イン・マイ・ルーム.COM

ブルーグラス、カントリーなどアメリカン・ミュージック、酒、B級グルメなどなど・・・・

The Best Of 「Emerson & Waldron」

2007年06月28日 | ブルーグラス
現代のブルーグラス創世記に活躍したBill Emerson(バンジョー・ヴォーカル)とCliff Waldron(ギター・リードヴォーカル)の二人がレベル・レコードに残した3枚のアルバムと未発表音源からのベスト盤

二人のほかには、マイク・オールドリッジ(もちろんドブロ)、ビル・ポッフィンバーガー(フィドル)、エド・フェリス(ベース)、そして数曲にジョン・ダッフィー(マンドリン)

ビル・エマーソンはエディ・アドッコクが入る前の「カントリー・ジェントルメン」のオリジナル・メンバー、エド・フェリスもベーシストとして「カントリー・ジェントルメン」へ参加、マイク・オールドリッジは後の「セルダム・シーン」へ参加
ソリッドなブルーグラスが聴かれます

ビル・エマーソンは一時マーク・ニュートンと活動を共にしていたが現在はリタイア、
クリフ・ウォルドロンは”The New Shades Of Grass”を率いて現在も活躍中

1997年REBEL RECORDSより発売



「館林」 そば、お墓参り、そしてコンサート

2007年06月24日 | 風景
ブログでお付き合いしていただいているオ寒さんごひいきの仁科庵
ちょっと迷ったけどなんとか

11時半ころだったが満席でした、繁盛してる・・・

これ「天盛り」1、000円

つゆがちょっと薄かったが、そばは美味かった
そば粉は茨城産と店内に掲示してあった

知り合いのお墓参りに「善長寺」へ


そして今回の目的のコンサートへ・・・
”「館林ロストシティランブラーズ」アニバーサリー25周年”コンサートへ
四半世紀このようなバンドを維持している、という事は並大抵な事じゃ出来ない
グループを率いているオ寒さんは勿論だが、ついて来ているメンバーの皆さんはもっと凄い・・・

こような方々です

2時間を越すコンサートでした、アンコールもあり、楽しい一時を過ごしてきました。

「BANJOMAN 」 Soundtrack album

2007年06月21日 | MUSIC
偉大なるブルーグラス・バンジョー、スクラッグス・スタイルの奏祖者アール・スクラッグス
彼を称えたコンサートが1973年行われた、その映画のサウンドトラック盤がこれ「バンジョーマン」

1973年1月20日夜7時から翌21日朝7時まで、Earl Scruggs Revue, The Byrds (Roger McGuinn, Clarence White, Skip Battin & John Guerin),The Nitty Gritty Dirt Band, Joan Baez, Doc & Merle Watson, Ramblin' Jack Elliott、以上の方々が参加した長丁場のコンサート
最後はアール・スクラッグス自ら演奏した「Foggy Mountain Breakdown」で〆たそうだ、その中からの抜粋だが・・聴き応えあり、全14曲

私にとっての特筆モノは、THE BYRDSの「Mr. Tambourine Man」でのクラレンス・ホワイトが奏でる間奏ギター・・・数秒だが・・いいですっ!
二つ折りアルバムの内側にはフィルムのコマが両面にびっしり、クラレンスの手元、顔のアップが数コマあり・・・いう事なし!

1977年SIRE RECORDSより発売

余談ですが The Kentucky Colonelsのデビュー盤 "The New Sound Of Bluegrass America" がSierra RecordsよりCD化された・・・とか




Benny Martin 「"Big Tiger "Roars Again」Part-1

2007年06月18日 | ブルーグラス
8-string fiddleの考案者、カントリー、ブルーグラス音楽の第一級のフィドラー、ベニー・マーティン
惜しくも2001年73歳で亡くなったが、彼最後となったアルバムがこれ「"Big Tiger "Roars Again」Part-1、二枚に分けてパート2もある

10代で家を出てナッシュヴィルへ、ビル・モンロー、ロイ・エイカフ、キティー・ウェルズ、フラット&スクラッグス、などカントリー、ブルーグラス 両方のサイド・メンとして活躍、

50年代の半ばにはエルヴィス・プレスリーのマネージャーでもあったパーカー大佐をマネージャーに迎えたせいもあり、プレスリーのセッションにも30数回参加したという面もある、彼自身は馴染めなかったようだが・・・

1954年自身のバンドを設立、そしてグランド・オール・オープリーにデビュー、その後はステージ上での動きのあるパフォーマンス、唄うフィドラーとして人気を博す、彼の太い声、温ったか味のある声、太った憎めない風貌、と好きだな~

このアルバムもカントリー、ブルーグラス、両方楽しめる
Del McCoury,John Hartford,Buck Wite,Crysta Gayle,Jim&Jesse,Vince Gill,Bobby Osborne,Ricky Skaggsほか・・・、1曲ごとにご覧のゲストを迎えての構成
バックにはJerry Douglas,Josh Graves,Earl Scruggs,Buddy Emmons,Brian Suttonほか、豪華サポートだ
全15曲彼のオリジナル曲

