教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

横井小楠は私学人の師だった

2009-11-04 12:25:08 | 
横井小楠―維新の青写真を描いた男 (新潮新書)
徳永 洋
新潮社

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☆横井小楠。坂本竜馬や勝海舟が一目置いていた心の師だというので、ずっとどういう人物か調べたいと思っていたら、本書が目にとまった。

☆小楠賛美の本だから、一気に読めたが、真相はさらに調べなければならない点もある。

☆著者の徳永氏によると、小楠の「国是三論」の富国論・強兵論・士道論は、明治政府の富国強兵論とは違い富国有徳論だという。こうなってくると、たしかに≪私学の系譜≫のルーツになる。

☆そして、横井小楠に直接間接薫陶を受けて、女子教育の創設者になった女性に、女子学院の矢島楫子、女子美の横井玉子、嘉悦学園の嘉悦孝がいる。

☆徳永氏は、小楠の思想を表現している言葉として次のような文章を取り上げている。

堯舜孔子の道を明らかにし
西洋器機の術を尽くさば
なんぞ富国にとどまらん
なんぞ強兵にとどまらん
大義を四海に布かんのみ

☆なんてグローバルな士だったのだろうか。
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