かくれんぼ

小説的な文章の練習をがんばるー。

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温度(バイオハザード レオン×クレア)

2017-03-15 23:23:53 | バイオハザード


「ぬるい……」
「え?何が?」
「なんかここ、いつもぬるい気がする」
「えー!?寒いでしょ!」


クレアはもう体型なんか分からないほど服を着込んで更に毛布もかぶりながら震えている。
確かに寒い。エアコンが壊れてしまったらしく、ここ数日はこんな感じだ。



「あんた、体温調節機能ぶっ壊れてるんじゃないの-?かぶらないならその毛布渡しなさいよ」
「やだ」



そこから毛布の奪い合いが始まる。
いつもこうだ。
些細な事で怒って騒いで笑う。



いつの間にか毛布の奪い合いが枕投げに変わって、全力で暴れたもんだからクレアと二人、肩で息をする羽目になった。



「あっつい……」


はーはーと荒く息を吐きながらクレアが呟く。


「でも、次から寒くなったらこうやって遊べば良いわね」



遊びだったのか……。
楽しそうに笑うクレアを見ているとまた思う。



「……分かった」
「ん?」
「お前がぬるい」
「え?体温?」


何してても楽しそうに笑ってる時とか、怒ってたと思ったら泣いてみたり笑ってみたり忙しい表情とか。
そういうの見てたらこう、腹の中がぬるくなる…………気が、する。


そう、説明し辛い感覚をどうにか言葉にしたら、また楽しそうに笑った。



「レオンって意外にバカよね」
「あ?」


頭をわしゃわしゃと撫で回してくる。
なんだこいつ、鬱陶しいな。


「そーいうのはね、ぬるいってんじゃなくて、『温かい』って言うのよ」
「温かい……?」
「または『幸せ』って言うわね」
「……」



なんか、何となくしっくりくる気がする。
でも「そうだよな」って認めるのも癪だから、クレアの頭をわしゃわしゃと荒く撫で回し返す。



「あー!私より強くやった!」


ぼふっと枕を投げてくる。
もう一度枕投げをする気らしい。

いいだろう。付き合ってやる。



もう少しだけこの温度に浸っていたいから。















言い訳

なんか、いつもまとめ方が特に下手だな。
うちのレオンにしては大人しめ。
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小説
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