何があったのか分からないが、お客様激高中。聞こえてる言葉は「ふざけないで、ちゃんと土下座して謝れ」。叱られているスタッフは、ただ「申し訳ありません」の繰り返し。それで収まらないお客様(以下、お客)。
お、上司らしき(以下、上司)登場。
上司:お客様。失礼いたします。私共に不手際があったようで申し訳ありません。私、この者を指導しました○○と申します。
お客:どうなってるの?この店は?あんた、いったいどういう教育してるの?
上司:本当に申し訳ありません。この者に代わって私がお話しさせていただきます。
お客:どうして私が怒ったか、あなたは知っているのか?
上司:まだ、本人から事情も聞いてませんので・・・(途中遮られ)。
お客:じゃ、この人じゃないと話にならんでしょうが!?
上司:はい。ですが、どのような事情であろうと、お客様を不愉快にさせてしまったことは事実ですので、私が代わりにお話し伺わせていただきます。
お客:とにかく、まずは、この人に土下座して謝ってもらいたい。
上司:そうですか、申し訳ありませんが。この者には、土下座させません。
お客:何ぃ!
上司:この者に接客に関しての手ほどきをしたのは私でありますし、この者には、これからも教えることがたくさんあります。土下座いう簡単な形だけでの謝罪を覚えさせたくありませんので、お客様が土下座にての謝罪をお求めであれば、私が代わって土下座いたします。
----- と言って、上司、サッサと土下座をした。
お客:いや、あなたに土下座してもらっては困るので、手をあげてください。
上司:ありがとうございます。では、失礼させていただきます。
----- と言って、手と頭はあげるものの、膝はまだついたまま。
お客:いや、ちょっとみっともないから立ってよ。
上司:ありがとうございます。この度は、本当に不愉快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。詳しくお話しをお伺いしたいので、別室にてお話しさせていただけないでしょうか。
お客:いや、もうけっこう。あなたに土下座までされてしまっては、何も言うことできないでしょ。もう、けっこうなので・・・。こちらこそ、大声出して申し訳なかった。
上司:とんでもございません。この度は本当に申し訳ありませんでした。お連れの方にも大変失礼いたしました。またのご来店をお待ちしてもよろしいでしょうか?
お客:また来ますので・・・。
上司:そうですか、ありがとうございます。次回は、ご満足いただけるよういたします。できれば、次回も、この者に担当させたいのですが、よろしいでしょうか?
お客:あぁ、もちろん。
上司:ありがとうございます。本当に本日は申し訳ありませんでした。またのご来店をぜひぜひお待ちしております。お気をつけてお帰りくださいませ。
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と、おおよそ、このようなやり取りがあったわけだが、この叱られた担当者、僕が土下座したことについてどう思っているんだろうかねぇ・・・。
良かった、土下座させられなくて・・・とかなのかなぁ。それとも、何か汲むべきものでも感じたのかしら?さて、さて。
土下座・・・これって、今の時代でも切り札なのか?何か失敗して謝る時に、頭丸刈りにして謝りに行く・・・ってのと同じくらい効果的な切り札なのだろうか?
僕にしてみれば、どちらもずいぶん簡単な手段でしかないから、自分が謝罪を受ける側なら、土下座されようが頭丸めようが、少しも関係ない。むしろ、安直な手段を選んだことに不快感を覚える。
恐らく、若い世代は謝罪にそのどちらも求めないのではないか?こだわっているのは、もっと古い世代だけなのでは?と思うのだが、どうなのか・・・。
ちなみに、このお客様よりお電話いただいて、来週別件でお会いすることになりました。
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