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保育士処遇改善は「全く感じない」、「パワハラだらけ」が多数意見 - 保育所を求める有権者が諸悪の元凶

2017-07-12 | いとすぎから見るこの社会-少子化問題
現下の待機児童問題はかつての日中戦争のような泥沼に陥っており、
保育所を増やした以上に需要が増える状況で、どこにも明るい兆しが見えない。

当然、関連報道も増える訳であるが、ズレた報道も多い。
基本的に「上から目線」で、ただ保育所を求めるメディアは基本的に無責任であるばかりか
財政リテラシーが果てしなく低く、日本の保育業界の「利権」にも盲目である。

待機児童問題が基本的に生じない先進国は、北欧のような重税国家だ。
日本の保育所利用者と希望者は、本来は北欧並みに正しいコストを払わなければならないのだ。
財政面から言えば、保育所に預けられないのは「有権者自身のせい」である。

また、政策リテラシーの面では、保育所に固執する親達の原理主義が
保育所を「諸悪の元凶」に変えてしまっているのである。

地価や人件費の高い大都市圏では、本来は保育料を引き上げなければならないし、
容易に保育所を建設できる場所がごく限られているのだから、
コストをがぶ飲みする高コストの施設保育に拘ること自体が
待機児童問題をより一層深刻化させている
のだ。

本来はフランスと同じく、機動的な保育ママが保育の主力でなければならない。
もしそれが嫌なら、利用者は正当なコスト(年間100万円を超える)を払うべきである。

利己的で欺瞞的な親が何も考えず認可保育所を求めて政府や自治体に圧力をかけるから、
大きな歪みが保育士の労働現場に生じ、低賃金とパワハラを蔓延させているのである。

▽ 出生率をV字回復させたデンマークの保育ママは日本の保育士より高収入、高負担だからこそ実現できた



『消費税25%で世界一幸せな国デンマークの暮らし』(ケンジ・ステファン・スズキ,角川SCC)


当ウェブログは厳しく安倍政権の程度の低い家族政策を批判してきたが、
碌にコスト負担もしないのに庭付き認可保育所を求める無責任な保護者も同罪である。

「待機児童問題の改善も、黴のはえたドグマに浸潤された
 「保守退嬰」政党に期待する方が間違っている。
 本質は大衆受けを狙ったポピュリズムに過ぎない」

「小手先の誤摩化しに過ぎない安倍内閣の「早期解消プラン」のせいで
 保育士の求人倍率が跳ね上がって人不足が深刻化している。
 そして例によって根本対策を行わない厚労省は小出しの弥縫策ばかり」

「経済合理性から言えば、女性就業率を高めて労働投入を増やし、
 家事育児は集約化することが経済成長と税収増に結び付く。
 そうした発想が完全に欠けている「次元の低さ」が問題なのだ」

「保育士の賃金が低いのは次世代育成を軽視する
 日本の社会システムの問題である」

「社会保障予算を育児関連分野向けに確保すれば
 保育士の待遇改善など容易にできる。
 しかし実際には予算制約が強いであろうから
 次善の策として「給付付き税額控除」を保育士と介護士に適用することを
 当ウェブログは何年も前から提唱してきた」

「財源は、悪質な差別政策に他ならない配偶者控除の原則廃止と、
 安定職にありついた者の利権と化している退職金への控除縮小で充分確保できる」

「当ウェブログは、低所得に悩む保育士の待遇改善の重要性と、
 事業者にピンハネされないよう給付付き税額控除の必要性を主張してきた」

「それだけに、保育士を対象としたある最近の調査には大いに驚かされた。
 保育士の「辞めたい理由」の第1位が低賃金ではなく、「職場の人間関係」だったのだ」

「これは調査の主体が保育関連人材サービスの会社なので
 雇用の流動性が高まった方が当該企業にとって好都合であること、
 オンラインの調査だったのでネガティブな意見が強く出がちな傾向があることが
 一定程度影響しているものと思われるが、それでも衝撃的ではある」

「ただ、実際に民間企業の運営する保育所では「ブラック」な職場が多いこと、
 公立保育所や幼稚園では江戸時代の士農工商のような正規と非正規の壁があることは
 よく聞くので、強い不平不満が溜まっている状況であるのは理解できる」

