
今日はポーランド出身の名女流ヴァイオリニスト、イダ・ヘンデルが1953年にセルジゥ・チェリビダッケ指揮ロンドン交響楽団とレコーディングした懐かしいLP盤についてふれてみたい。筆者が最初に彼女の演奏を聴いたのが今から35,6年前に発売されたこのレコードだった。(写真上ー国内盤/東芝EMI−EAC60044モノラル)
若きイダ・ヘンデルと録音当時まだ41歳のチェリビダッケとの共演でこのころのチェリビダッケは「DECCA」や「EMI」にレコーディングを行っていた時代である。筆者はこのLPを聴いて彼女の生の演奏を聴きたくなった。ちょうどこのレコードと相前後して以前にも紹介したシベリウスの「ヴァイオリン協奏曲」のLP(パーヴォ・ベルグルンド/ボーンマス交響楽団との共演/EMI)もリリースされた。その後間もなく幸いにして「1978年香港芸術祭」でこのLPと同コンビによる彼女のシベリウスが聴けるというニュースを聴き筆者も香港へ飛び彼女の生演奏に接することができた。写真(下)は当時「香港芸術祭」の会場でプログラムに入れてもらった彼女の直筆サインである。
ところでこのブラームスの協奏曲は演奏も申し分ないほど完成度が高いことは云うまでもないが録音も1953年のモノラルにしては驚くほど素晴らしいことも付け加えておきたい。











