フロー・イントゥ・マージンNo.5

JTマーヴェラス・位田愛選手を応援するブログ。

2017春季リーグ(開幕戦)

2017-04-19 | miyu kubota/kaetsu university



「ワンチャンスある」、今回はずっとそう思っていた。
キャプテンみゆを中心に、嘉悦の人たちが一致団結して取り組んでいるのを聞いていたし。
・・・勝つ勝つ勝つ勝つ下剋上!
開幕に向けてひと月ぐらいかな?毎日のように唱えていたわけです。
そこには願掛けというより、ひとつの確信めいたものがあった。
根拠は何だと訊かれると、それは長年の勘としか答えられないんだけども(笑)
みゆたちが入学してから、筑波には公式戦で未勝利、それどころか満足にセットを取ったことすらない。
どうしても相手の高さにやられてしまう。
アタックに飛べば、ネットの向こうからヌーッと手が出てくる、その恐怖心をいかに払拭して戦えるか。
当日、試合開始前に入場してきたみゆの顔を見ると、そこには「やります!」と書いてあった。
もう、あのときにイケるという気がしたよ。

「春はまだどこも固まってないが、ウチまで一緒にもたついているわけにはいかんからね」
本田新監督(渋いお声)に伺ったとおり、嘉悦は地に足の着いたバレーができていた。
これは練習の賜物でしょう。
サーブ、ブロック、レシーブのトータルディフェンス。
試合を通して、この幹がしっかりしており、安心して見ていられた。
特に素晴らしかったのがブロック。
キルブロックも量産したが、それ以外にも粘り強く手に当てたり、ブロードに対して1枚でタイミングを合わせたり。
そのため、筑波のアタッカーが嘉悦のブロックを敬遠してふかすシーンが次第に増えてくる。
一発で仕留めるだけがブロックじゃない。
相手のミスを誘うのも、レシーバーを守りやすくするのもブロックの力だ。
ブロックの重要性、そのことがよくわかる試合だった。
嘉悦はセッターに2年の島原選手を起用しており、ブロックの高さを揃えている。
ピンチブロッカーには1年生の後藤選手を入れて4、15、5の並びなど何事も高め高め。
このあたりは以前の嘉悦にはなかった圧力で、他の大学も面食らうのではないだろうか。



もうホントに大事な初陣、しかも1点1点がシビアな展開だったので、試合中の撮影はほとんどしていない。
最大の勝因はブロックだと思うが、嘉悦はWSの攻撃が素晴らしかった。
みゆは強打ありきのフェイントが活きており、高い決定率をマーク。
クロス、ストレート、バックアタック、隠し技のワイドっぽいムーブからのフェイント、強さと巧さを存分に発揮した。
ゆりは序盤、高いブロックに対して通らなかったが、中盤からブロックアウトで冴えはじめる。
1セット失って2-1での第4セット、立ち上がりみゆゆりでパパッと点を取って走れたのが大きかった。
そして、表レフトに入った・・いや、戻ってきたあみ。
筑波のブロックを弾き飛ばすパワフルなスパイク、コートに穴が開きそうな痛快なダイレクト!
この3人が、隙あらばバックアタックを積極的に打ってくる面白いバレー。
あみみゆゆり、彼女たちがコートに揃い踏みしたことはこれまで何度もあった。
けれども4年生の春を迎えて、僕はいまのそれを見るのが一番うれしい。

筑波の井上愛里沙選手はワールドクラスのスパイカーだ。
全日本代表に選出され、将来を嘱望される、誰が見ても凄い選手である。
高さや一発の破壊力、ポテンシャルでは、みゆはどう逆立ちしてもかなわない。
だが、試合の中で点を取り、チームを鼓舞して勝たせるエースの役割においては、互角以上に渡り合った。
劣勢のときも、その目は死んでいない。
タイムアウトでは「取るよ、取るよ!」力強い声が聞こえてくる。
エースの意地、キャプテンの責任感、そしてバレーというスポーツの醍醐味・・・
成長した窪田美侑は、まさにそれを見せてくれた。



みゆが1年生の春、初めて青学で見たときのことを思い出す。
パンフレットを見て、「あ、都市大の子がいる!」。
まだ試合には出ないだろうと思っていたら、16番をつけた彼女がいきなり出てきて驚いた。
プレミアの会場に慣れた僕には、表参道の体育館が、妙にほの暗く感じたことを今でもおぼえている。
あのときはまだ入学したばかり。
いろいろと気を使いながら、ほの暗い体育館の中を動き回っていたみゆ。
40歳の誕生日に、家内と大学バレーを観に行って、その活躍する姿に嬉しくなって思わず声をかけた。
あれからいろいろあった。
インカレ、リーグ戦・・・みゆのバレーを観にいろんな所へ行って。
不思議なことに、いまの自分には、プレミアのそれよりも青学のコートが眩しい。
みゆが悩みながら青春をぶつけて、輝き、そしてまた戻ってきた1部のコートが眩しい。

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5 コメント

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第二日体戦 (@ドリーム)
2017-04-21 06:35:56
余白様。
明日はよろしくお願いします。

何度も何度も書き直した恥ずかしいものを持参して小田原に行きます。

日体戦で嘉悦、勝ちましたなら、みゆさん達と同じような、勝利の達成感に浸れる様にも思います。
日体戦 (余白)
2017-04-21 16:54:45
@ドリームさま

日体も順天をストレートで降して好発進。
より小型チームになりましたが、レシーブ力、堅守の印象です。
開幕戦、嘉悦はまぐれや偶然、単なる勢いではなく、非常に中身のある勝ち方をしましたので。
粘り強い相手に対して根負けしないように、冷静に戦っていただきたいな、と。
日体戦を (@ドリーム)
2017-04-21 18:53:39
余白様。
嘉悦は力で押してくる様なチームには対処できても、
粘りと鉄の結束力の日体ですから、本当に心配なんです、嘉悦の攻撃の起点が、レシーブから有るので有るなら、いいんですが。

ライブで見た10番と12番の選手、頑張って欲しいな~、とにかくスパイクはねじ込んでいく気持ちが欲しいです。
日体に勝利 (@ドリーム)
2017-04-23 09:39:27
余白様。
先生の到着が遅れ~日体にリードされ、
いやな出だしの嘉悦でしたが、余白さん
お見えになると、嘉悦の選手達は元気を取り戻し、ストレート勝利に感動しました!!

考えてみますと、花巻での借りはもうすでに、3倍返しです、日体戦には負け知らずです~。
強すぎてごめんなさい日体様、、。
偶然です(笑) (余白)
2017-04-23 13:39:46
@ドリームさま

環八も東名も大渋滞でした・・

あれは偶然です(笑)
しかし、そのような偶然を楽しませてくれた選手の皆さんに感謝しております。

日体には2年の東日本インカレ、3年の全日本インカレで負けて。
大舞台に強い日体です。
次はインカレで勝ちたいですよ。

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