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「高いリスクがある」から30億円は「仕方ない」、元浜岡町長が証言 - 中部電力がこっそりカネを流した

2017-05-18 | いとすぎの見るこの社会-地球環境を考える
予想通りと言えば予想通りだが、中部電力が浜岡原発の立地自治体に
「協力金」と称して30億円を渡し(実質的な買収としか言いようがない)、
しかも日本国民にも自社の顧客にもその事実を隠蔽していたことが分かった。

中部電力はいまだにこの事実を認めていないが、
「共存共栄の観点から、協力金を支払うことはある」とコメントしているので、
果てしなく「クロ」に近い。また、「共存共栄」にしては電力側の儲かる額が大き過ぎるので
本当は「自社の収益のため」ではなかったのか、有価証券報告書を調べた方が良かろう。
(恐らく地元対策費の数十倍を超える収益を得ている筈である)

加えて、驚くべきは元浜岡町長の証言であり、
毎日新聞の取材に対して「高いリスクがある」から
自治体の規模や人口に比して余りに巨額な30億円のカネは「仕方ない」としていることだ。

また、元町長は「周辺の地区との関係もあり、公表できなかった」とも推測しているから、
原発立地自治体は、周辺自治体に対して事実を隠して教えないという
慄然とする体質があると考えざるを得ないだろう。

勿論ここまでは過去の話であるが、こうした歪んだ隠蔽構造は現在でも生きている。
何故なら、東電は原発稼働が「われわれにとっては本当に大事」と言明しているし、
いまだに原発立地自治体は「原発は雇用を生む基幹産業」と言っているからだ。

つまり両者とも原子力と運命共同体になっており、
稼働しなければ存在すら危うくなっているということなのだ……
たとえ全国民が反対したとしても原発稼働をせざるを得ない状況に陥っているのである。

▽ 原子力には根本的に経済性も公益性もないからこそ、自民党政治家にカネを払い操ってきた

『原発利権を追う 電力をめぐるカネと権力の構造』(朝日新聞出版)


当ウェブログが前々から批判してきた利権構造は、ゾンビのように生き続けているのだ。

「日本の原子力は「関係者の金儲けの手段」に堕している。
 (そうでなければ、どうして安倍政権の閣僚にカネをバラ撒いているのか)」

「予定通りこれまで運だけはあった安倍政権に没落の兆しが見え始め、
 来年以降には選挙でとどめを刺されるか経済危機で没落するか
 いずれにせよ原子力利権勢力とともに仲良く轟沈するしか道はない」

「利権勢力から自民党への薄汚いカネの流れが報道されるようになり、
 それに輪をかけて腐敗した情報操作を駆使し原発再稼働を叫ぶ「第五列」が
 我が国の原子力利権の腐った本性を国民に知らしめている」

「狙いは電力料金の低下などではなく事業者の収益独占であるのは明白で、
 有価証券報告書が間違いなくその汚れた動機を立証するであろう」

「これから遅かれ早かれ自民が選挙で大敗するのは間違いなく、
 安倍政権とともに墓穴を掘った利権勢力は叩きのめされることとなろう」

「電気料金を下げるためには、粗暴な円安誘導政策で急騰した燃料コストを下げ、
 今まで散々サボってきた燃料調達交渉を真剣に行い、
 コージェネ推進によってエネルギー効率を高めるのが先決である。
 (原発再稼働で助かるのは国民ではなく、湯水のようにカネが流れ込む利害関係者である)」

「「アーミテージ・ナイ・リポート」は原発再稼働が必要と力説しており、
 安全保障ばかりかエネルギー政策でも忠犬ポチに成り下がっている始末である」

「その証左として、IAEAが福島原発事故の原因が
 原発は安全という「思い込みが主因」と指摘しているにも関わらず、
 安倍政権は「安全な原発は再稼働」と全く学習能力のない発言をしている」

「正しくは「自民党がたっぷり献金を貰っているから「安全」と偽って再稼働したい」であろう。
 日頃の行動様式から見てそれ以外にない。(そうでなければただの洗脳である)」

