中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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アンデス・ブランカ山脈紀行;第4日目(4);高所順応日;ケウシュ散策

2016年10月17日 04時38分14秒 |  :ブランカ山群トレッキン

                                                                  <夕焼けのコルディラネクラ山脈>

     アンデス・ブランカ山脈紀行;第4日目(4);高所順応日;ケウシュ散策
          
  (アルパインツアー)
       2016年9月6日(火)~16日(金)

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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ce2544d46f5563f026c763bfd589a01d

第4日目;2016年9月9日(金) 晴  (つづき)

<ルート地図>

■ケウシュ幕営地周辺見取図


■ケウシュ幕営地見取図


<幕営地散策>

■テントトイレ
 私達は専用車に乗って,15時08分に今夜の幕営地,ケウシュに到着する.
 標高が高いところに居るためか,ケウシュに到着する30分ぐらい前から腹痛を感じ始めていた.自分たちのテントが割り当てられて,一旦テントに収まってから,私はトイレテントへ急ぐ.
 トイレテントは幕営地の北(正確な方向は良く分からないが…)の外れ,小川を飛び越えてすぐの所にある.
 トイレテントの構造は今更説明するまでもないが,テントの中央に20×30センチメートルほどの大きさで深さ30センチメートルほどの穴が掘ってあるだけ.使用したトイレットペーパーは脇にあるゴミ箱に捨てる.孔の脇には石灰が入った袋が置いてある.用が済んだら,スコップでこの石灰を少量掬って上に掛けることになっている.
 トイレテントの外には,容量2リットルのペットボトルを利用した手洗いの水が用意してある.
 私には,それほど海外の経験があるわけではないが,海外で経験したトイレテントの中では,ここのトイレテントが一番上等だと言える.余計なことだが,逆に最も酷かったのがウイルヘルム山登山で経験したトイレだった.

<幕営地の端にあるトイレテント>

■幕営地全景
 トイレで用を足した途端に腹の調子が良くなる.
 16時からお茶の時間である.未だ少々時間があるので,ついでに幕営地周辺を散策してみる.
 幕営地の南側から北側に向けて,幕営地を取り囲むように小川が流れている.小川の川幅は30~40瀬打ちメートル程度で簡単に跨ぐことができる.
 西側には,ちょっとした集落があり,10数軒ほどの住居が建っている.何台かの自動車も見えるし,電気も通じているので,こんなに山間にも拘わらず,生活水準がそれほど低いとも思えない.生活の糧は牧畜だろうか.その辺りは良く分からない.
 小川沿いに幕営地を一廻りしてみる.
 トイレテント周辺には,トイレに浸かったと思われる孔が半分土に埋まったままの状態で何カ所かあるのを見つける.小川からいくらも離れていないところにトイレテントがあるので,この小川の水は大腸菌で汚染されている可能性が随分と高いだろうと思う.そうは言っても,この小川以外に水源はなさそうである.
 ”まあ,いいか…小川の水でも煮沸すればどうということはないな…”
 でも,ちょっと気持ちが悪い.
 歩き序でに,幕営地の西側の斜面に登って見る.ここからは幕営地全体が俯瞰できる(下の写真).
 幕営地の向こうにはなだらかな丘が連なっている.雑草は生えているようだが,ほとんどはげ山である.両川付近に若干の針葉樹が立ち並んでいるのが見える.
 私は上着のポケットから雑記帳を取り出して,幕営地全体の見取図を書き写す(PowerPointで清書したのが冒頭の見取図).
 ちょうどそのとき,幕営地の片隅を通りぬける畑道を,近所に住んでいると思われる2人の女性が下ってくる.


