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北西太平洋での「調査捕鯨」は日本語版声明だけ

2009-05-11 20:11:07 | 捕鯨騒動
世界に色んな意味で笑いを届けている「お笑い鯨人集団」こと日本鯨類研究所が、2009年分の北西太平洋における「調査捕鯨」(正式名称:2009年度第二期北西太平洋鯨類捕獲調査(JARPN II))計画を公表したのだが・・・。
・2009年度第二期北西太平洋鯨類捕獲調査(JARPNII)-沖合調査日新丸調査船団の出港について-(2009年5月9日 日本鯨類研究所)

で、この声明を読んだ後にこんな疑問が持ち上がった。
『そういえば北太平洋での「調査捕鯨」に関して、日本鯨類研究所は英語版で声明を出しているのだろうか?』

ってことで、日本鯨類研究所の公式サイトにおける日本語版と英語版の声明を比較してみた。
まずは、日本語版の声明を公開してるページ・・・。
・プレスリリース(2009年5月11日時点 日本鯨類研究所)

2000年辺りの声明(の見出し)から公開した順にひたすら縦に並べてるので、過去の声明を調べるのが結構厳しいのよね。
後は、CSS を余り使ってないとか、html のコーディングが古臭いとか・・・。
って、本題と全然関係ないだろっての。

次は、英語版の声明を公開してるページ。
こっちは、何故か2つに分割されてるのだが・・・。
・News(2009年5月11日時点 日本鯨類研究所)
・News (2000~2008)(2009年5月11日時点 日本鯨類研究所)

2009年(要は今年の分)の声明(の見出し)と去年までの声明(の見出し)を別ページに分割してるのが興味深いところだわな。
とはいえ、2000年~2008年の声明(の見出し)を並べてるので、ページの使いづらさは日本語版と一緒。
日本語版・英語版の両方で、年ごとに声明(の見出し)を別ページに分割して欲しいものだ。

しかし、英語版の場合、日本語版と違う部分で使いづらい点があった。
声明の多くは .pdfファイルのみで公開されていることだ。
しかも、声明(の見出し)部分には .pdfファイルかどうかについて何にも書かれていない、というオマケつき。
これじゃ、せっかく日本鯨類研究所の(イカレた)声明を読もうとアクセスしてきた非日本語圏の人達にとって迷惑だっての・・・。

そしてここからが本題なのだが(先に本題を書けよ)、2009年5月9日に日本語版で公開された 2009年度(中略)JARPN II に関する声明は英語版では公開されていなかった。
それどころか、過去に日本政府が行った北西太平洋における「調査捕鯨」について、英語版ではろくに公開されていないのだ。

何で南極海における「調査捕鯨」に関しては積極的に英語版でも声明を出していたのに、北西太平洋での「調査捕鯨」に関しては日本語版の声明だけを出しているのだろうか?
外国からの抗議が飛んでこないから?
南極海での「調査捕鯨」より世界の注目度が低いから?
日本語→英語の翻訳作業をするスタッフが手薄だから?

色んな意味で謎だらけだ。


おまけ:日本鯨類研究所の日本語版声明(の見出し)のページに関するソースから、ヘッダ部分を引用しておく。
---- 以下引用 ----
<html>
<head>
<META HTTP-EQUIV="Content-Type" content="text/html; charset=x-sjis">
<title>最近の話題</title>
<STYLE TYPE="text/css"> 
<!--
BODY {
font-size: 12pt;
}
.text1 {
font-size: 9pt;
line-height: 13pt;
}
.text2 {
font-size: 20pt;
}
-->
</STYLE>
 

</head>
(以下略)
---- 引用以上 ---

使い方は各自で考えるように(笑)。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kkneko)
2009-05-16 01:39:06
ホントに英語版のJARPNの情報がないですねぇ・・。理由はたぶん3つ全部なんじゃないかと思います(^^;;
今年のJARPN2は、勇新丸が"多目的船"になってたり船の数が減ってたり、謎があります。

手前味噌で恐縮ですが、捕鯨とODAに関する記事をインターネット市民新聞さんに掲載していただきました。お時間のあるときにご一読いただければ幸いです。
「ODAで買うクジラ票・非捕鯨国をご接待」(JANJANニュース)
http://www.news.janjan.jp/government/0905/0905140329/1.php
詳細版は拙HP
「捕鯨推進は日本の外交プライオリティ№1!?」
http://chikyu-to-umi.com/kkneko/oda1.htm
「捕鯨推進の裏にはあの西松建設を始めとするゼネコンがいる」というかなり核心に触れる内容となっています。

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