「安倍政権は「美しい国」どころか「言いなりの国」政策を推進しているという馬鹿馬鹿しい始末だ。
 愛国者はこのような反社会的な政権をこそ批判すべきであろう」

「原発利権に固執する自民党政権のせいで、我が国の成長率は着々と低下している」

「世界の風力発電の急成長を理解できないばかりか、
 我が国で利権勢力が全力で風力発電の普及妨害を行っている現状も知らず、
 よくこのようなガラパゴスの政治臭漂う主張を公言できるものだ」

「原子力の経済性が劣悪であることを以前から明言していた吉岡斉・九大副学長は、
 原子力をはっきりと「幼稚技術」と呼んでいる。
 政治に保護されないと生存すらできない現状からも、それは明白だ」

「福島事故前に「原子力は最強の電源」などと無責任発言を行っていた甘利大臣がやっと辞めた。
 自分の言葉に責任を持つ政治家ならば、議員を辞職して福島の被災地のため
 一生を捧げるのが理の当然と言うものであろう」

「しかしながら、甘利醜聞のお蔭で大きな収穫があった。
 勇敢なテレ東が2011年に甘利氏と裁判になった際の
 信じられない恫喝と放言が漸く明らかになったのだ」

「利権擁護を続けていると実体経済を客観的に捉えることもできなくなるらしく、
 原発事故で「もう日本は終わりだ」という傑作な「迷言」を発したらしい」

「甘利議員が大臣になってからというもの
 我が国の1人当たりGDPは無惨なほどの下落を見せており、
 少しは経済政策を学んだ筈の第二次安倍政権ですら
 平均成長率も実質賃金も民主党政権時を下回っているという惨状である。
 (つまり、経済パフォーマンスで言えば安倍政権は第一次も第二次も劣等生なのだ)」

「関西電力が高浜原発停止仮処分に猛烈な反発を見せ、
 住民に対する損害賠償請求をちらつかせるという
 公益企業としてはあり得ない横暴と傲慢ぶりを発揮して話題になった」

「こうした半狂乱の挙動に出る事情は明白である。
 関電は原子力依存という愚かな経営判断のツケが回ってきて、
 原発停止により赤字転落、他社へ大口顧客が続々と流出しているのだ」

「つまり、関電の苦境は原子力依存を強めてきた過去の経営判断の決定的な誤りにある。
 (原子力がこのような「投機的」な電源だからこそ、あの米国がWHを東芝に売ったのだ)
 普通の企業であれば経営陣が責任を取って総退陣するのだが、関電はそのような気配すらない。
 まともな民間企業ではなく、「自分達が望み通り原発を動かして儲けるのが当然」
 「自分達のカネの成る木である原発稼働を妨害する連中は許さない」という意識なのだ」

「日本経済新聞の報道で彼らの思惑がほぼ全て分かる。
 関電の収益悪化は、原発停止よりも新電力への顧客流出の打撃が大きい。
 昨年だけで1000億円近いと報じられている」

「この数値からも明白である。関電が原発再稼働で燃料費節減を強調するのは口実であり、
 実際には「新電力への顧客流出を防ぎ、自社の利益を死守する」のが真の狙いである」

「このような事態を招かないように自民党議員にカネをバラ撒いて
 事業者や利害関係者の安定収益を実現する、原子力は骨の髄から汚染された利権である」

「経産省がどうしても諸先輩の天下り先を死守したいのか
 「原子力は必要」と強弁して利権擁護のプロパガンダを発した直後、
 ベトナム政府が最初の原発稼働を先送りすることを決定した」

「その理由は勿論、日本の福島原発事故である。
 「津波や自然災害に対する安全性の検証を慎重に行う」ためと報じられている」

「どちらが利権癒着・国民無視の「途上国」で、
 どちらが国民の利益を優先する先進国なのか、さっぱり分からない」

「少なくとも、我が国の経産省が天下りのためか権力に負けたからか、
 ベトナム政府に大きく劣っていることは間違いない」

「経産省の見え透いた強弁の翌月に、東芝が原子力子会社WHの損失3000億円を発表し
 「原子力が投機的な電源である」事実がこの上なくはっきり証明されたのは因果応報と言えよう」

