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福知山線の事故とATS-P

今回のJR西日本、福知山線(宝塚線)の事故は、都会で起こった生々しく悲惨な事故でした。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りし、負傷された方達の一日も早い回復を祈念したいと思います。

ところでJR西日本は北側国交相の一言で、ATS-Pの整備を済ませてから宝塚線の運行を再開することに急遽決めたとか・・・。
この話を聞かれたときに、さすが国交相だとか、そうでなくちゃと思った人も多いことでしょうね。
北側国交相もご満悦かも知れません。
しかし、私はどうしても穿った見方をしてしまいます。

国交相にしてみれば、JR西日本よ、お前らはバカか?(バカ正直に新型ATSの工事と並行して運行再開しますなんて言って・・・。国民の反感を買うだけだろうが。運行再開を国民に早く納得してもらうためには、ATS-Pを付けることが一番うまくいくことがわからんのか!)とささやいているように思えます。
国民側もなぜ旧式のATSしか付けていなかったのかなんて騒ぐものだから、うまく揚げ足を取られてしまうんではないでしょうか?
そんなに自動装置がいいんなら、無人運転でもいいということになりませんか?
旧式のATSでも、基本的にプロの運転士が乗務しているわけですから、めったなことで事故が起こるわけではありません。
それにATS-Pを付けたからといってすべての事故がなくなるわけではないでしょう(時速20キロも出たら停止装置が働くぐらいにしておけば事故はあまり起こらなくなるかも知れませんが・・・。とは言っても自転車だって死傷事故が起こることもあるわけですからねぇ。ゼロに近づけるのはわかりますが、ゼロにすることはスピードやら、輸送力やらを犠牲にしなければならなくなることでしょう)。
国民の方だってみんな大型液晶テレビがあればすてきだから欲しいと思ったって簡単には買えません。

鉄道事業は人命を預かっている仕事だからできるだけ、事故を起こさない努力をしなければいけないのは当然です。
しかしそれがATS-P?

どうしてベテランではなくて、あんな若い運転手に過密ダイヤの運転を任せていたの?
どうしてそこまでして過密ダイヤを組まなければならなかったの?(その答えは自由競争主義のどつぼにはまりこんでいる日本の社会のありようですけどね)

今回の事故をATS-Pを付けることで片付けてほしくないと私は思います。
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