★Yayoi's World♪一音入魂♪永遠の道★

【夢は空高く 努力は足元に!】ある意味、個性派?アスリートピアニスト根岸弥生が語る素顔ノート。

★朗読劇【月光の夏】千秋楽終了!

2016-12-11 | コンサート♪
ありがとう西大寺!

というわけで、昨日、今回の旅ステージ千秋楽、また、2016年としての朗読劇【月光の夏】千秋楽を無事に終えることが出来ました。

今回は正直、久々に(超〜〜〜)苦戦した相棒ピアノとの出逢いだったけれど、最終日の昨日は、相棒くんなりに精一杯頑張ってくれて、良いコミュニケーションが取れたと思います。

明日、250kg爆弾を抱えて飛び立つ特攻隊の姿が朗読する役者さんから伝わり、頭に映像を描きながら自分自身が「人生最後の月光」を弾いた気分になりました...

それだけ、ピアニストとしてでなく、役者の1人としてステージに立てたのかな。

決して忘れてはならない戦争の事実、その実話を今年も4人の役者さん(班は色々ありましたが)とピアニストのクインテットで、日本各地で語り継げたことを誇りに思います!

でも、誇りに思う裏側には、とても感慨深い事実でもある...
今ある日本を護ってくれた彼らにどう祈りを込めて、また、お客様にどう届けるか、毎回毎回の課題でもあります。

今年は、ロビー交流会で実際に戦争を体験した方や、(この演目内容でもある)特攻隊生き残りの方など、当時を知る方とたくさんお会いしました。

彼らの話を聞くと、本当に胸が痛くなる...
彼らがこの朗読劇を観るのは本当に辛いことでもあると思う。
でも、そんな方々から
「観れて良かった!」
「是非!語り継いでもらいたい。ありがとう」
「ピアノの他にも色々な戦争の話がある...でも、こうやって語り継いでもらえることは、大切だ」
と言われると、この演目を大切に思う自分としては、本当に有難く、誇りに思えてくる。

またドラマリーディングのクインテットの仲間に入れて下さる、(いまや我らが:笑)劇団東演にも感謝です。

戦後70年の昨年から今年と、北海道から九州まで各地を廻ってきました。
各地で迎えて下さった演劇鑑賞会の方々、市民劇場の方々、各地ホールのスタッフ、調律師の方々、劇団東演「月光の夏」チーム、全ての方の力が合わさってステージは出来上がります。
関係者の皆様に、心から御礼申し上げます。

また来年も1つでも変わった姿で、ステージに立ち、語り継いで行けたらと思います!!

昨日、千秋楽ステージ後に西大寺に参拝に行って来ました。




全てのステージ終了ご報告とお礼に...
観音様の隣に、戦没者慰霊碑があり...
まさに「月光の夏」を目の当たりした気分でした。

また、美しい夕焼けに「1年お疲れ様!」と言われているかのように癒されました^_^


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