「いかに国民の利益を忘却しているか、いかに特定層の利益を図っているか、
 いかに原子力の実態を理解していないか、これではっきり証明された」

「原発が停止していて官庁が燃料費負担を過大に宣伝していた数年前の方が
 日本の経済成長率は高く、実質賃金も今より高かった」

「「原子力発電が日本経済にとって不要」なこと、
 そしてプロパガンダを信用してはならないことは事実が証明している」

「原子力を庇わなければならない理由ははっきりしている。
 「原発再稼働は利害関係者にとってカネづる」だからだ。
 だから国民にリスクや損失を押し付けても再稼働に必死になるのである」

「原子力依存度の高い九電の株価が10年で3分の1ほどに暴落している現実すら
 理解できないものと見える。情けない限りである」

「九電や関電の株価(や業績)と日経平均は全く連動しておらず、
 日本経済の成長率や所得とも全く連動していない」

「マーケットは完璧に見抜いているのである。
 「原子力は典型的な利権に過ぎず、日本経済を豊かにしていない」と」

「「原子力発電は我々のカネ儲けのために大切な電源」
 「再生エネルギーはコストが高いと言い張って原発で儲けたい」
 という見え透いた本音は、株価や有価証券報告書にはっきりと示されている」

「福島原発事故で故郷を失い、生活が滅茶苦茶になった人々が大勢いるのに、
 原子力利権勢力は脳内を完全に「汚染」されているらしく、
 相変わらずカネで広告代理店と有名人を操って
 国民を洗脳しようとしている始末である」

「福島原発事故の過酷な経験が教えているのは、
 我が国の原子力の「安全」など全く信用できないことだ」

「最終処分地としてオンカロ並みの条件を備える場所は
 この日本にただの一箇所もない。地理的にも地層的にも高リスクな場所ばかり。
 危険性をカネで誤摩化すこれまでと同じ手法を政府と経産省が用いるのは明白だ」

「今後の展開は容易に予想できる。
 国民から徴収した税金もしくは電気料金を湯水のように使い、
 (推進派は決して自分のカネは出さない)
 人口流出で追い詰められている自治体に巨額のカネをちらつかせ、
 最終処分地計画を受け入れさせるのである」

「狙われるのは、平成の広域合併にムードで乗って財政が悪化し、
 過疎地域を抱える面積の広い自治体である」

「カネをバラ撒いて一部の地域を切り捨てれば済むと、
 腹黒い自治体の首長は企むであろう」

「当ウェブログが「原子力のヴァンパイア効果」と呼んでいる、
 カネのバラ撒きが更なるカネのバラ撒きに直結する社会的腐蝕が、
 癌細胞のように拡大する現象が起きるであろう」

「これまでの「彼ら」の行動原理から容易に予想できる。
 「彼ら」国民のカネを使って実質的な買収を行ってきたのだから」

「原発立地自治体は原子力関連補助金への依存度が異常に高く、
 まるで麻薬中毒のように原発なしではいられなくなる」

「福島第一原発事故を見れば分かるように、
 立地自治体は過酷事故が起きても原発と縁を切ることができないばかりか、
 ほぼ完全に故郷を失ってしまったのである。
 原発集中立地となった段階で、運命は決まっていた」

「もんじゅ廃炉で大騒ぎになっているが、交付金が激減したのが最大の原因だ。
 もんじゅ廃炉と引き換えに敦賀3号基、4号基の建設を求める声が地元で出ていると言う。
 これでは、よく言われる「日本のエネルギーに貢献」が結局カネのためであることになってしまう」

「40億円が12億円に減ったら、安全だろうが危険だろうが
 とにかく稼働したがるのは当たり前であろう」

「原発1基の再稼働でおよそ年間1200億円も東電が儲かるのであるから、
 (立地自治体や利害関係者も、再稼働さえすればそのおこぼれを労せずして得られる)
 原発再稼働派は特定層のカネのために策動しているか、
 或いはそうした策動に騙され「動員させられた」ということになる」

