ふるやの森

地球文明の再生に向かう
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ガーディアン1/10:世界の政府は地球外文明との接触に備えるべき時期にある

2011-01-11 14:08:38 | 代替ニュース
「世界の政府は地球外文明との接触に備えて共同の準備を始めるべきである」という提言を科学者たちが行った。
World governments should prepare a co-ordinated action plan in case Earth is contacted by aliens, according to scientists.
科学者たちは、国連の機構は超地球規模の事態に備える責任があり、地球外文明が現れた場合にどう対処するかという計画を立案するべきであると主張している。
Scientists argue that a branch of the UN must be given responsibility for "supra-Earth affairs" and formulate a plan for how to deal with extraterrestrials, should they appear.
この提言は本日(1月10日)発行のフィロソフィカル・トランザクションズに掲載された。同誌の中で科学者たちは、地球外生命体との接触が天文学・生物学的側面から政治・宗教などに及ぼす影響までのあらゆる側面についての研究に基づいて検証を行っている。
The comments are part of an extraterrestrial-themed edition of the Philosophical Transactions of the Royal Society A published today. In it, scientists examine all aspects of the search for extraterrestrial life, from astronomy and biology to the political and religious fallout that would result from alien contact.
「専門家のアドバイスに基づく適切なプロセスが正当で責任のある科学者たちから生まれるだろうか?あるいは、権力の利益とオポチュニズムが舞台を設定するのだろうか?」オープン大学のジョン・ツァーニッキ教授とセント・アンドリュース大学のマーティン・ドミニク博士は導入的な論文で問うている。「(国際的な)協調の欠如は国際的な合法的政治機構に指導される真に地球的な努力によって埋め合わせることができるかもしれない。」両教授は国連がすでに起ち上げている国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)がそのような組織となる可能性を主張している。 
"Will a suitable process based on expert advice from proper and responsible scientists arise at all, or will interests of power and opportunism more probably set the scene?" asked Professor John Zarnecki of the Open University and Dr Martin Dominik of the University of St Andrews in the introductory paper. "A lack of co-ordination can be avoided by creating an overarching framework in a truly global effort governed by an international politically legitimated body." The pair argue that the UN has a ready-made mechanism for such a forum in its Committee on the Peaceful Uses of Outer Space (Copuos).
科学者たちは、 Copuos所属の各国は小惑星が地球衝突の軌道上にあるというような地球外からの脅威に備える戦略を持つべきだと述べている。
Member states of Copuos should put "supra-Earth affairs" on their agenda, say the scientists, and establish structures similar to those proposed for dealing with threats from near-Earth objects, such as asteroids, that might be on a collision course with our planet.
ケンブリッジ大学進化古生物のサイモン・モリス教授は、地球外文明とのコンタクトを計画する者のすべては最悪の事態に備えるべきであると述べている。
According to Simon Conway Morris, a professor of evolutionary palaeobiology at Cambridge University, anyone planning for alien contact should prepare for the worst.
「地球外生命体の進化はダーウィンの説に本質的に近いだろう」とモリス教授は述べている。「したがって宇宙のあらゆる生命は地球上の生命と重要な共通性をおそらく持っている。とりわけ地球に近い世界から来た生命は我々と同様の生物分子構造を備えていて、暴力と乱用に向かう傾向を備えているはずである。」
Evolution on alien worlds, he said, is likely to be Darwinian in nature. Morris argues that life anywhere else in the universe will therefore probably have important similarities with life on Earth – especially if it comes from Earth-like worlds that have similar biological molecules to ours. That means ET might resemble us, warts and all, with our tendencies towards violence and exploitation.
「なぜ”最悪の事態に備える”のか?第一に、もし知的な地球外生命体が存在するなら、彼らは私たちによく似ていて、はるかに壮大な歴史を経ているだろう。ここに立ち止まって考えるべき問題がある。」モリス教授はジャーナルの特別号にこう書いている。
"Why should we 'prepare for the worst'? First, if intelligent aliens exist, they will look just like us, and given our far from glorious history, this should give us pause for thought," wrote Morris in the journal's special issue.
カリフォルニアのルーテル神学セミナーのテッド・ピータース教授は地球外文明とのコンタクトが行われた場合の世界の宗教に及ぼす影響について述べている。「もし知的な地球外生命体の実在が証明された場合には、地球の宗教は崩壊すると、伝統的な知恵が伝えている。」
Ted Peters, a professor of systematic theology at the Pacific Lutheran Theological Seminary in California, considered what might happen to the world's religions in the event of ET making contact. Conventional wisdom suggests that terrestrial religion would collapse if the existence of extraterrestrial intelligence (ETI) were confirmed, he wrote.
「なぜなら私たちの宗教的な伝統の中心になる信念は今では時代遅れの古代の世界観の範囲内だからである。したがって、私たちの前近代的なドグマにとって新しい知識はショッキングなものとなる。宗教信者の地球中心的な信念は地球外文明とのコンタクトによってくつがえり、自己重要性の感覚を喪失してしまうだろう。私たちの伝統的な宗教は人類をヒエラルキーの頂点にランクしてきたが、自分たちより優秀なETと遭遇すれば、優位なランクから脱落してしまうだろう。その場合に私たちは新しい隣人と神のイメージを共有できるのだろうか?」
"Because our religious traditions formulated their key beliefs within an ancient world view now out of date, would shocking new knowledge dislodge our pre-modern dogmas? Are religious believers Earth-centric, so that contact with ET would de-centre and marginalise our sense of self-importance? Do our traditional religions rank us human beings on top of life's hierarchy, so if we meet ETI who are smarter than us will we lose our superior rank? If we are created in God's image, as the biblical traditions teach, will we have to share that divine image with our new neighbours?"
それでも彼は地球の主要な宗教は損なわれずに存続すると結論している。「神学者は失業することにはならない。実際に、神学者たちは古典的な宗教観を新しく広い創造の視点から再編成する試練を楽しむだろう。」
His conclusion, however, is that faith in Earth's major religions would survive intact. "Theologians will not find themselves out of a job. In fact, theologians might relish the new challenges to reformulate classical religious commitments in light of the new and wider vision of God's creation."
「伝統的な神学者は天文学者に変わらなければならない。私はこう予測する。知的な地球外生命体とのコンタクトは、神の創造を137億年の宇宙の歴史にすべての置き換えて、伝統的な宗教の創造のビジョンを拡大することになるだろう。それは、神からの愛に満ちた慈悲深い贈り物なのである。」
"Traditional theologians must then become astrotheologians ... What I forecast is this: contact with extraterrestrial intelligence will expand the existing religious vision that all of creation – including the 13.7bn-year history of the universe replete with all of God's creatures – is the gift of a loving and gracious God," he speculated.
Earth must prepare for close encounter with aliens, say scientists


