「豪ドルは84円前後で3度跳ね返されました。
半月以内に80円前後への後退を強いられるでしょう」
と先週書きましたが、意想外に早く実現してしまいました。
前回10月下旬の下落よりも下方圧力が弱く、
クロス円安はほぼ山を越えたと判断します。
大幅な調整の気配はまだ窺えません。
ただ、国や収益の成長率によって資産価格の差は確実に拡大します。
直近1年の豪ドルの推移
http://finance.www.infoseek.co.jp/MnForex/fxchart/?fx=F1004
→ 嫌な下げ方をした週でした。
各国株式のずるずるとした下げに押され、80円台に降下。
週末には漸く81円台に戻しました。
日本企業がアジア市場戦略に本腰を入れ始めました。
今後の株価に明確な差が現れるでしょう。
高まる中国依存:日立建機、シャープなど日本企業の市場戦略は(reuters)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200911130129.html
”日本企業の中には、今後の中国市場で成長ができる分野に食い込んでいくた
めに、これまで成功してきた高機能商品のブランドを武器に、ワンランク下
のグレードでも価格競争力のある製品を投入する動きが出てきた。
欧米市場の落ち込みから中国市場のウエートが急速に高まっている中、投入
商品の価格は国内市場とさほど変わらない上、中間層の所得の伸びやインフ
ラ市場の長期にわたる拡大も見込めることから、中国内需への期待感は強い。
ただ中国需要の伸びに対応するための生産は、為替リスクが小さく、コスト
メリットのある現地生産が基本との考え方が浸透しており、日本の国内経済
成長にどの程度寄与するかは不透明だ。
日立建機、シャープ、ソニーに戦略を聞いてみた。
<日立建機 坂井徹・執行役専務>
今年6月頃から4兆元の経済対策によるインフラ需要の効果が出てきた。当
社の中国での売り上げも連結ベースで09年度は1393億円を見込んでお
り、前年比17%増となる勢い。北米市場の売り上げが半減するなど世界全
体の販売が落ち込む中で、中国の構成比は昨年度の16%から今年は24%
に上昇する。今後も、中国では人口の規模や内陸部の発展を考えればインフ
ラ投資は必然的にやらなければならず、需要は伸びる。
油圧ショベルの投入商品は、最も市場規模の大きい20トンクラスが主力で、
価格は1300万円と日本より高め。顧客層は民間建設業者や個人が圧倒的
に多いが、故障の少ない日本製品はシェアが4割程度と最も高い。ただ、中
国市場は他のアジア市場と異なり、大型から小型まで幅広いクラスの製品の
需要がある。小型クラスでは中国企業のシェアが伸びてきて、25%を占め
ている。このため、今後の戦略としては、15トン以下の小型製品でも、コ
スト競争力をつけていくこと。ローエンド向けのこうした製品で、品質を維
持しながらシンプルな構造にして壊れにくいものを投入していきたい。
生産は現地生産が基本。為替リスクや輸送コストを考えればそうなる。ただ
し、エンジンやモーター、シリンダーなどの基本コンポーネントは日本国内
で生産して輸出している。こうした部品の研究開発も国内で行う。知識集約
型の生産は国内で、労働集約型のものは中国現地で行うという体制は続けて
いく方針だ。
<シャープ 新原伸一・海外営業本部副本部長>
08年度実績では、中国での売上高は4077億円で、構成比は全体の26
%程度。09年度予想では前年度比3.5%の売上増を見込でおり、構成比
も3割近くに上昇する。中国市場は当社にとって重要な地域になっている。
液晶テレビをはじめ、携帯電話、白物家電など幅広い商品を投入しているが、
主力の液晶テレビ「アクオス」は現在19インチから65インチまで投入し
ている。価格は全体として日本とそれほど差がない。むしろ65インチでは
日本より高めで売れる。顧客層も富裕層と準富裕層が主体。都市部だけでな
く、内陸部でもそれなりの規模で存在している。そうした顧客層は人口の5
%(6500万人程度)と、比率は小さくとも人数で見れば相当大きなマー
ケット。
今後の戦略は、従来のそうした顧客層に浸透しているシャープの高級感・高
機能のイメージを維持してさらに下の所得層に市場が拡大するのに伴い、価
格競争力のある商品を投入していくということ。これから取り込みたい中間
所得層は我が社の場合は、中間層の中でも比較的所得の高い顧客層で、都市
部の流行に敏感であるため、高級ブランドイメージを維持することが必要だ。
その他にも、3Gの普及に会わせて当社の液晶の強みが発揮できる携帯電話
や、スチームオーブンの「ヘルシオ」にも力を入れていく。〔以下略〕”
→ 日本の誇る優良企業が、
本格的に国内市場へ見切りをつけています。
国内雇用にとっては下方圧力要因。
もしこれから東証の活況があるとしたら、
2006年のようなグローバル企業中心の株高でしょう。
来年の日本株、M&Aが重要テーマに=ゴールドマン(reuters)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200911190111.html
”ゴールドマン・サックス証券(GS証券)は、17日付のリポートで、20
10年の日本の株式市場では、M&Aが重要なテーマになるとの見方を示し
た。その上で、再編の可能性の高いセクターとして、小売や機械、サービス、
電気機械、陸運、その他金融、倉庫、不動産などを挙げている。
上位企業への売り上げ集中度が低く、その比率が1995年度以降、低下し
ているセクターは再編の可能性が高いという。
リポートでは、日本企業や日本の金融機関におよぶ世界的な金融危機とそれ
に続く景気後退局面の影響は、当初は相対的に小さいと見られていたが、実
際には収益、株価ともに他国の企業以上に大きく下落したと指摘。日本経済
および日本企業が今も外的ショックに対して非常に無防備であることが明ら
かになった、としている。
GS証券では、2010年度に日本の企業収益の回復を予想しているが、R
OEの絶対値は世界的に見ても低水準にとどまる公算が大きく、ROEが本
格的に上昇しない限り、株式市場のバリュエーションの拡大余地も限定され
ると見ている。