「新潟県の景気や雇用を重視するなら、原発再稼働などとんでもない。
 日本が最も原子力依存度を高めた1990年代後半こそが、成長率が急落した不況突入の時期だ。
 欧州で最も原子力比率の高いフランスの経済成長率は低く、財政も悪い。
 相当の無理をして脱原発を図ったドイツ経済よりも大きく劣っているのが厳然たる事実だ」

「柏崎刈羽原発を再稼働したら、儲かるのは東電と立地自治体、
 それに一部の土建と民宿と飲み屋だけであり、新潟経済は潤わない。
 原発銀座を持つ立地自治体の経済状況を見れば明白である。
 カネだけ貰って地場の産業が育たず、不相応なカネ遣いで財政が悪化した自治体ばかりだ」

「「原発で発電する安価な電気」などと、とんでもない話だ。
 本当に安価なら、事故賠償は事業者が100%行うべきであるし、
 新電力や国民へのツケ回しの必要などあろう筈がない」

「「原発は、口先で安いと称して隠れた負担を国民に押しつける詐欺的な電源」が
 これまでの事実に照らして唯一の正しい認識である」

「従って、「重要なベースロード電源」の欺瞞性も明白である。
 「自民党と事業者が結託して大儲けするために重要なベースロード電源」が正しい」

「原発利権勢力を選挙で打ち破るだけでは足りない。
 脱原発による経済成長、地域活性化を実現することで、
 利権勢力を完全に叩きのめして騙されやすいB層の目を覚まさせなければならない」

「安倍政権は、インドに対して原発輸出という最も愚かな道を選んだ。
 原発輸出は安全を安売りする中国やロシアと競わされる上に、
 日本側の賠償や事業中止リスクの高い愚策なのである」

「建設中も稼働してからもリスクが付きまとうのだから、
 経済合理性に欠ける投機的な選択と言って良い」

「産経報道では賠償等の問題が起きた際には「政府の支援」、
 つまり日本国民がカネを払わせられるというふざけたシナリオも浮かび上がっている」

「それでも安倍政権が原発輸出を推進する理由は明白で、
 福島原発事故で大打撃を受けた事業者の救済策である。
 何しろ自民党にせっせと献金しいつもパー券を買ってくれる相手だ。
 利益誘導の得意な安倍政権らしい、近視眼で無責任な施策である」

「真に国益を理解していれば、原発輸出で日本企業が関わる場合は
 契約内容に細心の注意を払い、過大なリスクを負わないようにする筈だ」

「対インドでは原発輸出よりも高効率の火力タービンや地中熱といった
 エネルギー効率を高める技術や省エネ技術・製品を輸出すべきなのである。
 次世代の低コスト薄膜太陽電池が実用化される時期は近付いており、
 そうなればEVやPHVと一緒に輸出できるようになる」

「そうした合理的な選択ができない理由は明白で、
 利権との「癒着」、そして愚劣な「ドグマ」なのである」

「日本は福島第一原発事故を経験した国として、
 過酷事故への対処と封じ込めの技術を高めておかなければならない。
 それが軽躁で迂闊な原発輸出より遥かに重要である」

「インドへの原発輸出は実質的に「国内の一部事業者の救済」でしかない。
 しかもベトナムの案件でもあったような事業中断リスク、重大事故による賠償リスクもある」

「断言しておくが、これから急速に原発を増やす新興国では、
 20年以内に福島級の過酷事故が起きるであろう。
 危険性が高いのは原発増設の多い中国、そしてインドだ」

「スリーマイル、チェルノブイリ、東海村JCO、そしてフクシマ。
 15〜20年に一度は想定外の大事故が起きている。
 原子力の歴史は想定外と重大事故の歴史でもあり、
 人間が失敗する動物であるということは、歴史が証明しているのだ」

