わっては来た。
しかし、その話しぶりは通常のコミュニケーションが十分とれるくらい滑らかな
ものだったし、何の問題もなかった

技術者に成り立てのころは、当初の思惑通りしゃべる機会も少なかったかも
しれないが、徐々に話す機会が増えていったのだろう。きっと電池開発に
注がれた情熱や熱心さ同様に、しゃべることに対しても避けずに真正面から
取り組んだのだと思う。その成果が吃音の改善・解消につながったのだろう。

「自己開示」・・・吃音を隠すより自ら吃音であることを公表してしまえば、
知られることへの恐れが軽減する分、緊張や不安がなくなり思ったよりども
らずに話せるもの。

みなさんも思い切って、自己開示してみてはどうだろう...

 

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プレッシャーのない状態でのトレーニング

2012-02-03 11:38:17 | 吃音

今日は節分。あいかわらず寒いです。「福は内、鬼は外」と豆まきするにもこう寒いと、窓を大きく開けるのがためらわれますね...

さて...

当センターで行われている吃音治療は、聴覚療法と呼ばれています。発話リード装置DAFを用いて、家庭でトレーニングをしてもらうウエイトが大きいです。吃音を改善したいという思いが強いほど、現実場面から離れた家庭でのトレーニングにまどろこしさを感じる人も多いかもしれません。

しかし、プレッシャーのないリラックス状態での学習はとても重要なのです。去年の東日本大震災時、事前に避難訓練を行っていた人たちがパニック状態に陥らずすみやかに安全な所へ避難できたことが繰り返し紹介されていました。

プレッシャーのない状態での学習は、効率的に学習内容を脳にインプットすることができるといわれています。多くの人は、もっとも緊張の高い場面で現実体験を積むことが必要であると考えがちです。しかし、いざその場になると、失敗の恐れや不安のために心や身体が緊張し、恐れていたどもりの症状が出てしまうこともあります。結果的にマイナスの学習データを脳に深くインプットしてしまう可能性もあるのです。

したがって、トレーニングの開始直後はプレッシャーのない場面で十分に学習を続けることが望ましいのです。スムーズなしゃべりに必要な感覚を事前にしっかり脳にインプットしておけば、現実の場面で必要に応じてインプットされていた感覚が自動的に再現されていくようになっていきます。

プレッシャーのない場面でのトレーニングの重要性を再認識して、お家でのトレーニングに励んでくださいね

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新年を迎えて

2012-01-07 18:34:02 | 吃音

今日は1月7日。七草粥食べましたか? 私は朝粥でいただきました。昨年は本当に辛いニュースばかりの1年でした。今年は明るいニュースが一杯聞こえてくる1年になるよう願わずにはおれません年頭に最初に思ったことは、まずはこうして健康でいられることに感謝だなってことです。体が元気であれば、どんなに苦しい状況であろうとチャレンジできますからね...

「1年の計は元旦にあり」と言われます。みなさんの今年の抱負は何でしょうか? 私もいろいろ考えましたよ。計画倒れにならないよう頑張ります

さて、このブログも不定期更新で大変申し訳ないのですが、今年も今まで通り気の向くままに書かせてもらいます。どうぞよろしくお願いします。

私は昨日が仕事始めでした。みなさんは今日から3連休って方も多いかもしれません。本格的に仕事体制に入るのは連休明けからかもしれませんね。この連休お天気も良さそうですからたっぷり休暇をエンジョイしてください

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メリークリスマス

2011-12-24 14:49:51 | 吃音

寒いですね

今夜はクリスマスイブ、北日本はホワイトクリスマス確実そう。 今年は例年にも増して1年があっという間に過ぎていった感じです。気が付けば今年も残すところ1週間。来年は少しでも世の中が良くなりますように

さて、吃音改善のためのトレーニングは順調でしょうか? 指導終了後は日常の練習の回数や時間が減っている方も多いかもしれませんね。現場での実践がすなわち練習になっているわけですから、家庭でのトレーニング回数が減っていてもそれほど問題にはならないでしょう。

冬休みの間、少し時間がとれたらお家で基本練習を復習してみてください。練習は基本をじっくり確認するのが一番。日ごろ忘れていたポイントの再確認ができれば、年明けのしゃべりがもっとスムーズになるかも・・・ 指導で使っていたチェック用紙の項目は注意したい点が明記されているので練習前には要確認を

それでは、よいお年をお迎えください。

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治療モニター

2011-12-09 14:18:09 | 吃音

今日は今冬一番の冷え込みとか... 

