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製造業で進む省エネ投資は電力不足対策の王道である − ガスコージェネでの廃熱利用・地中熱利用など

2012-02-03 | いとすぎの見るこの社会−地球環境を考える
冬期の電力不足など予想された話であり、
政府も経産省も余りに知恵がなさ過ぎる。

厳寒期の電気料金に薄く課税してでも予算確保し、
企業や家庭の省エネ投資のインセンティブとすべきである。
景気対策としてこれほど効果的なものはない。

電力源は大型化するのに比例して機動性は失われる。
電力ピークに大型発電所で対処するほど愚かなことはない。

既得権勢力の口車に乗った原発再稼働が論外であるのは勿論だが、
大型火力発電の新設も費用対効果を考えない愚劣な策である。
(しかも大型火力はロスが多く、直下型地震に極めて弱い)

当ウェブログではそれを「大艦巨砲主義」として批判してきた。
第二次世界大戦で航空戦の時代が訪れたように、
これからは小規模分散型エネルギー・省エネの時代である。

家庭では効率世界一のエコウィルが現時点での正解であり、
資金がなければガスストーブかガスファンヒーターもある。
それでも大型火力より遥かに効率が良い。

高層マンションやオフィスはヒートポンプしかないが
低層階にはまだまだコージェネ導入の余地がある。

大企業は何と言ってもガスコージェネである。
川崎重工から優秀な製品が出ている。
半永久的に使える地中熱や小水力といった小技もある。

このように解決策はいくらでもあるのだ。
省エネ投資が日本経済を救うのである。

 ↓ 参考

ガスコージェネによる省エネ・マンションが登場! − 穴吹興産は災害への強さをアピール
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/dc29693dec2c8328373f471ef4ca954e

ホンダのガスコージェネが日本経済を救う! − 東京都計画のガス火力より遥かに低コスト・高効率
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/e604eec607c6f43f21080d7b390cb9d2

▽ 日本のコージェネレーションの技術は世界最高水準

『大転換する日本のエネルギー源 脱原発。天然ガス発電へ』(石井彰,アスキー・メディアワークス)


※ 高価な燃料電池がすぐにコストダウンできるとの主張は要検証。


北越紀州紙、40MWの天然ガス自家発電設備を導入(ecool)
http://www.ecool.jp/news/2012/01/hokuetsuki12-m1442.html
”北越紀州製紙は16日、三菱商事と共同で北越紀州紙の新潟工場に天然ガスを使った自家発電設備を新設すると発表した。両社の共同出資会社「MC北越エネルギーサービス」が約80億円を投じ、40メガワットの電力を供給できる設備を導入する。
 設備の稼動開始は2014年2月の予定。MC北越は、2014年1月までにガスタービン発電設備1基と高温高圧排熱回収ボイラー設備を1つ新設し、工場内に必要な電力と蒸気の供給を行う。重油から天然ガスに切り替えることで二酸化炭素(CO2)排出量削減につなげるほか、燃料費などのコスト削減効果も見込んでいる。

製紙のように熱利用できる企業は、
大手電力の電力料金ディスカウントに甘やかされずに
エネルギー効率引き上げとコストダウンのために積極投資すべきだ。
もしそのような投資余力がないのであれば事業売却した方が良い。


セントラル自動車、自家発電設備が稼働 使用電力の9割賄う(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819490E2E0E2E6918DE2E0E2E0E0E2E3E09EE2E3E2E2E2
”トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(宮城県大衡村、葛原徹社長)は2日、宮城工場で自家発電設備を稼働させた。ガスを燃料とするコージェネレーション(熱電併給)設備で出力は7800キロワット。同工場で使用する電力の約9割を賄う。災害時における電力の安定確保と電気料金の削減を狙う。
 熱電併給設備は発電時に生じる熱も利用する仕組み。エンジン発電機の排熱で蒸気をつくり、塗装系工程の加温や加湿に活用する。発電効率は約49%、排熱の回収率は約15%で、「世界最高レベル」(同社)という。二酸化炭素(CO2)排出量も約1割削減する。
 トヨタはセントラルの宮城工場が立地する大衡村で、工業団地内のトヨタ関連工場や村役場の施設などに電力を融通する構想を練っている。熱電併給設備は今後の設置が検討されている大規模太陽光発電所(メガソーラー)とともに、電力の供給源になる。
 セントラルの葛原社長は同日、「熱電併給設備の設置で構想の実現に弾みがつく」と話した。また、2012年度の完成車の生産計画について、「今のところ12万8000台を予定している」と述べた。今年度より2万7000台増え、過去最高の生産規模となる。”

当ウェブログで推奨している「春夏は太陽電池+秋冬はコージェネ」
という最強かつ合理的な組み合わせである。

小規模分散型エネルギー源とすることで災害に強くなり、
熱利用できるのだからコストと供給リスク低減の両面でメリットがある。


富士通、工場の省エネに地中熱を導入(ecool)
http://www.ecool.jp/news/2012/01/fujitsu11-gh1437.html
”富士通は4日、プリント基板を製造する長野工場(長野市)に「地中熱」を利用するシステムを導入すると発表した。設備投資額は約7000万円。効果検証と運用ノウハウの取得を行い、他工場への導入も検討する。安定性、コスト性に優れた地中熱の活用により燃料使用量や二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。
 地下30メートルの深さまで採熱管を埋め込み、そこで得た地中熱から温水を製造し、24時間稼働するクリーンルームなどの空調用温水設備に供給する。従来のガスボイラーシステムと比べ、原油換算で年間約47キロリットルの燃料と年間約120トンのCO2排出量を削減できる見込み。

こちらも面白い仕組みだ。
コスト節減効果が高ければ半導体関連の他企業に売り込みも出来、
めでたく新規事業の創出となろう。
ジャンル:
ウェブログ
キーワード
コージェネ エネルギー源 セントラル自動車 コージェネレーション インセンティブ エネルギー効率 回収ボイラー 日本経済新聞 トヨタ自動車 クリーンルーム
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