「東電の福島第一原発事故の処理費用が以前の政府の見積もりを上回り、
 僅か3年で2倍に増加した。間違いなく今後も費用は増える」

「今迄の原子力利権勢力の行動様式と全く同じだ。
 重大な不祥事や事故が起こるとまず事実を直視しようとせず、
 全力で事態を矮小化して世論への情報操作に注力する」

「悪い情報は小出しにしてほとぼりの冷めるのを待ち、
 決して真摯な反省はしないし基本的に行動も改めない」

「原子力の必要性をドグマのように信奉し、
 実際にはカネの力で政財界や官庁と結びついている
 レント(政治利権)に過ぎないという実態を絶対に認めない」

「今回の事故費用増額は矢張り国民へのツケ回しとなり、
 「原発は低コスト」などと嘘八百を並べ立てて国民を欺いた連中は
 謝罪すらしていないで今日ものうのうと生活し原子力を擁護しているのだ」

「これまでの報道や記録をすべて調べれば、真実が分かる。
 「原発は低コスト」と称して国民を欺いてきた連中こそ
 真っ先にこの事故費用を負担すべきである」

「政治的、社会的責任の大きい嘘つき達を、絶対に許してはならない。
 彼らに謝罪させ、事故費用を真っ先に払わせなければならない。
 彼らは国民を騙して安全神話を垂れ流してきたA級戦犯なのだから」

「断言してもいいが、あと数年して覚えの悪い有権者が忘れかけた頃に、
 また経産省から更に増額された「請求書」が届くであろう」

「新電力に払わせるなどふざけた話で、原発事業者や関係者は
 これまでに膨大な額の収益と所得を得てきたのだ。
 まずは彼らに追加負担を求めてから新電力に「お願いする」のが筋であろう。
 傲慢不遜にも程があるし、無責任の極みと言うべきであろう」

「トランプ騒動に隠れてはいたが、昨年末には決定的な事件が起きた。
 「原子力には経済性がない(若しくはマイナス)」であることが
 疑問の余地のない形で明々白々に立証されたのである」

「これまで原発プロパガンダに加担してきたアゴラですら
 この原子力の経済性を正面から取り上げられないという惨状である。
 まさに自業自得とはこのことであろう」

「当ウェブログは、前々から原子力には経済性がない、
 寧ろ原子力比率が高まると日本の経済成長率は低下している、
 関係者だけを儲けさせるただのレント(利権)でしかない、
 利権勢力は政府の保護によって生存している「赤い貴族」であると
 繰り返し指摘してきた。だから東芝の巨額損失は完璧に想定内だ」

「日本の有権者は東芝の巨額損失を忘れず、賢くならなければならない。
 原発推進・維持の旗を降り続けている連中の本性がプロパガンディストであることを見抜き、
 「では、あなた方が事故の賠償を行い、今後の損失についても責任を持つのか」と
 冷たく言い放って欺瞞的な輩の化けの皮を剥がさなければならない」

「東芝が原子力のために瀕死の状態に陥っているのは周知の事実だが、
 東芝がウェスチングハウスを買収した当時、経産省で
 「原発ルネッサンス」を煽っていた当事者が今、
 一人は首相の秘書官であるし、もう一人は経産省で要職に就いている」

「名門企業を沈没させた「戦犯」に等しいのだから、
 いまだに福島原発事故の費用が拡大し続けているのだから、
 最低でも責任を取って辞職するのが良識と言うものだろう。
 (辞職程度では日本国民に負わされた損害は何ら軽減されないのであるが)」

「しかし、この無責任と他人事のような態度が原子力利権勢力の特徴である。
 彼らの殆どは、原発事故の後に福島のため私財を投げ打って復興に尽くそうとしなかった。
 寧ろ、反省したふりをして再稼働を図り、以前の地歩を取り戻そうとしたのである」

「彼らは政治力とカネで権力と結託しており、
 絶対に真の意味で反省することはないし、絶対に原子力の投機性を認めない」

「論理の通じない彼らの嘘と自己催眠を打ち破るには、
 有権者が賢くなって彼らの発言と事実の齟齬を突き付け、
 彼らに日本や日本国民の受けた損失の額を突き付け、
 徹底的に彼らの欺瞞性と二枚舌、無責任を明らかにしなければならないのだ。
 そうでもしない限り、自浄力の全くない彼らは決して目が覚めないのだから。
 (福島原発事故の後の彼らの言動を見れば明白である)」