1999年ORIGINAL MUSIC SHOWCASEより発売


LAURIE LEWIS & her bluegrass pals

2007年06月16日 | ブルーグラス
JOE WEEDプロデュース「SWANEE」で”Gentle Annie”、”Little Annie”を唄っているローリー・ルイス、これは彼女が、ティーンエイジャーの頃、彼女の心を動かした音楽への回帰アルバム

この辺りの女性シンガーというとメジャー・デビューを果たしたアリソン・クラウスがダントツの人気かと思いますが、私は何と言ってもこのローリー・ルイスが一番です、
マルチ・プレイヤーとしての彼女は言うに及ばず、かん高く張り上げるでもなく、どちらかと言うと自然発唄的な大人のヴォーカルが好きです、

今の彼女はブルーグラス界のスター、すばらしいシンガー・ソングライター、ダイナミックなバンドリーダー、そしてギタリスト、マンドリニスト、フィドラー、フィドルは過去二回カリフォルニアのチャンピオンにも輝いている

バックのブルーグラス・パルには彼女の良き理解者トム・ラザムはじめ、トッド・フィリップスなど4人、いつもながら、聴いていてアメリカン・ルーツ・ミュージックが楽しめる
個人的には彼女のアルバムにはハズレがない、安心して購入できる数少ないプレイヤーだ、トラッド、オリジナルなど全13曲

1999年ROUNDER RECORDSより発売

DEAN MARTIN 「On Reprise」

2007年06月12日 | MUSIC
我々おじさん達には懐かしいディーン・マーチン、彼がリプリーズ在籍時の1970年、71年に発表したカントリー・アルバム2枚、「My Woman My Woman My Love」、「For The Good Time」のCD2イン1

イタリア系アメリカ人、愛称は本名の「ディノ」、フランク・シナトラ一家で映画、歌手、として、サミー・デイヴィス・Jr、ピーター・ローフォードさん達と活躍、マフィアとのお付き合いもあったとか・・・・
1995年に78歳で亡くなるまで、数えてみると映画出演約60本、アルバムはキャピトルから11枚、リプリーズから27枚、と・・・
映画では二枚目、三枚目と活躍、ヴォーカルは独特の鼻に掛かった唄法で人気を得た
私なんかは映画「リオ・ブラボー」(1959年)でリッキー・ネルソンとデュエットした「ライフルと愛馬」が記憶に残ってる・・・

2002年COLLECTORS CHOICE MUSICより発売



「Out To Lunch」 COUNTRY GAZETTE

2007年06月09日 | ブルーグラス
The Flying Burrito Brothersから発展していった「カントリー・ガゼット」

1972年に Byron Berline, Alan Munde, Roger Bush ,Kenny Wertz,ゲストにHerb Pedersen, Skip Conover & Chris Smithのメンツで「A traitor in our midst」を初リリース、これには衝撃を受けたな~、その後「Don 't give up your day job」ではClarence Whiteをゲストに迎え絶頂期をむかえた

このアルバムはその後1975年に発表、クラレンスは既にこの世に亡く兄のローランド、アラン・マンデ、ロジャー・ブッシュ、ケニー・ワーツ、の4人にデイブ・ファーガソン、スティール・ギターのアル・パーキンスをゲストにしたもの

このアルバムおもしろい事に

トランスアトランティックからは「The Sunny Side of the Mountain」として、


フライングフィッシュからは「Out To Lunch」のタイトルとして発売されてる

グラム・パーソンズ、ウェイロン・ジェニングス、トミー・コリンズ、などのカントリーの曲を上手くブルーグラスにして演奏してる、楽しく、思わず体が動いてしまうアルバムだ、全13曲

The Country Gentlemen

2007年06月06日 | カントリー・ジェントルメン
ここで紹介したアルバムが初CD化された

これでFolkwaysのカントリー・ジェントルメンのアルバム、Vol.1「Country Songs Old & New」、Vol.2「Folk Songs & Bluegrass」、Vol.3「Country Gentlemen On the Road」、そしてこれVol.4「Going Back To The Blue Ridge Mountain」、の4枚がCD化された、めでたし・・めでたし。

2007年Smithonian Folkwaysより発売

「Heartaches By the Number」 DAVID BALL

2007年06月03日 | MUSIC
1953年牧師の音楽一家に生まれ、7歳で作曲もしたという逸話がのこるコンテンポラリー・カントリー・アーティスト、デヴィッド・ボール
1995年のグラミー賞男性カントリー・シンガーにノミネートもされるが、その後は泣かず飛ばず、2、3年に1枚程度のアルバムリリースと・・・

そんな彼がいいアルバムを出してくれました、50、60年代のヒット曲を中心に、ネオ・トラディショナル・カントリーといいますか、シンプルな音作りで、余計な音を省いた聴き易いアルバムです

アルバム・タイトルにもなっているレイ・プライスの「Heartaches By the Number」、ドン・ギブソンの「Sweet Dreams」これカントリーでは定番の失恋ソングですが・・このテイクいいです!、そしてハンク・ロックリンでヒットした懐かしの「Please Help Me I'm Falling」、ジョージ・ストレイトのヒット曲「What's Going on in Your Wold」などが続く・・全11曲

2007年SHANACHIE ENT CORPより発売