驚くべき研究結果が出ています。
日本政府の厖大な債務は周知の事実ですが、
公的債務の巨額さそれ自体が成長率を抑制するという
日本にとって致命的な傾向が明らかにされたそうです。
もしこれが本当であれば、日本経済は既に終わっている。
日中戦争の際と同様、泥沼に陥る可能性が高い。
私は警告と改革を強く促す意味を込めて
「日本の事実上の財政破綻は、2009年に始まったと
後世の財政史の研究者は言うだろう」
と昨年に書いたことがありますが、残念なことに
単なる警告だけで済みそうにない情勢である。
国債をもっと出せ?=潮田道夫(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/ushioda/news/20100124ddm008070092000c.html
”世界銀行の見通しでは世界の景気は回復しつつあるが、景気刺激策の効果が薄れると、
腰折れしかねないそうだ。
それは日本についても当てはまる。そこで、例えば榊原英資早稲田大教授(元財務官)
は、本予算も成立していない段階だが、その補正予算の準備を始めるべきだと言う。
賛成する人が多いのではないか。
だが、財源はどうするのか。これ以上国債を出すと暴落するのではないか。
全然平気だそうだ。とにかく不景気だから銀行は国債を買うしかない。50兆円だろ
うと60兆円だろうと、市場はぺろりとのみ込んで、長期金利の上昇はごくわずかだ
ろう、と。
〔中略〕
ところが、ハーバード大学の財政学の権威ケネス・ロゴフ教授らの最近の研究による
と、公的債務のGDP比が90%を超すと、その国の成長力は平均して約4%も低下
してしまう。44カ国の財政史を200年にわたって精査した結果である。
まいったなあ。意味するところは重大だ。日本の公的債務のGDP比は国際通貨基金
(IMF)によれば今年219%。公的債務から政府資産を差し引いた純債務残高で
も105%なのである。平均で4%も成長が押し下げられたら、日本はプラス成長す
らできなくなる。
国債を増発して成長をめざす時代は終わった。国債を出せばそれだけ、日本は低成長
国家に向かうのだ。(論説室)”
私は「既得権を徹底削減して雇用・成長政策に投入すべき」
との意見ですが、このコラムを見て一層その必要性を確信しました。
日本経済は今、長い下り坂に陥る瀬戸際にいるのだ。
▽ 富田教授の著書は必読です。
外国人はこんな日本国債など買う筈がない。
彼らは暴落を待っているか売りの機会を窺っているに違いない。
日本政府の厖大な債務は周知の事実ですが、
公的債務の巨額さそれ自体が成長率を抑制するという
日本にとって致命的な傾向が明らかにされたそうです。
もしこれが本当であれば、日本経済は既に終わっている。
日中戦争の際と同様、泥沼に陥る可能性が高い。
私は警告と改革を強く促す意味を込めて
「日本の事実上の財政破綻は、2009年に始まったと
後世の財政史の研究者は言うだろう」
と昨年に書いたことがありますが、残念なことに
単なる警告だけで済みそうにない情勢である。
国債をもっと出せ?=潮田道夫(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/ushioda/news/20100124ddm008070092000c.html
”世界銀行の見通しでは世界の景気は回復しつつあるが、景気刺激策の効果が薄れると、
腰折れしかねないそうだ。
それは日本についても当てはまる。そこで、例えば榊原英資早稲田大教授(元財務官)
は、本予算も成立していない段階だが、その補正予算の準備を始めるべきだと言う。
賛成する人が多いのではないか。
だが、財源はどうするのか。これ以上国債を出すと暴落するのではないか。
全然平気だそうだ。とにかく不景気だから銀行は国債を買うしかない。50兆円だろ
うと60兆円だろうと、市場はぺろりとのみ込んで、長期金利の上昇はごくわずかだ
ろう、と。
〔中略〕
ところが、ハーバード大学の財政学の権威ケネス・ロゴフ教授らの最近の研究による
と、公的債務のGDP比が90%を超すと、その国の成長力は平均して約4%も低下
してしまう。44カ国の財政史を200年にわたって精査した結果である。
まいったなあ。意味するところは重大だ。日本の公的債務のGDP比は国際通貨基金
(IMF)によれば今年219%。公的債務から政府資産を差し引いた純債務残高で
も105%なのである。平均で4%も成長が押し下げられたら、日本はプラス成長す
らできなくなる。
国債を増発して成長をめざす時代は終わった。国債を出せばそれだけ、日本は低成長
国家に向かうのだ。(論説室)”
私は「既得権を徹底削減して雇用・成長政策に投入すべき」
との意見ですが、このコラムを見て一層その必要性を確信しました。
日本経済は今、長い下り坂に陥る瀬戸際にいるのだ。
▽ 富田教授の著書は必読です。
![]() | 『国債の歴史―金利に凝縮された過去と未来』(富田俊基,東洋経済新報社) |
外国人はこんな日本国債など買う筈がない。
彼らは暴落を待っているか売りの機会を窺っているに違いない。








