「原子力産業は国に保護された社会主義計画経済と同類で、
 ソビエト連邦と同様に経済面では破綻することが証明されたと言える」

「東芝の次は三菱重工だろうか。
 原子力の安全コストが上昇する一方なのに巨額のカネを出す愚行は東芝と同じだ」

「はっきり言っておく。原子力の歴史は事故と不祥事だらけであり、
 あと20年もしたら新興国で第二のチェルノブイリ、第二の福島事故が起きる。
 (原子力の歴史が、過酷事故は避けられないものであることを教えているからだ)
 その時にはっきりと原子力の経済リスク、経営リスクが証明されることになろう」

「東芝の経営危機で、原子力に汚染された思考が治る可能性は極めて低い」

「アベノミクスの欺瞞的な本質を明らかにしたのが東芝の経営危機で、
 BBCはじめ海外メディアが日本政府のスタンスを厳しく批判している」

「東芝の経営危機の元凶は誰がどう見ても原子力であり、
 自民党政権と経産省の口車に乗って高値でWHを買ったために
 今日の事態を招いたのである。(WHを買わなければ黒字決算だった)」

「当ウェブログは繰り返し、原子力が「投機的な電源」である、
 経済的なメリットなど嘘っぱちでしかなく、
 一部利害関係者が儲けるための利権だとはっきり指摘してきた」

「東芝の経営危機は完全に想定内であるが、
 原子力に食い物にされた東芝と社員は「被害者」だとすら言える。
 原子力利権勢力のプロパガンダなど最初から信用してはならないのだ」

「民進党の「30年原発ゼロ」騒動が非常に興味深い。
 愚かな代表と民進議員が全く自党の現状(=寄せ集め)を理解せず、
 内部の利権癒着議員から猛反対が来るに決まっている下策を打ち出したからだ」

「原子力をゼロにしようとしたら、今まで政府の手厚い保護を受けて
 原子力で安定高収入を稼いできた勢力が死力を尽くして抵抗するに決まっている」

「時事通信報道がはっきりと本質を見抜いており、原発ゼロへ抵抗する理由が
 「原発ゼロが急速に進めば、原発事業に携わる組合員らの雇用が不安定になりかねない」
 からだと利権勢力の利害関係を明らかにしている」

「利権勢力およびそれと癒着した一部を除けば、
 原子力が日本に不要なのは余りにも明白である」

「だから、原子力がない方が日本経済にも有権者にとっても利益であることを証明し、
 もともとリスクだらけの原子力を「立ち枯れ」させるのが最善である」

「だから、そうした狙いは伏せて「脱原発による成長政策」を打ち出すべきだったのだ。
 それは別に難しい話でも何でもなく、技術的に確立されているので制度を変えれば良い」

「一つはドイツのようなコージェネ発電の買取制度(1kWh/20円程度で十分)、
 もう一つは劇的な省エネ効果のある地中熱投資とネガワットのポリシーミックスである」

「両方とも原発再稼働などとは比較にならない投資誘発効果を持っており、
 収益先を探している産業界に歓迎されるのは必至である」

「コージェネは無駄に捨てている熱エネルギーの活用、
 地中熱は一度投資すれば半永久的に使用できる無尽蔵の天然エネルギーだから、
 利権勢力以外の全ての国民がその恩恵を受けることができる」

「最低でも数千億円、投資を進めれば恐らく数兆円規模で燃料輸入を削減し、
 国富増大・経済成長・エネルギー効率向上が全て実現するのだから、
 原子力利権勢力にとっては絶対に妨害すべき悪夢だが
 日本国民にとっては理想の未来そのものであると言える」

利権勢力と利権癒着政権を放置している限り、日本社会にも日本経済にも未来はない。

▽ 原子力は利権塗れの汚れた「国策」だから、カネ任せの宣伝で国民B層を騙し続けないと維持できない

『原発プロパガンダ』(本間龍,岩波書店)