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18 コメント

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UFO情報 (地竜石)
2011-01-11 17:07:33
『ウィキリークス、まもなくUFO情報を公開か』

http://rocketnews24.com/?p=64684
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Unknown (かたくり)
2011-01-11 17:10:03

Copuos所属の各国って
  現在 67カ国のままでしょうか?
  

私はこう予測する。知的な地球外生命体とのコンタクトは、神の創造を13億7千年の宇宙の歴史にすべての置き換えて、伝統的な宗教の創造のビジョンを拡大することになるだろう。それは、神からの愛に満ちた慈悲深い贈り物なのである。」

 かなり神学者などは、慌てている
 感じなのでしょうか?
 
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2つに分かれます (flatheat)
2011-01-11 17:23:24
地球外文明の実在を受け入れながら自分たちの教義を拡大する宗派と最後まで受け入れに抵抗する宗派に・・いずれにしても、伝統的な宗教をそのままの形で維持することは不可能になるでしょう。
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脱洗脳 (Light)
2011-01-11 18:13:28
“今回の生で苦しめば次の生で幸せになれる”とか
“戦って死ねば救われる”
なんておバカなことを考えている人達も、改めてくれるといいですね。
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キリスト教の出口戦略 (ういはる)
2011-01-11 19:12:45
キリスト教の教義というのは、科学の進歩と共にとっくに破綻していると思います。そのキリスト教の生き残り策として、キリスト教に、キリスト教に都合の良いような宇宙人思想を作り上げ加え始めている、と見れなくないでしょうか。