今年は3.11のほかにも日本だけでなく、世界中で地震や洪水、竜巻など自然の猛威の怖さを実感させれらた年でした。そういうことが多かったせいなのか、例年にも増して今年は時の流れの早さに驚くばかりです。

さて、ここのところ心理相談で吃音治療モニターを希望される方がちらほらいらっしゃいます。治療モニターは、治療前、治療後の比較映像(動画)ならびに治療経過映像や写真をホームページ等の閲覧資料として使用させていただく代わりに、治療費用を割引させていただく制度です。(新聞、雑誌、DM等広告の症例として、使わせていただく可能性もあります) 

当センターで治療を受けられて吃音(どもり)を解消された方の劇的な変化を、現在お困りの方にぜひご紹介したいのですが、吃音(どもり)の方は、自分がどもりであること(あったこと)を人に知られることを非常に恐れているものですから、こうしたモニターにご協力いただける方が少ないのが現状です。

モニターを希望された場合、どなたでもモニターになれるかといいますと、そうとは限りません。というのは、モニターになっていただく場合の条件があるのです。その条件とは、

1、吃音の症状が重度であること。難発であれば難発時間がきわめて長い。また連発であ  れば連発の回数が極めて多いなど。

2、随伴症状が顕著であること。

3、吃音の症状が耳でも目でも明らかに確認できること。

4、吃音の症状が治療場面においても顕著に現れること。

5、治療に必要な聴き取り力に問題が無く、なおかつ治療効果がきわめて高いと判断できること。

モニターに名乗りを上げていただけるのは当方としては大変ありがたいことですが、モニターを希望されても、上記の条件をすべてクリアーできる方が少ないのが現状です。ご希望の方は簡単な検査で確認ができますのでお声かけください。

 

 

 

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ブログのタイトル変更しました

2011-11-18 11:46:19 | 吃音

久しぶりにブログ再開です。あっという間に11月も半ば過ぎ、ここのところずいぶん寒くなりました。京都の紅葉は今頃見ごろでしょうか...

フルーエント・スピーチ研究会が暫く休会となったので、ブログのタイトルを変更。休会が決定してから、入会を希望していた方々がいたものですからちょっと申し訳ない気持ちです。旧メンバーからも再開の希望の声もちらほらと...

まあ、考えてみればプライベートの生活が充実しているからこそ、研究会になかなか参加できない人が増えて来たってことですから、良しとしましょう。今後は今までの形態とは違った形で再開できたらなーと思っています

さて、先日研究会の卒業生が遊びに来てくれました。彼女は30代、3人の子どものママ。子育てだけでも大変なのに、保母さんとしても働いています。保育園に吃音の子がいるそうで、他の先生の前で、「私も小さいころからどもりだったんですよ」と言ったところ、みんなに「嘘」ってびっくりされたって報告してくれました。 彼女の吃音、確かに今はまったく問題なしって感じ。忙しいながらも充実した毎日を送っているようで嬉しかったです

 

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研究会しばし休会に...

2011-08-19 10:43:54 | 吃音

今日でしばらく続いた猛暑もおさまりそう...

ここのところブログ更新していなかったので久しぶり。

このブログは基本的に研究会であったことや、気が付いたことなどを気ままに書いていこうと始めた。最近はメンバーの出席率が悪くてお休みになることが多くなった。

研究会に参加することで、「吃音の改善が上がった」と言ってくれるメンバーが多い。だから、研究会になかなか参加できなくなってくるとうのは、プライベートが充実している証拠とも言えるのであながち悪い傾向ではないと思う。

研究会の醍醐味は、やはりある程度参加者が集まり、そのグループの中で多少の緊張感を持ちながらトレーニングをすることにあると思う。

ここのところ参加メンバーが少なく研究会そのものの継続も危ぶまれてきていた。研究会の世話人がこういう状況を心配して一声かけてくれた。それでいったんは休会ということにしようということになった。

休会がいざ決まると、メンバーからは「残念だ!」「新生研究会を願う!」などの声が上がったいる。今後どうしていくか腰を据えて考えていくつもりだ

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これから汗ばむ時期に・・・

2011-06-18 11:48:46 | 吃音

梅雨時は蒸し暑い日があったかと思うと、ちょっと肌寒かったりと体調管理も大変な時期ですね〜

この時期にフルーエント・スピーカー耳かけ式を携帯されている方は、装置が雨に当たらないように気を付けてくださいね。精密機器は水に弱いんですよ。携帯電話も結構水に弱くて、防水製のがあるほどですから・・・