GS証券は、日本企業のROEを高めるには利益率の改善が必要であり、利
益率を引き上げるには、売り上げの伸びを高めるか、事業を再編しなければ
ならないと指摘。日本企業の多くが国内での内需の低迷や、海外での競争激
化に直面していることから、M&Aや業界再編が活発化する可能性は高く、
2010年の株式市場の重要なテーマと捉えている。”
→ ゴールドマンが幹事証券引き受けを狙っているのでしょうが、
視点としては非常に優れており痛い所を衝いています。
外資の謀略を云々する前に、
日本経済と国内企業の成長率が低迷している現実を
直視していない者が国内に多過ぎる。
つまり我々は知性でも敗北しているのだ。
東京外為市場・15時=ドル89円前半、株価下げ幅拡大でクロス円が下値切り下げ(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200911190090.html
”午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点から小幅ドル安の8
9円前半。参加者が乏しく動意薄のなか、日経平均が下げ幅を拡大したこと
で、リスク回避の円買いがすすみ、クロス円が全般的に下値を切り下げる展
開となった。
ユーロ/円は一時132.80円まで下落し、高値から約0.9円安となった。
「売買交錯ではなく参加者が乏しいため、値動きが狭いレンジ内に収まって
いる。日経平均のマイナス幅拡大でクロス円の上値は重く、欧州株等が下落
すれば、一段とリスク回避の円買いが進む可能性がある。ただ、株軟調のな
かで積極的な円買いには動きづらい」と東海東京証券トレーディンググルー
プ・マネージャーの二瓶洋氏は言う。
〔中略〕
ドルは中長期的にみると安値圏に来ており、米金融緩和政策の長期化予想を
背景に一段のドル売りに踏み込むかどうか、市場では気迷いが続いている。
「ドル売りというシナリオは変わっていないが、きっかけを与えてきた商品
価格の上昇もインパクトを失っている。ドル売りが走りにくくなっており、
手詰まり感が出てきた」(大手銀行)との指摘もある。 〔以下略〕”
→ 先週の為替市場分析ではこちらがお薦め。
やはり株式市場の影響が大きいのでしょう。
半分ほど省略してしまったのですが
米長期金利に関する言及も素晴らしいので、
元記事も熟読されると良いでしょう。
◇ ◇ ◇ ◇
注目銘柄。
丸紅(東証一部 8002) 404 → 437 / 453
450
三菱商事(東証一部 8058) 1,700 → 1890 / 1914
住友金属鉱山(東証一部 5713) 1,492
マツダ(東証一部 7261) 232
201
昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1059 / 966
日立建機(東証一部 6305) 1,458 → 1679
次の株価回復局面で、何に期待できるかが分かる。
NY金:一時1153.40ドルまで上昇 最高値を更新(毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/money/news/20091119k0000e020049000c.html
”【ワシントン斉藤信宏】18日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の金
先物相場は続伸し、指標となる12月渡しは一時、1オンス=1153.4
0ドルまで上昇し、16日に記録したばかりの取引時間中の過去最高値を更
新した。終値でも前日終値比1.80ドル高の1141.20ドルと終値ベー
スの過去最高値を4営業日連続で更新した。
外国為替市場でドル安の流れが続き、ドル資産の価値目減りへの懸念から、
安全資産とされる金が買い進まれている。”
→ 相変わらず強いゴールド。
ドル安ヘッジとインフレヘッジのため、
コモディティの重要性は高まっている。
さて金高値を受けて、住友金属鉱山が跳ねるかどうか。
◇ ◇ ◇ ◇
【 いとすぎの為替ポジション 】
予想通りの推移だったのですが、
砂が崩れるような変な下落だったので動きませんでした。
この種の下落は苦手です。
2009/11/04 81.01 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/10/29 83.08 AUD/JPY Lev ×1.5
2009/10/29 82.75 AUD/JPY Lev ×1.5
2009/10/29 81.10 AUD/JPY Lev ×1.5
2009/10/07 79.54 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/07/22 76.77 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
現在 > 81.28 豪ドル/円(損益366%)
▼ ポジション解消済み
2009/10/07 79.58 AUD/JPY Lev ×2
2009/09/10 79.92 AUD/JPY Lev ×2
2009/10/12 81.36 AUD/JPY Lev ×2
2009/09/25 78.88 AUD/JPY Lev ×2
2009/09/19 79.40 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/09/10 79.38 AUD/JPY Lev ×2
