気象予報士 村上繁郎のブログ

気象予報会社「ファインウェザー」の気象予報士です。身近な気象現象や季節の出来事などを気象予報士の目を通して綴ります。

ヤバい・・暖湿気流

2017-07-23 22:35:13 | 気候

23日昼過ぎ気象庁発表の、48時間先、25日、日本時間9時の高層の予想天気図(数値予報図)。

850hPaの風向風速と空気の湿り具合を予想している。

等値線が密集している東北南部には梅雨前線が停滞し、西日本から本州中部に湿った

空気が流れ込むことが予想される。

北陸地方のあたりの『354』の数字は空気に含まれる水蒸気の量を表す(単位はK)。

345K以上は大雨の目安になる。354Kはかなりデンジャラス。

同じ地域に継続して収束すると線状降水帯が発生し、豪雨の原因となる。

気象庁の解説資料でも「北陸地方と東北南部の日本海側を中心に、24日にかけて、

断続的に雷を伴った激しい雨が降り、非常に激しい雨が降る。」と、河川の氾濫や

土砂災害に厳重警戒、と注意を促す。

非常に湿った空気は、山にぶつかり上昇すれば雨雲を発達させる。本州中部の山沿いでは

25日にかけて局地的な大雨の降りやすい状態が続く。予報が難しい状況でもある。

 

神奈川県では降水量が少なく、過去30日の雨量は、小田原では平年比の21%の50.5mm。

箱根では平年比の24%の99.5mm。

雨が少ないため、アユの友釣りはいまいち。芦ノ湖では、周囲の山からの養分が流れ込まないため、

プランクトンが育たず、そろそろシーズンに入るワカサギの成長が遅れている。(芦乃湖漁協組合長談)

神奈川県ではややまとまった雨がほしいところ。

そのワカサギを主食にしている芦ノ湖のサクラマス。オスの個体だが、夏になり繁殖期が

近づいているのだろうか。体色が少し濃くなり(婚姻色)、口が曲がり、精悍な顔つきに

変わってきている。

 

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