「職場の人間関係に対する保育士の不満が強いとなると、
 所得に比べてどうしても改善が難しくなる」

「離職率の低い保育所の補助金を引き上げて
 離職率の高い保育所の補助金を引き下げること、
 官庁もしくは役所が年に1度、直接保育士にオンライン調査を行って
 事業者に保育所ごとの平均値をフィードバックして改善を促すこと等、
 相当の労力と工夫が必要になるだろう」

「同時に、所得の改善によって不満が緩和される可能性もあるので、
 当ウェブログとしては引き続き給付付き税額控除で月数万は保育士の所得を引き上げるべきと考える。
 (出生率も労働生産性も高い「先進国」北欧に比べて賃金が低過ぎるからだ)」

政府も保護者もリテラシーが低い現状では、お先真っ暗だ。

▽ フランスの保育所利用率は低い、特に都市部では保育ママが過半数

『超少子化: 異次元の処方箋』(NHKスペシャル「私たちのこれから」取材班,ポプラ社)


更には、保育士自身の問題も顕在化しつつある。

「ゼロ成長を招いた「次元の低い」安倍政権は、
 失態を誤摩化そうと賃上げで有権者の歓心を買おうと必死になっている」

「報道からも分かるように、自民党が保育士の賃上げを図るのは、
 言う迄もなく野党にせっつかれているからだ。
 決して保育士不足問題に真剣になっているからではない」

「安倍政権の「保育士賃上げ」はそもそも前提が間違っており、
 非正規保育士の倍以上の高給を貰っている正規公務員保育士を平均値に入れていると推測される。
 (認可保育所の役員や管理職クラスも入れている捏造数値である可能性が高い)
 おかげでアベノミクスのような「水増し」の数値になっている」

「実質的な賃上げは最初の話から大きく縮小しており
 「最高で月額4万円」に萎んでいることも分かる。
 下方修正ばかり連発する安倍政権らしい詐術と言える」

「待機児童問題が、おかしな方向に進み始めている。
 日本に膨大な潜在保育士がいることは広く知られてきたが、
 新たに重大な問題が生じ始めている」

「調査によると辞めた保育士の3割が「専業主婦」で、
 賃上げは「月5万円増でも戻らない」との意向のようだ。
 (「月10万円なら戻る」と労働市場を完全無視した回答も多い)」

「つまり、さほど家計に困っている訳でもないのに、
 倒産・失業リスクのある一般企業の非正規労働者と同額を求めているのである」

「確かに欧州の保育士は日本よりも高い賃金を得ているが、その原資は重税負担である。
 日本でも大多数の保育所に公費が投入されている以上、
 保育士の賃上げは国民負担なくしては実現できない」

「専業主婦やパートタイマーとなった潜在保育士が配偶者控除を返上すれば
 容易に保育士の賃金を上げることができるのだが、
 どうやらそうした意識はひとかけらも持っていないと思われる」

「我が国では膨大な公費を費やす認可保育所へ入らせろと
 自らの負担の数倍以上の受益を要求するモラルハザードの親が少なくないが、
 (単に無知なのかもしれないが、それはそれで更に厄介である)
 潜在保育士の思考回路も同じようなものであるのかもしれない」

「潜在保育士が配偶者控除廃止などの負担増を容認して
 保育士の賃金を上げて欲しいと声を上げられるなら素晴らしいことだが、
 今迄の報道や調査を見る限り、嫌な予感がしてならない。
 「負担は嫌だが、貰うのは歓迎」な者が多いのではないだろうか」

「あのフランスでさえ保育所でカバーしている子供は3割以下である。
 潜在保育士は保育所勤務ではなく保育ママに誘導した方が合理的だ。
 待機児童問題の大幅改善には、保育ママ利用ができる保育バウチャーが絶対必要である」

「潜在保育士の活用には、一般国民の負担増と保育ママの活用が不可欠である」

「労働市場をよく知っている一般事務の労働者は
 月収5万円増がどれだけ難しいかよく知っている。
 しかし潜在保育士は賃上げには国民負担増が必要だという現実すら理解していないようだ。
 (保育士の待遇の良い欧州国では、間接税が軒並み20%を超えている)」

「国家資格を持つ労働者の感覚は、基本的にどこか現実離れしている。
 年収1500万円でやっと満足すると言われる医師もその典型だ。
 潜在保育士が月5万円の賃上げでも満足しないのも、かなり似た構図と言えよう」