2009/09/11 78.08 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/09/02 77.40 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/08/20 77.82 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/08/21 77.04 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/08/11 80.43 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/07/28 78.38 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/07/29 77.40 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/07/01 78.02 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/23 77.38 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/15 73.44 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/09 72.58 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/08 72.57 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/05/21 73.08 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/06/17 76.89 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/16 76.63 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/25 75.86 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/18 75.84 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/12 79.83 AUD/JPY Lev ×4
2009/05/26 74.42 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2009/06/05 78.55 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2009/05/29 76.38 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/05/07 74.34 AUD/JPY Lev ×5
2009/05/14 73.02 AUD/JPY Lev ×2
2009/05/07 75.02 AUD/JPY Lev ×5
2009/05/06 74.11 AUD/JPY Lev ×5
2009/04/30 72.08 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/04/30 70.71 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/04/28 67.61 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/21 68.61 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/21 69.17 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/16 71.80 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/04/02 69.66 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/04/03 71.04 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/03/27 67.39 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/03/20 65.80 AUD/JPY Lev ×5
2009/03/12 62.10 AUD/JPY Lev ×4
2009/02/24 63.20 AUD/JPY Lev ×4
2009/02/27 76.93 CAD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/28 62.84 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/25 62.15 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/24 60.78 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/06 61.89 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/05 58.56 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/04 58.01 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/01/30 57.18 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/30 57.24 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/19 62.01 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/19 62.00 AUD/JPY Lev ×2
…以下省略…
「資源国通貨は底打ちしました。
豪中銀は政策金利を引き上げ始めており、
豪ドルは緩やかな上昇トレンドに入っています」
中長期的な見通しは変わりません。
「85円から76円のレンジ圏を想定」
短期的な見通しも変更なし。
クロス円安圧力は山場を超えました。
暫く上に戻り易いと見ています。
※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
