
レコード棚の奥を整理したらユージン・オーマンディ&フィラデルフィア管の懐かしい1950年代録音のモノラルLPが数枚でてきたのでこの機会に順次ふれてみたいと思う。この時代のジャケット・デザインは現在とは違ってなかなか味のあるものが多かった。今日紹介するベルリオーズ「幻想交響曲」(写真)もそのひとつだろう。
オーマンディは「フィラデルフィア管弦楽団」の音楽監督時代に同楽団とベルリオーズのこの作品を3回レコーディングしている。写真のLPはその最初のもので1950年録音のモノラル盤である。レコード番号は日本コロムビアーWL5081でいわゆるLP最初期WL5000番台ー「コロムビア・マスターワークス・シリーズ」の1枚である。この後彼は同楽団とこの作品をステレオで2回1960年(米CBS)、1976年(米RCA)に録音し直している。いずれもこのオーケストラの特色が出たきらびやかなサウンドの「幻想」だったが日本での評価はイマイチだった。今日なん年かぶりにこのモノラル盤の「幻想」に針をおろしてみるとこれといったクセもなくオーソドックスな演奏にむしろ改めて時代を感じさせられた。また半世紀以上も前の録音だが音質は良好である。