このままでは当ウェブログの警告通り、第二の東芝が出現するだろう。

「経産省は、東芝が巨額損失を抱える元凶となった子会社WHの売却に
 アメリカ政府から圧力があったと示唆する報道を否定したが、
 いつもの間抜けなパターンで、米政府関係者は協議の事実を認めている」

「これは事実上の「圧力」であり、
 日本の原子力はよく知られているように利権塗れであるばかりでなく、
 「対米従属」を証明する恥ずべき分野であることが明らかになった」

「日本国民には事実を隠し、米国には伝えている。
 まさに、これまでの原子力政策と全く同じ構図である」

「WH売却について協議するのは米国の意向を確認しそれに従うためであり、
 日本国民の意向など無視する対米従属の発露であることは明白だ」

「報道を見れば、アメリカが自国では経営が成り立たなくなったWHを東芝に買わせ、
 結果的にうまく損失を日本企業に押し付けることになったのは明白である」

「アメリカではスリーマイル原発事故で新規建設が事実上できなくなった。
 (自民党政権と利権勢力が癒着している日本と違い、アメリカは経済合理性で判断する)
 経営の厳しくなったWHを東芝に買わせ、日本企業のカネで損失を尻拭いさせたのだ」

「日本の原発は、こうした日本の恥ずべき「対米従属」を象徴するだけでなく、
 アメリカでは絶対に建設できないような危険な場所に設置されている」

「それは一つには地層の問題であり、他方では集中立地の問題でもあるが、
 更には安全保障上の深刻な問題でもある」

「アメリカに従属しておけば安全保障は安心だとばかり
 北朝鮮の目の前に原発銀座を建設し、我が国を核汚染の危機にも晒しているのだ。
 まさに、対米従属による頭脳停止と言うべきであろう」

「数年前に関電の首脳が、ミサイルが命中しても問題がないかのように公言したとも聞く。
 こうした態度は、福島原発事故前の東電とそっくりである。
 事業者の言う「安全」が信用できるかどうか、福島原発事故がはっきり証明している」

「東芝の巨額損失が起きても、安倍政権は誤ったエネルギー政策を全く改めない。
 選挙で叩き潰さないと国益を毀損し続け、第二、第三の東芝を生み出すであろう」

北朝鮮のミサイル直撃の危険性がある原発を稼働させるなど、反日・反社会的とすら言える。

 ↓ 参考

アメリカからWHの売却に圧力、原子力は日本の「対米従属」を証明 - 巨額損失を押し付けられた国辱
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/7b6e6ea21072ad8ba388996ccf4e692c

福島事故費用の倍増で、安倍政権支持率がマイナス25%もの暴落 - 小泉元首相に遠く及ばない「無能」
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/4258947330b713faa10c4d04f4a93377

甘利名言集「もう日本はおわりだ」「私を陥れるための取材だ」「放送は認めない」- まさに大臣の資格ゼロ
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/8bb189fc11e8505350df39d7e8384489

石破幹事長、パー券を買って貰い原発再稼働を力説 - 原子力利権と癒着してきた自民党らしい利益代弁行為
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/a4600fe290d604e06747312829f04a26

電力各社「事故の賠償は無理、原発費用は消費者に転嫁させろ」-証明された「原子力は高リスクでコスト高」
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/d121c9b7403f1918e88f81a7dfd7cf43