(当ウェブログのこちらのカテゴリーも御覧下さい。)
半月以内に80円前後への後退を強いられるでしょう」
と先週書きましたが、意想外に早く実現してしまいました。
前回10月下旬の下落よりも下方圧力が弱く、
クロス円安はほぼ山を越えたと判断します。
大幅な調整の気配はまだ窺えません。
ただ、国や収益の成長率によって資産価格の差は確実に拡大します。
直近1年の豪ドルの推移
http://finance.www.infoseek.co.jp/MnForex/fxchart/?fx=F1004
→ 嫌な下げ方をした週でした。
各国株式のずるずるとした下げに押され、80円台に降下。
週末には漸く81円台に戻しました。
日本企業がアジア市場戦略に本腰を入れ始めました。
今後の株価に明確な差が現れるでしょう。
高まる中国依存:日立建機、シャープなど日本企業の市場戦略は(reuters)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200911130129.html
”日本企業の中には、今後の中国市場で成長ができる分野に食い込んでいくた
めに、これまで成功してきた高機能商品のブランドを武器に、ワンランク下
のグレードでも価格競争力のある製品を投入する動きが出てきた。
欧米市場の落ち込みから中国市場のウエートが急速に高まっている中、投入
商品の価格は国内市場とさほど変わらない上、中間層の所得の伸びやインフ
ラ市場の長期にわたる拡大も見込めることから、中国内需への期待感は強い。
ただ中国需要の伸びに対応するための生産は、為替リスクが小さく、コスト
メリットのある現地生産が基本との考え方が浸透しており、日本の国内経済
成長にどの程度寄与するかは不透明だ。
日立建機、シャープ、ソニーに戦略を聞いてみた。
<日立建機 坂井徹・執行役専務>
今年6月頃から4兆元の経済対策によるインフラ需要の効果が出てきた。当
社の中国での売り上げも連結ベースで09年度は1393億円を見込んでお
り、前年比17%増となる勢い。北米市場の売り上げが半減するなど世界全
体の販売が落ち込む中で、中国の構成比は昨年度の16%から今年は24%
に上昇する。今後も、中国では人口の規模や内陸部の発展を考えればインフ
ラ投資は必然的にやらなければならず、需要は伸びる。
油圧ショベルの投入商品は、最も市場規模の大きい20トンクラスが主力で、
価格は1300万円と日本より高め。顧客層は民間建設業者や個人が圧倒的
に多いが、故障の少ない日本製品はシェアが4割程度と最も高い。ただ、中
国市場は他のアジア市場と異なり、大型から小型まで幅広いクラスの製品の
需要がある。小型クラスでは中国企業のシェアが伸びてきて、25%を占め
ている。このため、今後の戦略としては、15トン以下の小型製品でも、コ
スト競争力をつけていくこと。ローエンド向けのこうした製品で、品質を維
持しながらシンプルな構造にして壊れにくいものを投入していきたい。
生産は現地生産が基本。為替リスクや輸送コストを考えればそうなる。ただ
し、エンジンやモーター、シリンダーなどの基本コンポーネントは日本国内
で生産して輸出している。こうした部品の研究開発も国内で行う。知識集約
型の生産は国内で、労働集約型のものは中国現地で行うという体制は続けて
いく方針だ。
<シャープ 新原伸一・海外営業本部副本部長>
08年度実績では、中国での売上高は4077億円で、構成比は全体の26
%程度。09年度予想では前年度比3.5%の売上増を見込でおり、構成比
も3割近くに上昇する。中国市場は当社にとって重要な地域になっている。
液晶テレビをはじめ、携帯電話、白物家電など幅広い商品を投入しているが、
主力の液晶テレビ「アクオス」は現在19インチから65インチまで投入し
ている。価格は全体として日本とそれほど差がない。むしろ65インチでは
日本より高めで売れる。顧客層も富裕層と準富裕層が主体。都市部だけでな
く、内陸部でもそれなりの規模で存在している。そうした顧客層は人口の5
%(6500万人程度)と、比率は小さくとも人数で見れば相当大きなマー
ケット。
今後の戦略は、従来のそうした顧客層に浸透しているシャープの高級感・高
機能のイメージを維持してさらに下の所得層に市場が拡大するのに伴い、価
格競争力のある商品を投入していくということ。これから取り込みたい中間
所得層は我が社の場合は、中間層の中でも比較的所得の高い顧客層で、都市
部の流行に敏感であるため、高級ブランドイメージを維持することが必要だ。
その他にも、3Gの普及に会わせて当社の液晶の強みが発揮できる携帯電話
や、スチームオーブンの「ヘルシオ」にも力を入れていく。〔以下略〕”
→ 日本の誇る優良企業が、
本格的に国内市場へ見切りをつけています。
国内雇用にとっては下方圧力要因。
もしこれから東証の活況があるとしたら、
2006年のようなグローバル企業中心の株高でしょう。
来年の日本株、M&Aが重要テーマに=ゴールドマン(reuters)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200911190111.html
”ゴールドマン・サックス証券(GS証券)は、17日付のリポートで、20
10年の日本の株式市場では、M&Aが重要なテーマになるとの見方を示し
た。その上で、再編の可能性の高いセクターとして、小売や機械、サービス、
電気機械、陸運、その他金融、倉庫、不動産などを挙げている。
上位企業への売り上げ集中度が低く、その比率が1995年度以降、低下し
ているセクターは再編の可能性が高いという。
リポートでは、日本企業や日本の金融機関におよぶ世界的な金融危機とそれ
に続く景気後退局面の影響は、当初は相対的に小さいと見られていたが、実
際には収益、株価ともに他国の企業以上に大きく下落したと指摘。日本経済
および日本企業が今も外的ショックに対して非常に無防備であることが明ら
かになった、としている。
GS証券では、2010年度に日本の企業収益の回復を予想しているが、R
OEの絶対値は世界的に見ても低水準にとどまる公算が大きく、ROEが本
格的に上昇しない限り、株式市場のバリュエーションの拡大余地も限定され
ると見ている。
