2017年11月第2週チャート

先週は木曜の値幅約700円もの急落が全てだった。
長期投資家は東証の脆弱性を警戒して手を出し難くなる。

何かあったのかと思っていたら、マネックス証券が
「日経平均３万円」などと不吉極まりない発表をしていたらしい。
今や懐かしいダヴィンチ・アドバイザーズが「1兆円ファンド」構想をぶち上げ、
それを境に急激に業績を悪化させた2007年を想起させる現象だ。
（マネックスの株価は正直で、官製相場の害毒で2008年にも及ばない低迷が継続……）

また、現在の東証の高値は外国人の思惑によって「偽装された」ものだから、
海外ファンドの売り仕掛けで急激に崩壊する「上げ底」に過ぎない。
バフェット指数を見てもバブルは明白である。


ドル円は頭を押さえられ、モメンタム低下を確認できた


ユーロは比較的落ち着いているが、値が重く下に垂れている


豪ドルは定石通り、着々と下抜けに向かっている


（以上、チャートはZAI）

無人化関連でもある森精機だけが元気だが、余り調子に乗るのも禁物


6208はトランプのアジア訪問中なのでひとまず小康、再度の参入を窺う局面


（以上、チャートはYahoo）