約1週間前に、国連人権委員会が出したイスラエルとパレスチナにおける人権状況に関する報告書ネタの続き。
前回については以下を参照（手抜き）。
・575 Pages （lol） UN Israel and Palestine report（2009年9月17日 flagburner's blog(仮)）
・575 Pages UN Israel and Palestine report 2（2009年9月19日 flagburner's blog(仮)）
問題の調査報告書は↓
・HUMAN RIGHTS IN PALESTINE AND OTHER OCCUPIED ARAB TERRITORIES Report of the United Nations Fact Finding Mission on the Gaza Conflict（2009年9月15日 ohchr.org；.pdfファイル）
この報告書に関して、性懲りもなくイスラエル軍総司令官こと Gabi Ashkenazi（גבי אשכנזי）氏が戯言を述べていたのだが・・・。
・IDF Chief: Israel must free terrorists for Shalit（2009年9月21日 Haaretz.com）
イスラエル政府が自分達の行為に関して正当化を計るのは毎度毎度のこととはいえ、もぐら叩きはやっておく必要がある。
ってことで、Ashkenazi 氏の発言に対して適当に突っ込んでおく。
イスラエル軍のラジオで Hamas に拘束されてる Shalit 氏の解放条件について発言した後、Ashkenazi 氏はいつもの「イスラエル軍はモラルのある軍」という戯言に絡めて、件の報告書を非難していた。
以下、2009年9月21日分 Haaretz.com『Israel must free～』から、前半部分を引用する。
---- 以下引用 ----
（中略）
"I read the report - it is biased and unbalanced," Ashkenazi told Army Radio, in his first public response to the report.
Referring to Richard Goldstone, the South African prosecutor who wrote the report, the IDF chief said: "From his mandate, he was already unbalanced. He ignored Hamas [rocket] fire. As the one who planned the operation, I say that we have a moral army; we did everything we could to lessen the harm to noncombatants."
（以下略）
---- 引用以上 ----
・・・例の報告書に関しては、散々 Hamas からの（正確には Hamas だけじゃないが）ロケット弾発射も指摘してるのだが（P.101 以降とか）。
部下に作らせた報告書概要を読んだ（全文を読んでる暇なんて無いだろうから）上での発言だろうが、ちと迂闊過ぎね～か？
ま、それもいつもの事なんだろうが・・・。
この後、Ashkenazi 氏は、2008年12月～2009年1月にかけて行った Gaza 地区への（中略）テロ行為での実態について、自らが調査を行ったことを賞賛していた。
以下、2009年9月21日分 Haaretz.com『Israel must free～』から、終盤部分を引用する。
---- 以下引用 ----
（中略）
"But I want to say more than this," he added.
"Before all the reports, immediately after the end of the operation, we investigated ourselves. Since then and up until now, we have held a process of investigation, including appeals from Palestinians."
He went on to say that from an ethical point of view, the IDF was a "light among nations."
（以下略）
---- 引用以上 ----
だから、Gaza 地区への（中略）テロ行為の当事者が正当性を評価することが馬鹿げてるって何度書けば（略
つーか、そんなに「調査してる」ってんなら、調査状況についてもっと公表しろつーの。
無論、2008年12月～2009年1月における（中略）Ashkenazi 氏自身の問題点についても調査していただきたいところだ。
やんないだろうけど。
それにしても。
今度の国連総会で、イスラエル政府は何を言い出すのやら。
イランの Ahmadinejad 大統領の謎発言のドサクサでトンデモ発言を連発したら笑えないけど・・・。
参考：件の報告書に関する問題点としては以下も参照。
・【レバノン】紛争の両当事者の責任を公平に追求する姿勢の問題点（2006年9月19日 国際刑事裁判所（ICC）と日本）
Hamas と Hezbollah を同列に扱うわけにはいかないんだろうが・・・。
前回については以下を参照（手抜き）。
・575 Pages （lol） UN Israel and Palestine report（2009年9月17日 flagburner's blog(仮)）
・575 Pages UN Israel and Palestine report 2（2009年9月19日 flagburner's blog(仮)）
問題の調査報告書は↓
・HUMAN RIGHTS IN PALESTINE AND OTHER OCCUPIED ARAB TERRITORIES Report of the United Nations Fact Finding Mission on the Gaza Conflict（2009年9月15日 ohchr.org；.pdfファイル）
この報告書に関して、性懲りもなくイスラエル軍総司令官こと Gabi Ashkenazi（גבי אשכנזי）氏が戯言を述べていたのだが・・・。
・IDF Chief: Israel must free terrorists for Shalit（2009年9月21日 Haaretz.com）
イスラエル政府が自分達の行為に関して正当化を計るのは毎度毎度のこととはいえ、もぐら叩きはやっておく必要がある。
ってことで、Ashkenazi 氏の発言に対して適当に突っ込んでおく。
イスラエル軍のラジオで Hamas に拘束されてる Shalit 氏の解放条件について発言した後、Ashkenazi 氏はいつもの「イスラエル軍はモラルのある軍」という戯言に絡めて、件の報告書を非難していた。
以下、2009年9月21日分 Haaretz.com『Israel must free～』から、前半部分を引用する。
---- 以下引用 ----
（中略）
"I read the report - it is biased and unbalanced," Ashkenazi told Army Radio, in his first public response to the report.
Referring to Richard Goldstone, the South African prosecutor who wrote the report, the IDF chief said: "From his mandate, he was already unbalanced. He ignored Hamas [rocket] fire. As the one who planned the operation, I say that we have a moral army; we did everything we could to lessen the harm to noncombatants."
（以下略）
---- 引用以上 ----
・・・例の報告書に関しては、散々 Hamas からの（正確には Hamas だけじゃないが）ロケット弾発射も指摘してるのだが（P.101 以降とか）。
部下に作らせた報告書概要を読んだ（全文を読んでる暇なんて無いだろうから）上での発言だろうが、ちと迂闊過ぎね～か？
ま、それもいつもの事なんだろうが・・・。
この後、Ashkenazi 氏は、2008年12月～2009年1月にかけて行った Gaza 地区への（中略）テロ行為での実態について、自らが調査を行ったことを賞賛していた。
以下、2009年9月21日分 Haaretz.com『Israel must free～』から、終盤部分を引用する。
---- 以下引用 ----
（中略）
"But I want to say more than this," he added.
"Before all the reports, immediately after the end of the operation, we investigated ourselves. Since then and up until now, we have held a process of investigation, including appeals from Palestinians."
He went on to say that from an ethical point of view, the IDF was a "light among nations."
（以下略）
---- 引用以上 ----
だから、Gaza 地区への（中略）テロ行為の当事者が正当性を評価することが馬鹿げてるって何度書けば（略
つーか、そんなに「調査してる」ってんなら、調査状況についてもっと公表しろつーの。
無論、2008年12月～2009年1月における（中略）Ashkenazi 氏自身の問題点についても調査していただきたいところだ。
やんないだろうけど。
それにしても。
今度の国連総会で、イスラエル政府は何を言い出すのやら。
イランの Ahmadinejad 大統領の謎発言のドサクサでトンデモ発言を連発したら笑えないけど・・・。
参考：件の報告書に関する問題点としては以下も参照。
・【レバノン】紛争の両当事者の責任を公平に追求する姿勢の問題点（2006年9月19日 国際刑事裁判所（ICC）と日本）
Hamas と Hezbollah を同列に扱うわけにはいかないんだろうが・・・。