GS証券は、日本企業のROEを高めるには利益率の改善が必要であり、利
益率を引き上げるには、売り上げの伸びを高めるか、事業を再編しなければ
ならないと指摘。日本企業の多くが国内での内需の低迷や、海外での競争激
化に直面していることから、M&Aや業界再編が活発化する可能性は高く、
2010年の株式市場の重要なテーマと捉えている。”
→ ゴールドマンが幹事証券引き受けを狙っているのでしょうが、
視点としては非常に優れており痛い所を衝いています。
外資の謀略を云々する前に、
日本経済と国内企業の成長率が低迷している現実を
直視していない者が国内に多過ぎる。
つまり我々は知性でも敗北しているのだ。
東京外為市場・15時=ドル89円前半、株価下げ幅拡大でクロス円が下値切り下げ(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR200911190090.html
”午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点から小幅ドル安の8
9円前半。参加者が乏しく動意薄のなか、日経平均が下げ幅を拡大したこと
で、リスク回避の円買いがすすみ、クロス円が全般的に下値を切り下げる展
開となった。
ユーロ/円は一時132.80円まで下落し、高値から約0.9円安となった。
「売買交錯ではなく参加者が乏しいため、値動きが狭いレンジ内に収まって
いる。日経平均のマイナス幅拡大でクロス円の上値は重く、欧州株等が下落
すれば、一段とリスク回避の円買いが進む可能性がある。ただ、株軟調のな
かで積極的な円買いには動きづらい」と東海東京証券トレーディンググルー
プ・マネージャーの二瓶洋氏は言う。
〔中略〕
ドルは中長期的にみると安値圏に来ており、米金融緩和政策の長期化予想を
背景に一段のドル売りに踏み込むかどうか、市場では気迷いが続いている。
「ドル売りというシナリオは変わっていないが、きっかけを与えてきた商品
価格の上昇もインパクトを失っている。ドル売りが走りにくくなっており、
手詰まり感が出てきた」(大手銀行)との指摘もある。 〔以下略〕”
→ 先週の為替市場分析ではこちらがお薦め。
やはり株式市場の影響が大きいのでしょう。
半分ほど省略してしまったのですが
米長期金利に関する言及も素晴らしいので、
元記事も熟読されると良いでしょう。
◇ ◇ ◇ ◇
注目銘柄。
丸紅(東証一部 8002) 404 → 437 / 453
450
三菱商事(東証一部 8058) 1,700 → 1890 / 1914
住友金属鉱山(東証一部 5713) 1,492
マツダ(東証一部 7261) 232
201
昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1059 / 966
日立建機(東証一部 6305) 1,458 → 1679
次の株価回復局面で、何に期待できるかが分かる。
NY金:一時1153.40ドルまで上昇 最高値を更新(毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/money/news/20091119k0000e020049000c.html
”【ワシントン斉藤信宏】18日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の金
先物相場は続伸し、指標となる12月渡しは一時、1オンス=1153.4
0ドルまで上昇し、16日に記録したばかりの取引時間中の過去最高値を更
新した。終値でも前日終値比1.80ドル高の1141.20ドルと終値ベー
スの過去最高値を4営業日連続で更新した。
外国為替市場でドル安の流れが続き、ドル資産の価値目減りへの懸念から、
安全資産とされる金が買い進まれている。”
→ 相変わらず強いゴールド。
ドル安ヘッジとインフレヘッジのため、
コモディティの重要性は高まっている。
さて金高値を受けて、住友金属鉱山が跳ねるかどうか。
![]() | 『会社四季報』2008年 4集秋号 |
![]() | 『日経会社情報』2009年秋号 大判 2009年 10月号 |
◇ ◇ ◇ ◇
【 いとすぎの為替ポジション 】
予想通りの推移だったのですが、
砂が崩れるような変な下落だったので動きませんでした。
この種の下落は苦手です。
2009/11/04 81.01 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/10/29 83.08 AUD/JPY Lev ×1.5
2009/10/29 82.75 AUD/JPY Lev ×1.5
2009/10/29 81.10 AUD/JPY Lev ×1.5
2009/10/07 79.54 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/07/22 76.77 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
現在 > 81.28 豪ドル/円(損益366%)
▼ ポジション解消済み
2009/10/07 79.58 AUD/JPY Lev ×2
2009/09/10 79.92 AUD/JPY Lev ×2
2009/10/12 81.36 AUD/JPY Lev ×2
2009/09/25 78.88 AUD/JPY Lev ×2
2009/09/19 79.40 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/09/10 79.38 AUD/JPY Lev ×2
