気象予報士 村上繁郎のブログ

気象予報会社「ファインウェザー」の気象予報士です。身近な気象現象や季節の出来事などを気象予報士の目を通して綴ります。

線状降水帯

2017-07-06 19:30:24 | 気候

まだ梅雨末期ではないが、中国から九州地方では梅雨末期豪雨の様相。

南の海上の熱帯低気圧や太平洋高気圧のふちから流れ込む暖湿気流が

梅雨前線付近で合流・収束して、雨雲が発達、気圧配置があまり変化せず、

同じ地域で雨雲が連続して発生し、東へと進む。『線状降水帯』

遠くベンガル湾からの湿った空気や、太平洋高気圧のふちからの暖湿気流が

直接流れ込む西日本では、梅雨末期の豪雨は線状降水帯が原因になることが多い。 

この暖湿気流は東日本までは流れ込みにくいので、同じ原因では東日本で豪雨に

なりにくいが、平成27年9月の関東・東北豪雨の原因は線状降水帯。

台風18号が日本海に抜けて温帯低気圧に変わり、日本海の低気圧に向かって

南の海上から暖湿気流が流れ込み、東の海上から本州に近づきつつあった

台風17号から流れ込む湿った空気とが関東地方で収束し、線状降水帯が発生し、

長時間持続してしまった。東日本で発生する線状降水帯は台風が原因になることが多い。

台風接近から通過後まで、台風の東側の地域では、たとえ台風の暴風域から離れた

地域であっても、線状降水帯の発生には警戒しなくてはいけない。

 中国・九州地方では大荒れの天気だが、東日本では、梅雨前線が伊豆諸島まで

南下し、神奈川県ではにわか雨の降ったところもあったが、晴れ間がのぞいた。

ツバメの親子。子ツバメはくちばしがまだ白い。

親ツバメが接近してくると、大きく口を開いてエサの催促。

先日は、巣立ったばかりのスズメの兄弟も電線で休んでいた。

 

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