<幕営地全景>

■コーヒーブレーク
 16時から,食事テントでコーヒーブレークである.
 食事テントに向かう.夕方になり気温がグッと下がり出す.少々寒い.
 食事テントのテーブルに掛けてあるテーブルクロスが昨日の野外食のときと変えられている.なかなか素敵なテーブルクロスだなと思いながら着席する.
 ツアーリーダーのIBさんが日本から持参したコーヒー,お茶などが振る舞われる.お湯は間違いなく近くの小川の水を沸かしたものである.でも,この水で立てたコーヒーを美味しく頂戴する.
 IBさんから,パルスオキシメーターで各自血中酸素濃度を計測するように促される.
 私の血中酸素濃度と脈拍は,それぞれ,
   血中酸素濃度     90%
   脈拍           78回/分
である.血中酸素濃度は,まあ,まあ.でも脈拍が少々多いようである.ここの標高が約3,500
メートルあることを考慮すれば,まあ,こんなものかもしれない.
 ついでに明日の行動予定の発表がある.
 明日は,いよいよトレッキング第1日目.
 未明にテントの中でモーニングティを飲んだ後,3時30分に専用車で,ケウシュを出発し,約4時間のドライブの後,ヤンカヌコ峠(標高4,767メートル)を経由してウァケリア(標高3,700メートル)に到着する.
 ウヮケリアを8時頃から歩き出し,バリア谷出会い(標高3,800メートル)まで歩く予定だという.
 なお,本日の夕食は18時30分からだと言われる.
 コーヒーブレークがお開きになるときに,現地ガイドから,
 「…少しドライブして散策しませんか…」
というお誘いがある.希望者は17時00分,色時点と前に集合するようにとのこと.私は当然のことながら参加する積もりである.

<食事テントでコーヒーブレーク>

<夕方の散策>

■専用車で丘の上へ
 17時03分,専用車に乗車してドライブ開始.全員が参加する.
 専用車は集落脇の上り坂をグングンと登る.そして,17時10分,標高差で幕営地より約100メートルほど高い丘陵の鞍部に到着する.
 専用車から下車する.ここは海から遠く離れた内陸で,しかも富士山にも匹敵する高地である.そのためか,日が陰ると日中には想像できないほど気温が下がる.
 辺り一面が草原である.草原と言うよりは荒れ地である.私達は現地ガイドの後に付いて,草原の中を歩く.

<丘陵の鞍部に到着>

■草原の高台へ
 踏み跡も全くない荒れ地はさすがに歩きにくい.何回も足を取られてバランスを崩しそうになる.こんなところを歩くと,想像以上に疲労が蓄積する・
 緩やかな登り下りを経由して,17時15分頃,漸く丘の一番高いところに到着する.
 現地ガイドが,ボディランゲージで,
 ”どうだ.凄い景色だろう…”
というような仕草で,前方の山を指さす.

<荒れ地を登って高台へ>

コルデイラネクラ山脈遠望
 現地ガイドが指さす方向には,峨々とした山脈が連なっている.山の上には夕陽を浴びた雲がオレンジ色の輝いている.雲間から日光が斜めに射し込んでいる.
 雄大な風景である.
 私は,山脈の中で一番高い山を指さしながら,現地ガイドに英語で,
 「…あの高い山の名前はなんて言うの…」
と聞く.
 現地ガイドはニッコリとしながら,
 「あの山はコルデイラネクラですよ.あの山の向こうには太平洋が広がっています…」
と訥々(とつとつ)とした英語で答える.
 コルデイラネクラ(Cordellea Negra)は,ワラスやユンカイが位置する大盆地と太平洋の間を南北に連なる山脈のことである.
 私が聞きたかったのは,その山脈の中で聳える尖った山の名前だったが,英語で聞き返すのも面倒なので,そのままにしてしまう.

<夕陽にシルエットのコルデリアネクラ山脈>

■幕営地に戻る
 展望の良い所で10分ほど過ごした私達は,眼下に見えている専用車を目指して歩き続ける.荒れ地は草の下の地面が凸凹していて極めて歩きにくい.
 やっと下り坂を歩いて,17時40分,やっと専用車に辿り着く.
 私達を乗せた専用車は,夕暮れの下り坂を,ユックリと走って,17時46分に幕営地に戻る.
 夕食は18時30分からである.まだ少し時間があるので,一旦,自分のテントに戻る.

<眼下に専用車>
                                                                                (つづく)
つづきの記事
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(執筆中)

「ブランカ山群トレッキング」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/3ac14bd1d44b99a378555e26864f76b7
「ブランカ山群トレッキング」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9e3ba704d9bf4f7278473747420c4534

[参考資料]
ペルー周遊記(ピスコ山登頂);インデックス
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f78082280c7a6bb87b1810478b6786ea

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