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非売品「オーディオ・チェック」LPレコード

2011-03-22 21:46:11 | 管弦楽曲

 1970年代には「オーディオ再生装置チェック用」のレコードをよく目にしたが今回取り上げる写真のLPもその1枚である。このレコードは「クラシック音楽愛好家仲間」から当時筆者の誕生日プレゼントに頂いたもので現在も大切に保存し愛聴している。(YAMAHA−YDD7902)
 収録曲はリムスキー=コルサコフの代表作、交響組曲「シェエラザード」、演奏は当時新進の若手指揮者、現在は「東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団」の首席客演指揮者で海外では欧州、特にフランスを中心に活躍を続けている矢崎彦太郎と「東京交響楽団」によるものである。「非売品レコード」とは言えおそらく彼の「デビュー盤」ではないかと思われる。ジャケットに録音場所、「世田谷区民会館」とあるが録音年月日の記載はない。添付された解説書から1977年前後と推定される。この時代はまだ東京の「コンサート・ホール」はまだ「東京文化会館」が中心で国内制作のオーケストラ・レコード録音は前述の「世田谷区民会館」や「旧杉並公会堂」などが使用されていたのが懐かしく思い出される。
 さてこのレコード録音は解説によれば当時「ヤマハ」の電気音響技術陣により開発された「デジタル・レコーダー」によるものとされているところからも国内における「デジタル録音」の走りの1枚と考えられる。使用機材レコーダーに「U−Matic VTR」とあるのも時代を感じさせられる。ダイナミック・レンジはそこそこだが耳に感じ取れる迫力はそれほどでもない。しかし各楽器の分離は良好でこの作品が持つ音の色彩感が豊かに捉えられているところに一票入れたい。
ジャンル:
音楽
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