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GWの新刊紹介 -『2050年の技術』『「天皇機関説」事件』『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』

2017-05-04 | こんな本を読んでいます
GWも残り数日、恒例の新刊紹介です。
トランプ関連本のラッシュがほぼ終わって、
やや方向性が変わりつつあります。

『2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する』( 英『エコノミスト』編集部/訳:土方奈美,文藝春秋)


 → 「太陽光と風力で全エネルギーの3割を占める」と予言する一冊。
   他の章は実現可能性が怪しいものもかなりあるが、
   エネルギー分野においては、コスト低下の現実を踏まえているから間違いないだろう。
   ただ、前著と表紙がそっくりなので緑色にするとか区別できるようにして欲しい。


『トランプがはじめた21世紀の南北戦争: アメリカ大統領選2016』(渡辺由佳里,晶文社)


 → これは一度紹介している。初期のトランプ関連書では
   岩波新書の『ルポ トランプ王国』と並ぶ「双璧」と言えよう。
   コーク兄弟のダークマネー(米国の保守富豪大物が政治を陰で操る資金)を知るにも好適。


『「天皇機関説」事件』(集英社,山崎雅弘)


 → こちらも刊行されてからいち早く紹介。
   極右が暴言と脅しで言論を弾圧する戦前の状況は、現代と酷似する。
   罵声と大声で同胞を黙らせようとする彼らに論理が通じない点も現代とそっくり。
   この警世の書で、数年後に日本社会が重大な危機に陥るとの確信を益々深めた次第である。


『誰が日本の労働力を支えるのか?』(寺田知太/上田恵陶奈/岸浩稔/森井愛子,東洋経済新報社)


 → 著書と言うよりデータ集だが、シンクタンクが的確に見通しを立てている。
   2030年までに700万人以上の労働力が失われるのは確実で、
   外国人は「長時間労働で給料が安い」日本には来たいと思わない、
   そうした予想と言うよりは警告に近い鋭い内容の一冊である。


『「対日工作」の内幕 情報担当官たちの告白』(時任兼作,宝島社)


 → 大勢の中国人が自衛官の配偶者になっている、
   日本のIT企業が個人情報データ入力を中国で行っている、
   与党要人が中国でハニートラップにかかったとの疑惑あり、
   等々、内弁慶の自称保守や純朴なネトウヨが驚愕する内容。


『電通と博報堂は何をしているのか』(中川淳一郎,講談社)


 → かなり率直公平を意識して内情を語っており好感が持てる。
   人によっては中川氏へのイメージが大きく変わるかもしれない。
   電通関連本では真っ先に読んでおくべきだろう。


『国益から見たロシア入門 知られざる親日大国はアジアをめざす』(藤和彦,PHP研究所)


 → 経産省内部に能天気な日ロ関係楽観論があることがよく分かり、
   唖然させられる一冊(だからサハリン2で煮え湯を飲まされたのだ)。
   今後も日ロ外交において日本が苦汁を嘗めることになると確信させられる一冊。
   ポーツマス条約や日ソ中立条約の際の教訓を全く学習していないのではないか。。。


『保育園問題 - 待機児童、保育士不足、建設反対運動』(前田正子,中央公論新社)


 → 日本の待機児童問題が一向に改善せず、
   次から次に希望者が増えるのは専門家の責任も大きいと分かる。

   肥大する保育利権や天下り問題には完全に目をつぶり、
   おまけに予算が必要とだけ言って自分が負担しようとはしない。
   (配偶者控除を現物給付にするだけでかなり改善するのだが、その程度の知恵もない)
   フランスでは保育所ではなく保育ママを活用しているという事実も書いていない。

   これでは待機児童問題の深刻化は必定で、暗澹たる思いにさせられる。


『酪農ビストロのとろけるチーズレシピ 恵比寿「スブリデオ レストラーレ」に習う』(吉田健志,世界文化社)


 → 最後に明るい気分になれるこちらを。
   あの恵比寿の人気店の本なのでフロマージュ好きは必携でしょう。
   特別な道具がなくとも作れる料理も勿論あります。
   (愛好者は専用の道具も買い込んでしまう訳ですが…)

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