残念ながらこちらの装置は防水性までは全く考慮されていません。水の中に落とすなんてことはもってのほかですが、雨などに濡れてしまったらすぐに拭き取ってください。

梅雨が明けてこれから本格的に暑い時期がやってきます。汗かっきの方は耳の後ろにも汗をかいたりしますから、たかが汗と侮らないでこまめに拭いてくださいね。絶えず湿っている状態が続くと、装置にダメージを与えることもありますので・・・

 

 

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吃音矯正装置――「発話リード装置DAF」第1号製作者との久々の再会

2011-05-20 14:50:20 | 吃音

先週の土曜日は研究会はOFF日。午後久しぶりに懐かしい人が訪ねて来てくれた。

現在、吃音矯正装置として使っている「発話リード装置DAF」は心理ドックのオリジナルである。この製品を初めて試作してくれたのが当時は学生さんだったが、現在はJ医大の整形外科医になっているTドクター。彼との付き合いも早いものでもうそろそろ20年になる。

彼との出会いがなければ、発話リード装置DAF家庭用はもちろん、フルーエント・スピーカーポケット型も耳かけ式も誕生していなかったと言っても過言ではない。

楽天ショップに『開発者からのメッセージ』を投稿してくれたので、ここでも紹介したいと思う。

発話リード装置DAF開発の回想


電子工作の好きな高校生であった私が地元の情報誌で「音声遅延回路の組み立て出来る方」との広告を見かけてから、既に当時の年齢よりも長い年月が経過しています。

吃音・どもりを改善する装置の導入を検討中で、国内では入手困難のため独自開発したいとのことでした。

電子回路を扱う者として、純粋な電子回路が人の会話に作用するというのは大変不思議なことで、電子回路の有用性や応用範囲の広さを実感させることでもありました。

調査の結果、主要回路の新規設計と製造から始める必要があり、人的にも設備的にも無理があると思われましたが、幸いにもT電子様が回路の製造と供給を引き受けてくださり、独自開発をスタートすることができました。

部品調達、試作と動作確認、操作性や実際の効果を反映した仕様変更などの繰り返しと、数年の期間を要して現行の家庭練習用が完成しました。

開発当時の私の視点ではこの装置は一種のオーディオ機器であり、歪みやノイズの低減による忠実な出力と、操作性を追求しておりました。

結果的に、訓練の集力を乱す要因となり得る違和感を取り除くことができたと思います。

その後一旦地元を離れて疎遠になっておりましたが、先日先生方と再会する機会があり、全国各地の方がこの装置を使用してより良い生活を送れるようになっているということを知り、開発に関与できたことを大変嬉しく思いました。

さらに最近は携帯型や耳掛け型も開発され、言語治療者や言語教育者の養成機関、研究機関の方が研究目的で購入されていると聞いて大変驚きました。

躍起になって低ノイズの部品を探し回ったり、ケースの材質について何度も議論したり、T社長に無理を言って困らせたりした当時が、今となっては懐かしい思い出です。

平成23年5月17日

種田雅仁

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吃音はまだあるけど、自信がつきました!

2011-04-16 14:54:47 | 研究会

研究会が始まってしばらくしたら大きな揺れが・・・ ここのところ頻繁に大きめな余震が起こっている。 練習の途中、しばし地震の話題になってしまった。

今日は二人の女性メンバーが嬉しい報告をしてくれました

お1人は、幼稚園の父母会でサークル活動の発表を、A4の半分位の分量読み上げたそうだ。 フルーエント・スピーカー耳掛けを付けて原稿を読んだそうで、いつもの練習のようにフルーエント・スピーカーに身を任せて聴きながら読めたそうだ。今までの中で一番スムーズに読めたので、自信がついたとのこと                               自分ではちょっと読みのスピードがゆっくりだったかなと思ったそうだが、「聞きやすかった」と周囲の人には言われたと、微笑んでらした

もうお1人は、娘さんの小学校の懇談会で自己紹介をする場面でのこと。短いフレーズの中に苦手な言葉がいくつか入っていて、こういう場面はいつも逃げ腰だったそうだが、最近は、言葉を言う意識より、相手に気持ちを伝えていこうというように気持ちの変化が出てきたことで、「どもったらどうしよう・・・」という不安が出てこなくなったそうだ。『言えないイメージ』より『言えるイメージ』が沸いてくる。苦手な場面を避けなくなったことで、人が私の周りに集まってくるようになったと報告してくれた

吃音の重症度判定の中に「吃音の意識度」を見る部分がある。客観的に見て吃音の症状が軽度であっても、この吃音に対する意識度が高いと重症度は上がります。吃音が改善されていくにつれて、この意識度にも変化が現れてきます。もちろん改善されるにつれて、吃音にとらわれたり、気にする度合いが弱まってきます

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