「大変な仕事であることはよく理解できるが、
 夜勤のある看護師やノルマの厳しい営業職、低賃金の介護職などとよく比較し、
 有権者を説得できるような待遇改善を図らないとこの業界はいつまでも変わらない」

当ウェウログの指摘通り、「潜在保育士の問題は、当事者の意識のバイアスも一つの要因」であるようだ。

↓ 参考

潜在保育士は現在「専業主婦」が多い、「月5万増でも戻らない」と豪語 - どうして保育ママにならないのか
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/97532a97357c09adafbf12f08b63b206

保育士の「辞めたい理由」、1位は低賃金ではなかった -「人間関係」への不満が圧倒的に多い現実
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/b273672cecb9b0980bfabf0e084f2e39

保育士の月給は全業種平均より10万円以上低い、給付付き税額控除の適用を-確実に雇用が増える成長分野
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/9e67ae639fccb329366bbfde4028b066

日本の成長率が6%になる政策は「女性の北欧並み労働参加」- 税金の無駄の少子化対策白書は廃止せよ
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/d594f2169807f6331026c4f7689b7bea‎

▽ 高成長・高出生率のスウェーデンは、重税だからこそ手厚い保育や雇用政策が実現できた





『スウェーデン・パラドックス』(湯元健治/佐藤吉宗,日本経済新聞出版社)


増える利益優先の“ブラック保育園” そのカラクリ(AERA)
https://dot.asahi.com/wa/2017052400027.html
”「保育園落ちた日本死ね!!!」
 昨年2月、ある母親のブログの書き込みが話題を呼び、待機児童問題が国会も巻き込む大論争となった。
 保育所数は10年の約2万3千から16年には約3万1千と増えている。それでも、施設が増えると子を預けたい保護者も増え、待機児童数は減らない。
 保育所を増やす方策として、00年代以降に新規参入への規制緩和が進んだ。保育所は増えた一方で、質が十分保たれず、現場のブラック化を招いている面がある。全国福祉保育労働組合の小山道雄・副中央執行委員長はこう話す。
「規制緩和によって、保育を福祉事業でなく利益事業と考える企業が次々に参入しました。保育園は一般に、支出の約7割が人件費。しかし、一部の株式会社は5割を切る。国や自治体から補助金をもらっても人件費に充当せず、利益を捻出しているのです」
 介護、出版、パチンコなど異業種から続々と新規参入した。もちろん、株式会社だからといって、必ずしも保育士に劣悪な環境を強いるわけではない。ただ、利益を求める圧力が高まりやすいのも実情だ。
 都内で社会福祉法人の保育園を経営する男性は言う。
「全国チェーンの株式会社の保育所は、補助金と保護者からの利用料など年1億円の収入があると、1千万円ほどを運営会社に本部管理費として支出します。運営会社に入ったお金まで、監査する自治体の目は届きにくい。利用料金と税金が、ブラックボックスの中に消えていくのです」
 資金を運営会社に還流する方法は、ほかにもある。
「英語の授業や給食事業などをグループ会社に丸投げして、さらに数千万円支出する。原価は外部からわかりません」(同)
 前出の角川さんも、給食の受託企業の営業マンからこんな売り込みを受けた。
「昼の給食とおやつをセットで、1食100円で提供します。それを500円分の食事として園児に出してはどうでしょうか」
 そんな安価な食事では、何が入っているかわからない
。角川さんは、もちろん断ったという。
 保育士の平均月収は約22万円。全職種平均より10万円以上安い(平成28年賃金構造基本統計調査)。園児の命を預かる仕事なのに低水準で、16年の参院選で与野党の争点にもなった。給与は近年上がる傾向だが、それでも15年から約4千円アップにとどまる。
 保育士に十分な賃金を払えるように、国や地方自治体は運営費の約7割を人件費に充てることを想定し、補助金を支出している。しかし、対応は施設によってまちまち。待遇改善が進まぬ一因になっている。
 保育士の使命感につけ込む経営者もいる。
〔中略〕
 保育園への保護者の要望は、年々増えている。
「アレルギー対応の食事、夜間や休日の保育だけではなく、おむつ教育やしつけも保育園に求められます。
近所づきあいが少ない都市部では、親が地域から孤立している。子育てをアドバイスする人が近所におらず、保育園の親同士のネットワークが頼り。保育園問題は、社会の“ゆがみ”を映す鏡なんです」(前出の元経営者)
 前出の小林氏は「新規参入が増えたのは、自治体としてはコストが抑えられてありがたい。ただ、保育所というハードは増えた一方で、質を支える人材育成が進んでいません」と指摘する。”