2009/09/11 78.08 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/09/02 77.40 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/08/20 77.82 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/08/21 77.04 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/08/11 80.43 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/07/28 78.38 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/07/29 77.40 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/07/01 78.02 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/23 77.38 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/15 73.44 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/09 72.58 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/07/08 72.57 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/05/21 73.08 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/06/17 76.89 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/16 76.63 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/25 75.86 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/18 75.84 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/06/12 79.83 AUD/JPY Lev ×4
2009/05/26 74.42 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2009/06/05 78.55 AUD/JPY Lev ×3 (ショート)
2009/05/29 76.38 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/05/07 74.34 AUD/JPY Lev ×5
2009/05/14 73.02 AUD/JPY Lev ×2
2009/05/07 75.02 AUD/JPY Lev ×5
2009/05/06 74.11 AUD/JPY Lev ×5
2009/04/30 72.08 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/04/30 70.71 AUD/JPY Lev ×2.5 (ショート)
2009/04/28 67.61 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/21 68.61 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/21 69.17 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/04/16 71.80 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/04/02 69.66 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/04/03 71.04 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/03/27 67.39 AUD/JPY Lev ×2.5
2009/03/20 65.80 AUD/JPY Lev ×5
2009/03/12 62.10 AUD/JPY Lev ×4
2009/02/24 63.20 AUD/JPY Lev ×4
2009/02/27 76.93 CAD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/28 62.84 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/25 62.15 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/24 60.78 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/06 61.89 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/05 58.56 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/02/04 58.01 AUD/JPY Lev ×2 (ショート)
2009/01/30 57.18 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/30 57.24 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/19 62.01 AUD/JPY Lev ×2
2009/01/19 62.00 AUD/JPY Lev ×2
…以下省略…
「資源国通貨は底打ちしました。
豪中銀は政策金利を引き上げ始めており、
豪ドルは緩やかな上昇トレンドに入っています」
中長期的な見通しは変わりません。
「85円から76円のレンジ圏を想定」
短期的な見通しも変更なし。
クロス円安圧力は山場を超えました。
暫く上に戻り易いと見ています。
※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
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