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ヘルビッヒのメンデルスゾーン「真夏の夜の夢」

2012-02-16 18:06:25 | 管弦楽曲

 メンデルスゾーンがシェークスピアの同名の劇付随音楽として書いた名曲「真夏の夜の夢(Ein Sommernachtstraum)」の名盤にはアンドレ・プレヴィン&ウィーン・フィル盤(1985年録音)をはじめ数々あるがこのギュンター・ヘルビッヒ&ベルリン・シュターツカペレほかによる演奏(1976年録音)はちょっと渋みも感じる筆者好みの1枚だ。
 写真は昨年廉価盤CDとして国内初出LP(1977年)のオリジナル・ジャケット・デザインで再発売されたものである。(KING/KICC3620)ところで指揮者ギュンター・ヘルビッヒのレコードについては以前に1960年代録音のベルリン交響楽団とのニールセン「交響曲第5番」を取り上げたことがあったと思うが彼は60年代、70年代当時、東側を中心に活躍していたため西側諸国では知名度が薄かった。初来日はドレスデン・フィル首席指揮者時代1976年の同フィルとの来日公演だったと記憶している。その後80年代には「読売日響」にも客演している。また彼のこのほかの名盤に同フィルとの「ハイドン交響曲第93番~104番」(1974年録音)-いわゆる「ロンドン・セット」を思い起こす。
 尚、このCDの余白にはクルト・マズア/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団による序曲「フィンガルの洞窟」(1974年録音)が収録されている。


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