この記事は、本質を理解していない典型的な例だ。
なぜ新規参入が必要かと言えば、「保育を求める有権者がコスト負担を嫌がるから」であり、
保育士の低賃金という犠牲と引き換えに保育の量的拡大が可能になったのだ。

最後の「質を支える人材育成が進んでいません」は、経済構造を全く理解していないコメントであり、
人材育成はタダではできない。「人材育成ができるだけの負担を有権者がしていない」のが真実だ。

質を保ったままでの保育の量的拡大には、確実に高額のコストが必要になる。
問題は「誰が、どの程度負担するか」であり、メディアがその問題を直視しないからこそ
いつまで経ってもまともな議論にならず問題の改善も絶望的になるのだ。


保育士の約9割が「国の施策はズレている」と回答 「現場を知らず何がわかる」「20年働いても基本給は18万円未満」(careerconnection)
https://news.careerconnection.jp/?p=37443
”待機児童問題の解消のため活躍が期待される保育士だが、給与の低さや労働時間の長さなどから、深刻な人手不足に陥っている。
 ネオキャリアが運営する保育士の求人サイト「FINE!保育士」は6月28日、「国や自治体の保育士不足に対する政策について」のアンケート結果を発表した。その結果、93%の保育従事者が国の施策は「ズレている、効果がないと思う」と回答していることなどがわかった。
 調査は今年6月18日~21日の間、FINE!保育士に会員登録する10~60代の保育士および保育士希望者を対象に実施。312人から回答を得た。
■処遇改善するも6割が「受け取っていない」と回答
 厚生労働省の資料では、2016年4月1日時点の全国の待機児童数は2万3553人。政府は2020年度末までに待機児童ゼロを目標に掲げるが、背景にある保育所や保育士不足をどう解消するかは不透明だ。
「国や自治体の保育士不足に対する政策は、『ズレている、効果がない』と思いますか?」という質問には、「とてもそう思う」(62.2%)、「まあまあそう思う」(30.8%)と93%の人が「国の政策はズレていると思う」と回答している。
 調査に応じた保育従事者からは、「保育園の入園や保育のあり方など、役所の人が決めますが、役所の方は現場を見に来たことも保育士の声を聞きにきたこともありません。現場を知らない人が、保育園の何がわかるのでしょうか?」など、現況を理解せずに対策講じようとする行政との温度差を指摘するコメントが目立つ。
〔中略〕
「段階的に行われている『保育士の処遇改善』。実際に受け取っていると感じますか?」という質問には、「まったく感じない」(62.2%)の回答が最多。「あまり感じない」(22.8%)を大きく引き離している。
 これについては、「給料は、民間の自治体によって違うから、市から改善手当を支給されても、1000円しか給料を上げてもらえませんでした」「公立の保育士と私立の保育士の差をなくしてほしい」などのコメントが寄せられた。
■「保育士という仕事に対する評価が国全体として低い」という声も
「待遇が改善されたり、休みが取れやすくなったり、現場が他の職種並みに働きやすくなるとしたら『保育士は魅力がある・やりがいがある仕事だ』と思いますか?」と聞くと、「とてもそう思う」(65.3%)、「まあまあそう思う」(28.6%)と約9割が「やりがいがある仕事」と回答している。「保育の仕事を馬鹿にしすぎ!ただの子守りだと思っている」「保育士という仕事に対する評価が国全体として低いと思う」といった声が挙がる。
「国や自治体の保育士不足に対する政策で、不満に思うことは何ですか?」を複数回答で聞くと、「賃金アップの額が少なすぎる」(266人)がトップであり、やはり給与の低さを不満に思う人が多いことがわかる。
 その後には「まず現場をよく調査して理解してほしい」(223人)、「保育施設をやみくもに増やしても意味がないと思う」(211人)が続いた。中には「保育をとりまく構造から大きく変えた方がいいと思う」(151人)という回答もあった。
 アンケートのフリーコメントには、
「約20年働いていても、基本給は18万円未満。色々な手当てや残業代を含めても手取り20万円未満です。他の職種の初任給並みです」
子どもの保育時間が長すぎる。未就学児のお子さまがいる人は時短にする等、働き方を変えれば、解決することもあると思う
といったもののほか、男性保育士からは「世間の評価が低い。すぐに性犯罪の予備軍として見ようとする」という意見もあった。”