いろんなチャネラーがおられますが、例えば、キリスト教にどっぷり漬かった人は、チャネリング内容もやっぱりキリスト教にどっぷり漬かった内容になっていて、結局は、キリスト教の枠から越えられないでいる、と言えないでしょうか。

チャネリング内容も当然のごとくキリスト教の延長線上なりますから、キリストが登場します。その人達にとってキリスト抜きの宇宙人なんてありえない、受け入れられないということになっているようです。

そんなこともあり、宇宙人=助けてくれる人、人間=助けられる人、という図式になってしまいます。神に依存してきた人達は、宇宙人も依存してしまう。なので、依存は良くないのでは?という真っ当な意見は届きにくいのではないかと思えます。

まぁ別に、宇宙人の中にキリストがいても構わないのですが、一つ心配なのは、キリスト教徒が信じている教義は、その時々の権力者によって改竄され利用されてきたという歴史があることです。これから起きることも例外ではないと、考えておくことも大切です。
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こんな感じですか? (ライモ)
2011-01-11 19:41:52
例えば・・

キリスト→サル‐サや他のメッセンジャー

神→創造主

みたいな・・

と言うことは、そのうちプレアデス派とかシリウス派とか分けの解らん宗派がいっぱい出来るんでしょうね。



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ウィキリークスの件 (ういはる)
2011-01-11 20:34:01
地竜石さんが紹介してくださった『ウィキリークス、まもなくUFO情報を公開か』の件、実現してほしいなぁと思っています。

ただ、このリンク先の情報には、タケさんからの情報「アサンジが命の保証と引き換えにUFO情報を公開しないと取引をした」という話の前の話のようですね。

しかし、アサンジ氏は「UFOに関する記述があり」と言ってしまった手前もあり、なんらかの情報を公開せざるをえないと思います。そうなると、どうでもいいようなショボイ内容、または闇が作成した偽情報になってしまうかも知れないと危惧してました。

そんななか、古谷さんが今日「おはようございます1/11」に追加された「ノルウェーのニュースサイトがウィキリークスの公開したUFO/ET関連文書のリンクを報道」のリンク先を見てみたら、案の定、悪い予感が的中しました。あまりにショボイ内容です。

そこには、町村官房長官が「個人的にはUFOはあると思っている」と記者たちの前で言った件についてです。これはテレビにも流がれていましたよね、私もテレビでみました。こんなの機密でも何でもありません。

今後、ウィキリークスからこの程度の情報しか流れてこなかったら、むしろ、逆効果になります。
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ウィキリースの件 (flatheat)
2011-01-11 21:06:42
ご指摘のリンクは現在までに公開された3つの情報を紹介しています。
http://translate.google.co.jp/translate?js=n&prev=_t&hl=ja&ie=UTF-8&layout=2&eotf=1&sl=en&tl=ja&u=http%3A%2F%2Fwww.presidentialufo.com%2Fcomponent%2Fcontent%2Farticle%2F66-news%2F356-wikileaks-documents-reference-ufo-research
これから公開される情報は、さらに大きな反響を呼ぶものになるでしょう。
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Unknown (Y)
2011-01-11 21:35:06
楽しみですね。
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武山祐三さんのブログより転載です (fly)
2011-01-11 21:37:40
経済同友会、消費税率17%に!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110111-00000098-jij-bus_all

 経済同友会は消費税率を17%にしろ、と言っています。経済同友会も経団連も同じ穴のムジナです。日本の国家財政を黒字化するなどと綺麗事を言っていますが、彼らには消費税を上げる事によるメリットを目論んでいるだけです。つまり、輸出企業にあっては戻し税の増額が目的であり、増税による企業減税が目的なのです。こんなヤカラは日本国内から追放すべきです。国民には何のメリットもありません。

 やがて、日本は多国籍企業に占領され、搾取され尽くすでしょう。末は全国民の奴隷化です。最良の奴隷化は、奴隷化された事さえ分からないようにマインドコントロールされた国民の衆愚化です。マスメディアの垂れ流す下らないバカげたお笑い番組や、大本営発表のような政府広報番組のオンパレードです。

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