田舎の私大医学生のあたまの中

医学生的日常、プロ野球、本……

特別講義2日目

2017-04-23 23:59:59 | 医大生的生活
土日、午前9時から午後16時50分に及ぶ特別講義終了。
正直、休み返上してのみっちり講義はかなり疲れた。夕食時に飲む酒の旨さがまさに疲労感を物語る。

2日間を振り返ってみると、新たに知られて「へぇ!」ってなったこともあったし、「あぁ確かにそうだような」と再確認できた部分も多々あったからまずまず満足だった。

しかし、こうやってみると目新しい内容であっても、普段試験前とかに素朴な疑問を友人達と議論しあって、ネットで調べたりしていたことって案外定着していることに気づいた。

例えば、肝細胞性黄疸。
肝細胞が障害されるから、間接ビリルビンのグルクロン酸抱合能が低下して、直接ビリルビン値が低下するかと誤解されがちだが、そんなことはない。
筆者はこの部分は以前、疑問に思って友人達と調べたことがあったから幸運にも頭に残っていた。

肝細胞性黄疸で直接ビリルビン値がむしろ上昇する理由はいくつかある。

例えば、肝細胞は案外少ない数であっても十分にグルクロン酸抱合を担えるという事実も根拠の一つである。

他にも、肝細胞が破壊されると、要は胆汁と血中とのシャントみたいなものが形成されて、既にグルクロン酸抱合されてできた直接ビリルビンがそのまま血中に溶ける(水溶性だからなんら不思議じゃない)という理由もある。

あとは、元々グルクロン酸抱合し終えた直接ビリルビンが肝細胞内にも存在していて、肝細胞が破壊されることによって中の直接ビリルビンが血中へ流れ込むという理由もあるらしい。

医学にはまだまだ説明がつかないことの方が多いとは思うけども、こうして一つひとつのふとした疑問が説明つくとなんとも達成感があるから面白い。

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