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勝間和代「資本収入を増やして雇用を増やそう」- 日本人の預金が多過ぎる、という話

2008-06-12 | いとすぎから見るこの社会-全般
またしても勝間×西原対談を取り上げます。
何と言っても内容が素晴らしいので、
単行本として出版すべきだと思います。

毎日新聞社の皆様、いかがでしょうか。
このふたりなら、よく知らない人にも金融のことを
分かりやすく面白く伝えられる筈です。

最強ワーキングマザー対談 11「世界の貧困、何とかなるかも」(毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/kaasanchi/news/2008/06/72.html

” --世の中のお金の流れ、もうちょっとうまい流し方、あるんじゃないか
 と思うんですが。
 勝間 一つは、私はしつこく書いているんですが、労働収入だけでなく、
 資本収入ももっと増やさなきゃいけないんですよ。で、資本収入を増やし
 て、日本にもう少し小金持ちを増やして、小金持ちがもうちょっとお金を
 使う、それで雇用を増やさないと。
 --資本収入って、株のもうけとか、そういうものですか?
 勝間 だから日本って、ちょっと株とかでもうけると、あっという間に皆で
 ものすごい勢いでたたいて、表舞台から引きずりおろしてしまうじゃない
 ですか。”

 → 皆で叩くのは、叩かれる側が不用意なせいもあります。
   まず世論の反応に対する見通しが甘いこと、
   自らの利益ばかりに露骨にこだわる人が多いこと、
   社会貢献の姿勢が重要であるのを理解していないこと。
   (口先で言うのは低レベルです。日々の行動で示すのが本物)

   FXで脱税した高齢者が、その金で宝飾品を買い込んでいた、
   などというのがひとつの典型です。

   これから日本に、実力があるだけでなく尊敬される、
   格好いい投資家がもっと増えないといけません。

” --そのカネにがめつい西原さんが(笑い)、グラミン銀行の話を目を輝か
 して話してくれたことがありましたね。(注:グラミン銀行は、貧困層に
 低利で融資するバングラデシュの銀行。2006年のノーベル平和賞を受賞)
 西原 グラミン銀行って本当に私びっくりしました。貧困って、治らない病
 気と思っていたから。でも、もしかして治せるの、って。
 勝間 治せると思いますよ、教育とお金で治せるんですよ、貧困は。当たり
 前ですけど。その二つしかないんです。”

▽ この本です。




『ムハマド・ユヌス自伝―貧困なき世界をめざす銀行家』

実行力と理念構築力がとにかく素晴らしい。

日本の大学には、このような人が本当に少ないんですよ。
他人のことはいくらでも言うのに、自分は特に何もしない人が多い。


勝間 とにかく、もう少しお金が循環するようにすればいいんですよ。対
 日本でも対外国でも。日本の大銀行の上の方にはっきり聞いたことがある
 んです。預金、どのくらい余分なんですか、と。だいたい5割余分だ、と
 言ってました。
 --その5割は使えるということ?
 勝間 5割、私たちが預金を預け過ぎているんですよ。企業への貸し出しの
 ために彼らもある程度預金が必要なんですけれど、それ以上預けられたら
 困っちゃうんですね、貸出先がなくて。仕方なくアメリカの債券なんか買
 おうとすると、サブプライムなんかでポーンとやられるわけで。
 でも、その銀行にグラミン銀行できますか、っていうとできないんで。そ
 こをもう少し考えないといけないなと。”

これが「お金は銀行に預けるな」のテーマですよね。
1000兆円の個人資産があると言われている日本、
お金があっても肝心の使い方が駄目な人は少なくありません。

「よりよいお金の使い方」

これこそが最終的に問われます。
お金の使い方に対して真剣にならない社会は、
未来に対しても真剣になることができないでしょう。


▽ 参考まで。本当に尊敬すべき方です。




『福祉を変える経営~障害者の月給1万円からの脱出』(小倉昌男,日経BP)


▽ こちらも素晴らしい本です。




『金融NPO―新しいお金の流れをつくる』


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