▽ 日本の原発は全て北朝鮮のミサイルの射程圏(68頁)、高価なMDを買わされまたコストが上がるのは必至

『週刊エコノミスト』2017年05月02・09日合併号


浜岡原発:協力金で30億円 中部電力から地元へ(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20170512/k00/00m/040/204000c.html
中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の建設をめぐり、1970年代から80年代、地元地権者らで構成する住民団体・佐倉地区対策協議会(佐対協)に中部電が、1〜4号機建設の「協力金」名目で約30億円を支払っていたことが、佐対協元会長が作成した資料などからわかった。うち約9割は、70年代後半以降、原発直下に東海地震の想定震源域があることが判明したり、大規模な原発事故が続く中で着工したりした3、4号機の協力金とされる。
〔中略〕
 この資料は建設予定地にかかる旧浜岡町佐倉地区の地権者らで構成される佐対協で、78〜90年まで会長だった鴨川源吉氏が残したメモなど。99年の元会長死去後、遺族が立教大に寄贈し、昨年から一部が公開されている。
 10日に新たに公開された資料などによると、協力金の合計額は1号機(71年着工)は1億2000万円で2号機(74年着工)は1億2300万円だったが、東海地震説の発表(76年)やスリーマイル島原発事故(79年)後の82年着工の3号機は約19億1800万円。チェルノブイリ原発事故(86年)後の89年着工の4号機は8億9300万円で、先行2機に比べ、原発防災への懸念が高まった時期に着工された後発2機の協力金合計額は約11・6倍に急増していた。
 協力金の詳細は、佐対協内でも一部の役員しか知らされていなかった。新たに公開された中部電との交渉メモには、1号機の協力金を支払う際、中部電側から「町の平和のためにも非常に困るので表にならないよう取り仕切ってもらえないだろうか」と頼まれたとみられる記載があった。
〔中略〕
 鴨川氏の後任として会長を務めた元町議の清水一男さん(91)は「土地を手放した農家も多く、危険なものを受け入れる地元として協力金は必要だった。当時の町は貧しく、町を良くしたいという思いだった」と振り返った。元浜岡町長の鴨川義郎さん(89)は「立地地区で、高いリスクがある以上、仕方ない額だと思っていた。周辺の地区との関係もあり、公表できなかったと思う」と話した。
 中部電は「共存共栄の観点から、協力金を支払うことはあるが、個別具体の協力内容には相手方もあるので、回答は差し控える」とコメントした。【松岡大地、井上知大、古川幸奈】
◇記載された「協力金」使途の一例(1985年分)
公共土木地元負担金 約619万円
ゴミ集収小屋工事費 約144万円
公会堂修理費     約11万円
防犯灯電気料     約91万円
各町内会運営助成費 1718万円
地区体育大会助成費   50万円
防災センター維持費 約226万円  (「ゴミ集収」は原文のまま)”

これは毎日新聞の殊勲の報道だろう。一部の利害関係者が隠蔽していた
「不都合な事実」を漸く有権者が知ることができたからだ。
恐らく、こうした隠蔽は浜岡だけにとどまらないと考えて間違いあるまい。


高浜原発の地元、3割が関連事業に従事「雇用生む基幹産業」(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16533360X10C17A5CR8000/
高浜原発が立地する高浜町商工会によると、町内で働く人は約6千人。うち約3割は原発関連の仕事に携わっているという。同会の田中康隆会長(61)は「原発は雇用を生む基幹産業だ」と地域経済への好影響を期待する。
 原発は通常、約13カ月ごとに運転を停止し、定期検査に入る。高浜原発の場合、東京電力福島第1原発事故の前は町外から約3千人の作業員らが集い、飲食店や宿泊施設は潤った。
 原発から約5キロにある旅館の…〔以下略〕”

隠蔽が生じるのは明確な理由がある。
このように原発稼働による儲けが一部に集中しているので、
原発稼働なくしては生活が成り立たなくなった人々が大勢いるからだ。


柏崎再稼働「本当に大事」=複数の時期提示へ―東電HD社長(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017042801386
”東京電力ホールディングス(HD)の広瀬直己社長は28日の決算発表の記者会見で、柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働について「われわれにとっては本当に大事だ」と必要性を訴えた。
〔中略〕
 広瀬社長は「しっかり稼がないと(被災地の)福島への責任を果たすのが滞ってしまう。再稼働なしでは難しい」とも強調。5月以降に国に認可申請する新たな事業再建計画では、柏崎刈羽原発の複数の再稼働時期を想定した収益見通しを示す考えを明らかにした。”

被災地よりは「われわれ」つまり自社の収益の方が大事ではないかと、
思わず疑ってしまう発言である。これでは新潟県知事でなくとも
柏崎再稼働を易々と許す訳にはいなかいと考えるのも当然である。
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