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コーラス LES CHORISTES

2005-04-23 22:59:57 | Films
LES CHORISTESやっとみにいけました~

指揮者として成功したピエール(ペラン)の現在に始まり
日記から過去が蘇えっていくノスタルジックなストーリーで

あの時、自分に「歌」という生き方を見つけてくれた舎監であった先生クレマン・マチューの
感じていたこと考えていたこと、生き方と思いを初めて知っていくことになるのです

先生の人生がどんなものであったかだけではなくて、
自分たち生徒への思い、自分に対する印象、熱意、

そういったものを言葉として書き残していた日記を通して
あの時、肌で感じたもの以上に、改めて先生の思いに触れるのでしょう

寄宿舎の門で帰ることのない父を待ち続けるペピノに出会ってから
涙腺がゆるみっぱなしでした…

悪さばかりをする生徒たちいたずらでもって高揚感を得るしかない生徒たちに、
合唱という感性教育をしていくことになって

歌、音楽はクレマン・マチューにとって生きがい、なくてはならないもので
それが子供たちにとってもかけがえのないものになっていき
互いに歌で心通わせるようになっていって

子供たち、みんなが痛い思いを抱えてるのが伝わってきます
夢を聞けばみんなが未来に希望を抱いている
怪我をさせてしまった子も看病をして相手の痛みを身に染みて感じて

繊細な心を持った子供たちだし、歌いだせばすぐ純真に一途になれる

音楽が流れ始めると自然と鳥肌がたってきて引き込まれていってしまいます!

クレマン・マチューの作った合唱曲を皆で歌っている場面場面、
「僕らは”池の底”の悪ガキだ~」みんな活き活きとしていて

クレマン・マチュークレマン・マチュー~~♪♪と歌っているところなんて
観ているこっちも純粋に子供たちの一生懸命さにうれしくなるし健気さに切なくなります

ペピノ
自分が孤児だとは知らなくって
それでも毎日一生懸命生きていて
気づけば門の前で父親が迎えに来るのを待っていて 

マチューもそんなペピノを特にいじらしく思ったことでしょう
どんな場面でもペピノを守りきります

ペピノ、本当に可愛いんです、ペランも大層可愛がっていることでしょう
他の子達と一心に駆けて飛び込んでいくペピノ
字は覚えたてだろうにおぼつかなくも懸命に筆を動かすペピノ
幼くもけなげにものを見て感じて
肩に花束を抱えて歩いて

所作一つ一つが愛らしくいとおしいです
くりくりした目、
目の伏せ方とか口元まで

こちらにペピノいっぱいいるので是非!!

笑わせる愛くるしい場面も随所にあり
楽譜持ちの少年とかめがねの子とかも

マチューが笑顔で歌うように指導しているとき
マチューがこちらに背を向けていても
子供たちがマチューと目をあわせた瞬間に目が輝きはじめるので
マチューの微笑と子供たちの笑顔が繋がって一つになっていくのがわかるんです

また、校長は横暴だけれども彼にも人生があるわけで孤独感のようなものも感じるんです

脇をかためる人たちもユニークで優しくってうれしくなります

ピエール・モランジュのジャン=バティスト・モニエも
写真じゃ分からない魅力を秘めてる子ですね~~

一途で真摯な目とやさしいきれいな声と
胸のうちを感じさせる表情、振る舞い
魅力ある雰囲気を身にまとっていますね~~~


でもまた、本当にジャック・ペランは味のある方です~~


 
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5 コメント

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ご覧になったんですね (シロのママ)
2005-05-04 00:15:07
またまたお邪魔します。

ご覧になってからの映画評も素敵です。

なかなか詩人でいらっしゃいますね。

あのラストシーンと、プロローグの少年達の50年後の姿を重ね合わせると、しみじみ良かったなと温かい気持ちになります。

こちらの映画評もリンクさせて頂いてもよろしいでしょうか?

Unknown (hana)
2005-05-05 18:44:34
>シロのママさま



ご無沙汰しております!

お返事ここから失礼します!

お恥ずかしい限りですが、こんな記事でよろしければどうぞよろしくお願いします!

本作、さみしさの先にも笑顔があって、音楽共に本当にしみじみと心に染み入る作品でした。

シロのママさんのHPのペラン特集も楽しませていただいております!







有難うございました (シロのママ)
2005-05-06 08:12:43
再びお世話になりました。

おっしゃるように、あの校長は憎まれ役なのですが、何かしら憎めない方ですよね。

どこかコミカルで、人間的な寂しさをふと感じさせるところがあったり。

子供が前面に出てきていますが、脇の大人たちが皆味わいがあって、映画を面白くしていると私も思いました。

“可愛いペピノ”のページを作りましたので、またご覧になってみてください。
ペピノ拝見しました☆ (hana)
2005-05-07 10:16:16
>シロのママさま

ペピノ拝見しました!

撮影合間の様子、無邪気さが微笑ましいですね!

地面の芸術もなんとすばらしいこと!

また、父ペランとのツーショットも初めて拝見いたしました。笑顔の素敵な親子でいらっしゃいます!

イベントの写真ですと、だいぶ成長しているのですね。これからまたスクリーンで活躍するのでしょう!楽しみですね!

ペラン氏の出演作、特にお薦めなのは何でしょう?!ゆっくり堪能\したいと思っているのですが、お薦め作がありましたらお教えください!

ご訪問有難うございます (シロのママ)
2005-05-09 00:19:09
拙いサイトですが、ご覧頂きまして、有難うございます。

映画の中の前歯の無いペピノ君がいじらしくて、もうお家につれて帰りたいくらい。

ついつい写真を集めてしまいました。



ジャック・ペランの映画の方はサイトの中の“作品集”でも、一通り触れていますが、現在一般的に観られるチャンスがあるのは「ニュー・シネマ・・・」「ロシュフォールの恋人たち」「Z」くらいでしょうか。

「家族日誌」「鞄を持った女」は過去にNHKで放映になったことはありますが、今後どうかちょっとわからないですね。

私はこの一連のズルリーニ監督の作品が好きなのですが、暗い抑揚の無いお話ですので、好みは分かれるかと思います。



いずれにしましても、俳優で活躍していたのは昔のことですし、ヨーロッパの俳優さんですので、なかなか見つけにくいと思います。

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