mukan's blog

つれづれなるままに ひぐらしPCにむかいて

色づく街並み、年寄りの特権

2016-11-08 10:56:41 | 日記
 
 先月末の山で転んで小指を剥離骨折してから、一度も山歩きをしていません。医者に「一週間したら診せてください」と言われたこともありますが、手を動かしたり力を入れると痛みが走ります。指を固定しているとは言え、山で使うのは難しいと考えて、我慢しています。でも体はうずうずしていますから、毎日歩きに出かけています。図書館へ行ったり買い物をするだけでも、6000歩から8000歩くらいは歩いているのですね。その都度「速歩」を心得て、インターバルはついつい忘れてしまうのですが、おそらく時速6㎞ほどの速さで住宅街を抜けていきます。
 
 ほんの一週間前にはまだ緑っぽさが残っていた、ハナミズキやトウカエデの街路樹も、昨日あたりは、はっきりと黄葉してきました。井沼方公園の緑の芝生でブルーシートを敷いて子どもと一緒にお弁当を食べているママ友たちの頭上、高いところのサクラやケヤキなども色づいて、秋深しという気配が広がっています。これらの色づきは、近いところで見上げるというよりは、少し離れたところから遠望する方がきれいに見えます。紅葉というのも、一つの葉の色変わりが素晴らしいというのではなく、木の葉の総体が様子を変えるところに、私たちのたたずまいの来し方、行く末を重ねて感じとっているからかもしれませんね。町並み全体が色づくことに時の流れを見て取り、よくぞ幸運にもここまで年を経てきたものだと感懐にふけっているのです。年寄りの特権かもしれません。
 関東地方は、晴れが続きます。ことにここ三日間は、抜けるような青空。気温もぐんと下がりました。芝川縁りを流れに沿って川口方面へ歩いていると、ハクセキレイが二羽、土手の上で尾を上げ下げしています。飛んできて木立の上にとまったのはモズのメス。おや、ジョウビタキもいるようです。ゆったりと流れる水面にはオオバンが上流へ向かって浮かんでいます。キョッキョッと声のする方をみると、コガモが泳いできます。田園の中に協同病院があり、川口北高校があり、川口短大があり、埼玉学園大学が立ち並んでいて、キーンコーン、カーンコーンと授業時間の終わりだか始まりだかのチャイムが響いています。いつしかこの辺りは学園地域になっていました。
 今夜から雨が落ちるといっても夜のうちとなると、かえって植物たちにはありがたいくらいです。北海道は積雪が20センチを超えたとか。今年は「寒冬」と、8月末に「今年の冬は暖かい」と予報していたTVの気象解説が言っています。そんな言葉があるのかどうか知りませんが、寒い冬は当たり前です。でも、その到来が早かったようですね。
 
 整形の医者に行ってきました。一週間(風呂に入るときは別にして)、薬指と小指を抱き合わせにして固定していたのですが、固定を外して薬指を動かしてみると、骨折しているわけでもない薬指を軽く曲げるだけでも痛みが走ります。ほんとうに筋肉とか関節というのは、動いていないとすぐに固まってしまうもののようです(頭だってそうだよと、いつか誰かが言っていた声が甦ります)。明日は山の会の山行が予定されています。この寒さでは、手袋を履かねばなりません。今日は小指だけを固定してもらいました。医者は「寝るときには薬指と一緒に固定して」と、無意識に小指を痛めてしまうことに気遣えと注意してくれます。
 
 そういう自分の身体の不如意も、医師の気遣いも、イライラせずに聞き入れられるというのも、年寄りならではの「特権」というか、「功」ですね。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 人類の才能の延長 | トップ | 絶景の高川山 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。