このように安倍政権の保育士処遇改善はいつもの通り「口だけ」、
給付付き税額控除のような直接給付は利権勢力が嫌がるので実施されない。

保育士もすっかりおかしな思考になっていて「保育施設を増やしても意味がない」
「働き方を変えれば」などと民間労働者の実情に無知なただの愚痴を口にする始末だ。


「あなたの性格が悪いから子どももわがままになる」と暴言――保育士の8割が「職場に"クラッシャー上司"がいる」と回答 (careerconnection)
https://news.careerconnection.jp/?p=37544‎
”部下や後輩がミスをすると必要以上に責め立て、ひどい場合は退職まで追い込む「クラッシャー上司」。保育士や幼稚園教諭の人材紹介サービスを運営するウェルクスは6月30日、職場における「クラッシャー上司」についてのアンケート調査結果を発表した。
 調査は6月16~25日、保育士を中心とした「保育のお仕事」の読者104人を対象にインターネットで実施した。
■「園の8割の人があなたのことを嫌っている」と追い込む
 職場に"クラッシャー上司"に当たる上司や先輩が「いる」と答えた人は、83%にのぼる。
 クラッシャー上司の普段の行動について聞くと「自身がパワハラを行っていることに気づいていない」が最も多く、90%。以降、「その日の気分次第で指示や言うことが変わる」(78%)、「気に入らないことがあると怒鳴ったり不機嫌な態度を取ったりする」(74%)、「好きか嫌いかで人を判断する」(72%)と続く。

 保育士が職場でクラッシャー上司から受けたハラスメントの具体例を聞くと、
「『あなたは独りっ子だからわがままだ。あなたの性格が悪いから子どももそう育つ』と言われました」(35~39歳・保育士女性)
「自分が嫌いな職員に『園の8割の人があなたのことを嫌っている』と言って、退職に追い込んだ人がいます」(25~29歳・保育士女性)

と仕事と関係ない点を批判されたり、あることないことを言われたりと、クラッシャー上司の人格を疑いたくなる言動が寄せられた。
■改善のためには「クラッシャー上司を容認する古い体制を崩す」
 実際にクラッシャー上司の圧力や暴言で「心身に不調をきたしたり、退職したりしてしまった人がいる」と回答した人は92%。回答者自身が被害にあったという人も76%にのぼる。実際に不調をきたした経験がある人は、
「会議で晒し者のように非難されてしまい…仕事への意欲が沸かなくなりました」(25~29歳・保育関連職女性)
「無視や、職員全員の前での非難を受けて、鬱病になってしまいました」(35~39歳・保育士女性)
と説明している。
 また「無視や3時間に渡る説教がありました。体調が悪くなると『同情されたいの?』」と追い打ちをかけられたという人もいた。
 このような事態を避けるためどのような対処法を実践しているのだろうか。最も多かったのは「できるだけ関わらないように避ける」(53%)。次いで「家族など職場外の親しい人に相談する」(49%)、「職場の同僚などに相談する」(47%)と人に相談することがランクインしたが、「休職や転職を検討する」(45%)という人もいた。
〔中略〕
 職場にどのような体制があればクラッシャー上司がいる職場環境を変えられるかと聞くと「クラッシャー上司を容認する古い体制を崩す」(57%)が最多となった。他にも「適切な相談機関を設ける」(52%)や「ハラスメントに対する罰則を設ける・強化する」(42%)などが挙げられている。”

保育士を社会的弱者とばかり捉える視点も間違っている。
急速に従事者が増える業界には、必ず質の低い人材が混じってくる。

利己的に保育所ばかり求める親の行動もこうしたパワハラの温床となっているのであり、
自らもこうした問題を生み出す元凶になっているとよくよく認識する必要がある。

大都市部で待機児童問題を改善するには保育所に頼ってはらないということはもはや明らかであり、
保育の質を個別に評価できる保育ママに政策転換すべきなのである。
そうすれば保育所の悪質なパワハラ蔓延は確実に撃滅できる。
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