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初夏の新刊-『世界一訪れたい日本のつくりかた』『2025年東京不動産大暴落』『ヒルビリー・エレジー』

2017-07-17 | こんな本を読んでいます
祝日に恒例の新刊紹介です。
最近は、日本社会や日本経済の衰退を象徴するものが多いですね。

アベノミクスの幻覚作用が薄らいで、厳しい現実が見えてきたのでしょう。
しかし、処方箋が根本的に間違っているものが多いので日本の将来が非常に非常に心配です。。

『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』(J.D.ヴァンス,光文社)


 → アメリカの白人貧困層はメディアを全く信用せず、
   オバマはイスラム教徒だと本気で信じているそうだ。
   (某国ネトウヨと驚くほど酷似)
   トランプのような大統領が出てくる理由が分かるドキュメンタリーである。


『2025年東京不動産大暴落』(榊淳司,イースト・プレス)


 → 首都圏のマンション市況は既に割高で半値になってもおかしくない、
   バブルの渦中にある者はバブルに気付かない、という内容。
   先見の明のある者は同じような見方をしている筈だ。


『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること 』(河合雅司,講談社)


 → コンパクトかつ的確に惨状を纏めているが
   有効な女性就労促進策は皆無、高度人材受け入れも無視するアナクロニズムである。
   第三子への現金給付など全く少子化対策を研究していない質の低い提言は論外。
   資産を退蔵する逃げ切り世代の開き直りを助長しかねない点も懸念される。


『限界国家 人口減少で日本が迫られる最終選択 』(毛受敏浩,朝日新聞出版)


 → 人口減を補い得る年間100万規模の移民受け入れは現実的に不可能なのに、
   国内に1000万人以上いる若年女性への育児支援より移民受け入れを優先するという、
   不公平かつ非合理的な提言には呆れるしかない。
   日本より寧ろ、著者の政策リテラシーの「限界」を示す一冊。


『超高齢社会だから急成長する日本経済 2030年にGDP700兆円のニッポン』(鈴木将之,講談社)


 → 戦時中の「神州不滅」のプロパガンダと酷似している、
   理解不能なこの「現状否認」は日本経済に深刻な危機が訪れる予兆であろう。


『絶望の超高齢社会: 介護業界の生き地獄』(中村淳彦,小学館)


 → 上の著書が完全無視する苦渋の現状はこちらの通り。
   ロボットで何とかできるものならやってみるがいい。
   日本社会が問題を先送りし続け、見ないふりをしてきたことがよく分かる。


『東大卒貧困ワーカー』(中沢彰吾,新潮社)


 → アベノミクスの「成果」などある訳がない、
   「実際の失業率は16%」との説が出ている。

   日本の視野狭窄の政治家(特に安倍政権)は、
   こうした低付加価値分野の労働市場の現状に無知である。


『世界一訪れたい日本のつくりかた』(デービッド・アトキンソン,東洋経済新報社)


 → 今年、数少ないまともな政策提言はこちら。
   日本に殆どない富裕層向けホテルが観光収入を増やす決め手である、との趣旨。
   但し、訪日観光が増えた最大の原因は日本の低成長と海外諸国の高成長である。
   (日本が貧しくなり、海外諸国が豊かになった)その点の分析が甘い。


アイリスオーヤマ 扇風機 DCモーター 静音 リモコン付き タイマー付き 風量4段階 羽根7枚 LFD-304L


 → いきなり暑くなってきたので、最後にこちらを。
   最近、家電で頑張っているアイリスオーヤマ製、
   最近は「ジェネリック家電」などと言われているもよう。

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