耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

深川七福神

2009年02月07日 21時55分51秒 | 都会の風景
 時ならぬ七福神巡りをした。

 七福神巡りは各地にあるが、江戸下町の深川地区にも福の神をお祀りした
社寺がある。


深川七福神 公式HP

 門前仲町で地下鉄を降りて、富岡八幡宮(恵比須)から始めたが、七福神
の各社寺からご朱印を受ける特製の色紙があるというので社務所で聞いたら、
毎年元日から1月15日のご開帳期間以外は、無人のところがあるのでやって
ないとのこと。

 回ってみて分かったが、富岡八幡以外は全て無人だった。

 


 冬木弁天堂



福禄寿が居る心行寺は、清澄通沿い



 大黒天の円珠院を探したが、お寺が沢山あって境界がないので、どれが円珠院
だろうか



龍光院 毘沙門天が居る筈だが、外からは見えない



 布袋尊は深川稲荷神社だが、なんせ地図がいい加減で見つからない。
小さなお稲荷さんがあったが、どうも違うみたいだ



 深川神明宮を探して万年橋を渡ったら、芭蕉稲荷が目に入った。


 寡聞にして知らなかったが、深川のこのあたりは松尾芭蕉ゆかりの地の
ようで、ここから「おくの細道」に旅立ったようだ。
 江東区芭蕉記念館を見学した。入館料が100円と格安なのが有難い。

 大正時代に大津波の後「芭蕉遺愛?の石の蛙」が出土したので、東京府
がこの地を「芭蕉翁古池の跡」と指定したんだそうな。




深川神明宮 境内に寿老神社と幼稚園がある


 上に紹介したHPから地図を印刷して持って歩いたが、この地図ですぐ
行けたのは半分ほどだった。やはり都会は高い建物が多く家が立て込んで
いて、しっかり調べて行かないと、なかなか辿り着けない。

 冬晴れにふらり深川芭蕉庵
 蕉翁に呼ばれし如き梅の庭 蛙蝉


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